IT小僧の時事放談

脱Java 加速 日本建設情報総合センター(JACIC)と総務省「電子政府の総合窓口(e-Gov)」の対応

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今回のIT小僧の時事放談は、
脱Java 加速 日本建設情報総合センター(JACIC)と総務省「電子政府の総合窓口(e-Gov)」の対応
と題して、「脱Java」が加速するのでは?というニュースを
小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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Javaの現状

現在、Javaがどうなっているかをおさらいします。
以下は、すべて米オラクル社のJavaの話です。

  • Javaの開発・実行環境「Java SE 8」における商用向け更新版の無償サポートを2019年1月に終了
  • Javaの不具合や、修正プログラムの無償提供終了
  • 企業や組織がJavaを安全に使い続けるには、同社と有償のサポート契約を結ぶか、Javaを半年単位でバージョンアップが必要
  • 無料版のOpenJDKも提供されるが、サポート期間は、半年で終了、Javaを安全に使い続けるには、半年でバージョンアップを繰り返すしか方法ない。

詳しくは、以下のリンクを参照
https://www.oracle.com/technetwork/jp/articles/java/ja-topics/jdk-release-model-4487660-ja.html

※注意
古いバージョンのままでよければいいのですが、セキュリティやバグの対応はありません。
フロントでJavaを使っているところは、少ないと思われがちですが、この後、説明するお役所関係では結構使われているので要注意です。

以前、Javaの有償化についてブログにまとめた記事があるので詳しく記載してあります。

オラクル社がJavaを有料化 それって既定路線? Javaは、使われなくなるのでしょうか?

Javaという言語(環境)を知っていますか? Java このお茶(本当はCoffeeだと言われてますが)と同じ名前がついているコンピュータ言語(環境も含む)は、スマートフォン(主にAndroid)の開 ...

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日本建設情報総合センター(JACIC)の対応

建設業界向けシステムを運用する一般財団法人、日本建設情報総合センター(JACIC)は、
行政機関が電子入札システムを開発する際に必要な機能を提供するパッケージソフト「電子入札コアシステム」でJavaを使用しています。

仕組み

PCにICカードリーダーを接続して「電子入札コアシステム」でログインする仕組みになっていますが
このICカードによる認証や電子署名の処理が、Javaアプレットを使用しています。
つまり、この仕組を使い続けるためには、オラクル社に対しておカネを払い続けなければなりません。

別に古いままでも大丈夫じゃないの?

いいえ!
省庁や自治体は原則として情報セキュリティーポリシーによってサポート切れのソフトウエアを利用できないのです。

仕方なく特別契約

(オラクル社)Javaは、半年ごとに更新する方針を打ち出しているため、最新版に移行するたびに各省や全国の自治体が検証や導入を繰り返すのは現実的ではない。

そりゃそうだ!

半年ごとにシステム入れ替えなどできるわけがない!
「そんなところで税金を使うな!」
と言いたい。

そこで

コアシステムをJava以外の言語で刷新し、同システムの「脱Java」を推し進めたのだが、間に合いそうもないため

オラクル社の有償サポートの交渉に入ったが、条件(おそらく料金)が合わず、結局
「2018年8月に通常の料金表とは異なる英文の特別契約を結んだ(2年間限定)」と発表
※JACICはオラクルとの契約額は、未公表
※ライセンス数は30万ライセンスを上限

ようするに
「オラクル社に特別にまけてもらった」
というわけです。

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脱Java

オラクル社との2年間の特別契約が無事に終わったわけですが、この2年間の間に
コアシステム自体をJava以外の言語で刷新し、同システムの「脱Java」を進めることが決定しました。

電子入札コアシステム

参考までに「電子入札コアシステム」は、日本建設情報総合センター(JACIC)だけではなく
国土交通省や農林水産省、防衛省などのほか、47都道府県や全国の4割の市区町村でシステム開発で使用しています。

こちらも脱Javaになるとみられています。

総務省「電子政府の総合窓口(e-Gov)」の対応

総務省は、「e-Gov電子申請」というシステムにJavaを使用しています。

脱Java完了

こちらは、対応が早く すでに 脱Javaを進めていました。

  • クライアントのJavaアプレットを米マイクロソフトの基盤技術「.NET Framework」で刷新
  • 利用者はそれぞれのWebブラウザーから従来通りアプリを起動して電子申請ができる。
  • 2018年11月にWebサイトを通じて提供開始

e-Gov電子申請

「e-Gov電子申請」

  • 企業の社会保険・労働保険の手続きなど中心に、e-Gov電子申請を使用
  • 2017年度の電子申請件数は858万件

Webブラウザーからの利用と市販の財務会計ソフトウエアの外部連携API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)による利用がそれぞれ半数

e-Gov電子申請の利用者は申請データに電子署名をする必要がありここにJavaアプレットを使用していた。
オラクル社は、将来的にアプレットなどの処理形態を廃止する方針を出していたため、マイクロソフト社も「.NET Framework」で開発し、Javaに依存しない仕組みへと切り替えた。

総務省、やるなぁ! 
お役所にしては、対応が速い。

ついでにホームページのSSL化もしたほうがいいと思うよ。

その他の官公庁&地方自治体

認証にJavaを使った「電子入札コアシステム」を使っているお役者は、中央、地方合わせてかなりの数があると思います。

従来どおりにJavaを使ってオラクル社におカネを払うか?
それとも「脱Java」をするのか、実際には、もう間に合わないのでオラクル社におカネを払うんだろうな。

と言っても、遅かれ早かれ、「脱Java」は、急速に進むと思われます。

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企業

行政機関が「脱Java」にかじを切ることになったため、企業もこれに続くと思われます。
「脱Java」の流れは、加速すると思われます。

あるいは、オラクル社にカネを払ってサポートしてもらう。
ITの予算が潤沢ならばその選択は、賢いと思っています。
オラクル社が、サポートしてくれるわけですから 安心料として支払うことも選択肢としてあります。

そのためのサポート料金なのですからね。

目に見えないコスト

セキュリティに気を使わない「企業」は、古いJavaを使ったシステムを使い続けるんだろうなと思っています。
「脱Java」は、おカネがかかりますから、企業は、「目に見えないコスト」をかけたがらないでしょう。

仕方がない部分もありますが、セキュリティに穴があり、バグを抱えたJavaを動かし続けるしかないのかも知れません。

大きなトラブルが生じてからでは、遅いのですが、「何もないことを祈る」しかないのです。

戦略的にITを考えている企業ならば、投資せざる得ないでしょう。

脱オラクルも

中小企業を中心にオラクル社のデーターベースの保守料で悩んでいるところが多いと聞いています。

マイクロソフト社は、こういう企業に対して「脱オラクル」を仕掛けているのではないでしょうか?
クラウド(Azure)とセットで営業中かもしれません。

アマゾンもクラウド(AWS)とセットで「脱オラクル」を仕掛けています。
そもそもアマゾン自体が、「脱オラクル中」なのでこの後、さらに推し進めることでしょう。

オラクル社のJavaの有償化は、影響が大きく、顧客離れも続くでしょう。
オラクル社は、(売上を保つために)やがてMySQLも有償化してくることも考えられます。
そうなった場合、オラクル社のシェアは、確実に下がると思われます。

どうする ラリー・ネルソン(オラクル社 CEO)!

まとめ

無料という言葉で我々エンジニアや企業は、甘えてきた部分があります。
無料と言っても誰かがメンテナンスをしていたのです。

無料で人を集め、逃げられなくなってから有料
「良いとか悪いとかを言っているわけではありません。

「ただより高いものはない」
という先人の言葉が、21世紀の現代、しかもITやデジタル業界でもしっかり生きています。

お役所の方針に従うのがこの国の流れなので 一気に「脱Java」に進むと個人的に思っています。
Javaの案件は、今後減ることは確実です。
※もっとも旧システムのメンテナンスは、残るので完全に消えることはないでしょう。
 COBOLと同じ運命を辿ると思っています。

スマートフォンの開発は、ゲーム市場を中心にC#を使うところが増えてきました。
Xamarin(ザマリン)が、さらに進化すれば、iPhoneとAndroidの同時開発をするところが、さらに増えることでしょう。
※Xamarin(ザマリン)については、そのうちに記事にします。

Javaを中心としてきたエンジニアの皆さんは、仕事が減る可能性があるでしょう。
今のうちに他の言語や環境をまなぶことをオススメします。


Java is Still Free

Java is Still Free, but it costs money to keep quality.

「Javaは、まだ無料ですが、品質を維持するには、コスト=おカネが、かかります。」

開発するには、無料ですが、商用化するにはカネがかかるんですよ!
世界のJavaのトップクラスが執筆したJava is Still Freeというドキュメントを読んでください。
https://docs.google.com/document/d/1nFGazvrCvHMZJgFstlbzoHjpAVwv5DEdnaBr_5pKuHo/edit

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