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小僧のオススメ

ATOK for Android[Professional]をざっくりと使ってみた

2022年7月20日

スマートフォンのアプリの多くは無料で使用できるものが多い。
例えば、Microsoft社のWord、Excel、PowerPointだって Web版ならば、登録するだけで無料です。

Googleにログインしていれば、数多くのアプリが無料で提供されています。
日本語入力だって Google日本語入力 ならば かなり優秀なソフトウェアがスマートフォンだけではなくパソコンだって使えます。

そんな状況の中 日本語入力の老舗 ATOKは、サブスクリプション形式でソフトウェアを販売しています。

今回の小僧のオススメは、
ATOK for Android[Professional]をざっくりと使ってみた。
と題して、スマートフォンで優良な日本語入力が必要なのかどうか考えてみました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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ATOK Passport

ATOKは、日本のパソコン創成期から日本語入力の中心に存在していました。
数多くの日本語入力が存在しては消えてゆく中で 一太郎という かつてパソコン・ワープロの金字塔的なソフトウェアの日本語入力としてATOKが誕生しました。

このATOKは、購入してすぐにまともな日本語入力ができるものだったので 一太郎とともにデファクトスタンダードとなっていたのです。

しかし、時は流れ、Windowsをはじめ米国から 強力な黒船達が押し寄せる中でいつしかその位置を失います。
また、Google日本語入力という無料なのにめちゃくちゃ賢いソフトウェアが登場すると有料の日本語入力は、陰が薄くなってきました。

そんな中、IT小僧は、ATOKのサブスクリプションモデルであるATOK Passportを契約しました。

契約したのは、ATOK Passport プレミアム お値段は

年間 7,200円(税込 7,920円)
月額  600円(税込 660円)

このうち(気に食わなかったら止められるように)月額版を契約
※詳しくは、ATOK Passportのページを見てください。

主な内容というと

  • インストール可能台数 10台まで(Windows,macOS,Android OS,iOS)
  • ATOK Sync AP同期・バックアップ
  • ATOKキーワードExpress新語などの辞書配信
  • クラウド文章校正
  • 8カ国語クラウド翻訳変換
  • 広辞苑 第七版
  • 大辞林
  • ウィズダム英和辞典 第4版
  • ウィズダム和英辞典 第3版
  • 三省堂 故事ことわざ・慣用句辞典 第二版
  • 敬語のお辞典

こんな機能なくても困らない といえば 確かにその通りですが、文章書きとすれば、あるとないとでは大きな差があります。

スマートフォンだけでは、もったいない

たとえば、iPhoneとかAndroid端末しか持っていないとすれば、月額 600円(税込 660円)も払って高機能な日本語入力など必要ありません。

そもそもスマートフォン単体で多くの文章を書くわけではないのだから無料の日本語入力で十分です。

しかし、文章をパソコンなどのようにキーボードで書いている人は、調べたいことがあった場合、ブラウザで開く必要もなく使える辞書は重要なのです。

文章を書く事が多いブロガーIT小僧にとって これだけ使えて月額 600円(税込 660円)って そんなに高額とも思えないわけです。

つまり、ATOK高い と言っている人の多くは、用途を間違っているわけです。

自分もスマートフォンしか使っていなかったら 絶対に月額 600円(税込 660円)を払わないと思います。

スマートフォンで使ってみた

前回の記事で書いたのですが、長文を書いている人にとってATOKは、ストレスが少なく感じます。

誤入力もある程度修正してくれるようです。

なによりも連文節変換が優秀で誤変換も少ない。
ここは重要なポイントです。

よくネット上でATOKは、誤変換が多い と書いていいる人は、文節単位に変換している場合が多いと思います。

ATOKは、長文を書く人向けなので、単語ごとに変換をするのではその効果が発揮できません。
ということは、スマートフォンでは、その効果を体験するのは厳しいということになります。

事実、文節変換が多くなるので、ほかの日本語入力とそれほど大きな差を感じることができないと思います。

と言っても、タッチミスを自動補正したり(かやいいこねこ → かわいい子猫)と補正してくれたり、推測変換だったり、背景を変えたりして「見やすく好みの環境」にすることができます。

IT小僧は、背景を黒にして屋外でも見やすいように変更しています。

背景を黒にしてみました。

そのほかにも多くの特徴があるので ホームページで確認してください。

肝心の変換機能ですが、Windows版(PC版)と同じぐらい賢い連文節変換ができます。

バックキーの長押しで「左全削除」「単語削除」「DELETE」「右全削除」などスマートフォンで文章を格上で便利な機能がありますが、慣れないと消しすぎてしまいます。

変換スピードも早いし、フリック入力に関しては(Google日本語入力と比べて)IT小僧個人の感覚とすれば同じぐらいかな?
このあたりは、個人の好みに左右されるのでATOKがベストというわけでもありません。

また、ATOK特有のフラワータッチは、慣れなかったので通常の入力にしています。

主な機能は、ホームページにあるので確認してください。

ATOK for Android[Professional]
ATOK for iOS[Professional]

iOS版の革命的な入力画面

基本的に日本語入力は、優秀なのですが、iOSの入力画面で革命的な、矢印キーで文字を移動できるというモードに変更できます。

Android版と比べると 機能が減っていますが、それはiOSの制限があるということで妥協するしかありません。
iPhonaやiPadは、絶望的に日本語入力がダメです。
よく、iPhoneでATOKの悪口を言っている人がいますが、根本的に外部の日本語入力に規制をかけているのは、Appleということを覚えておいてください。

ですから、まともな文章を入力するのでしたら、iPhoneやiPadを使っては、ダメです。
※正確には、日本語の文章を書くデバイスとして失格です。
このあたりは、物書きの先輩が耽羅よく知っていることだと思います。

スマートフォンしか使わないのなら購入は微妙

ATOK Passport プレミアムは、年間 7,200円(税込 7,920円)、月額 600円(税込 660円)という費用がかかります。

ATOK Passport ベーシックプランというものもあって こちらは、Windows、macOS、Android OS(iOS版はなし)で PC版のような高機能な変換エンジンやクラウド辞書が付属しません。
価格は、月額 300円(税込 330円)となっています。

本格的に文章を書くとしたら ATOK Passport プレミアムをオススメします。
なにより、クラウド文章補正、クラウド辞書の存在は大きい。

これらの機能が必要なく、スマートフォンだけで使用するするとしたら、ATOKではなく、Google日本語入力をオススメします。

パソコンで文章を書く人だったら、一度は試してみる価値があると思います。

もう少し慣れたら また レビュー記事を書きます。

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