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IT小僧の時事放談

完全ワイヤレスイヤフォンに新世代SoC(システム化されたICチップ)登場

2020年4月5日

パナソニック テクニクス カナル型 ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 防滴 ブラック EAH-AZ70W-K

完全ワイヤレスイヤフォンという いわゆる、独立型無線イヤフォンが流行っています。
コードがなく 煩わしさがない しかも音が良くなった。

その技術を根底から支えているのが、クワルコム社のSoC(チップ)とよばれるものです。

今回のIT小僧の時事放談は、
完全ワイヤレスイヤフォンに新世代SoC(チップ)登場
と題して新世代の完全ワイヤレスイヤフォンに期待という話です。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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完全ワイヤレスイヤフォン

左右のイヤホンがケーブルで繋がれていない"完全独立型のイヤホン
英語表記では、「True Wireless Steleo(TWS)」と呼ばれています。

その仕組については、以前ブログで説明しているので詳しく知りたいと思う方は、読んでやってください。

完全ワイヤレスイヤホンの仕組み クアルコム(Qualcomm)「TWS Plus」について

完全ワイヤレスイヤホン  ...

完全ワイヤレスイヤフォンがブームとなったのは、

アップル社のAirPods(エアーポッズ)

「耳からうどん」などと揶揄されていますが、iPhoneユーザーは、こぞって購入されてと思います。

AirPodsは、進化を続け Proという謎の名前がついた AirPods Pro では、ノイズキャンセルを売りに売れています。

もっとも音質については、Proとは、呼べないもので 「普通のイヤホン」とお考えください。

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クアルコム(Qualcomm)

Apple製品以外の完全ワイヤレスイヤフォンは、クアルコム(Qualcomm)社のSoc(システム化されたICチップ)を採用しているところが多いです。

長時間のバッテリー、高音質のaptX/aptX HDやアップルで使われているAACに対応しています。

専門的なことは、以下のリンク先で見ていただければわかりますが、このSocを搭載することで基本的なことができるので後は、各社の音質などの「味付け次第」ということになります。
https://www.qualcomm.com/products/qcc30xx-series

このクアルコム社(Qualcomm)からCQCC514x/QCC304xという2種類のSocが登場します。

CQCC514x/QCC304x

新世代のSocは、 TrueWireless Mirroring という機能が搭載されています。

簡単に説明するとこんな機能

  • 左右2つのうちの1方のイヤホンがホストのスマートフォンとBluetoothで接続
  • ユーザーがホストのスマートフォンとBluetoothで接続されている方のイヤホンを外した場合、ミラーリングされていた方のイヤホンが瞬時に自動的にホストのスマートフォンとBluetooth接続
  • TrueWireless Mirroringでは左右2つのイヤホンを1つのBluetoothアドレスで管理
  • これまでは、複数のチップが必要だった。1チップですむようになった。

もっと簡単に言うと、

  • 片方のイヤホンを外してストリーミング音楽の中断やユーザーのアクションを必要としないアクティブな音声通話
  • 単一のBluetoothアドレスを管理するように設計されているため、ユーザーがイヤフォンを電話にペアリングしているときに1つの「デバイス」として認識

ということです。

まだまだありますよ

  • 65mAhの電池1つで最大で13時間の音楽再生が可能と長時間
  • アクティブ・ノイズ・キャンセル機能「Hybrid Active Noise Cancellation」を専用ハードウエアとして実装

となっています。

Qualcomm Bluetooth chips designed for wireless earbuds, QCC514x ...

QCC514xシリーズ

さまざまな音声アシスタントサービスのウエークアップコマンドを自動認識可能
https://www.qualcomm.com/products/qcc5144

QCC514xの機能ブロック図 Qualcommの図

QCC514xの回路図です。

QCC304xシリーズ

押しボタンで音声アシスタントサービスを選択
https://www.qualcomm.com/products/qcc3040

プレミアム or ミッドレンジ/エントリー

QCC514xがプレミア製品向け、QCC304xがミッドレンジ/エントリー製品向けと分けられています。

https://www.qualcomm.com/products/features/truewireless

発売は、もう少し先なので、このSocを搭載したワイヤレスイヤフォンも時期登場するでしょう。

いい音を聞くために

スマートフォンでよい音質で音楽を聞くには、Android端末やSONYのWALKMANをオススメします。

また、iPhoneでもイヤホンを変えることで音質がかなり改善されます。

iPhoneだから AirPods と決めてしまうには、もったいない。

音質フォーマットが違う

コーデックという音を転送する際の音声圧縮形式が、iPhoneとAndroid端末で違いがあります。

Android端末では、SBC/apt-X/apt-X HDが採用されているものが多く
一方iPhoneでは、SBC/AACとなっています。

SBC
標準音質/転送速度優先
遅延:220ms

AAC
高音質/高圧縮
遅延:120ms

apt-X
高音質/低圧縮
遅延:70ms

apt-X HD
高音質/低圧縮
遅延:105ms

LDAC
高音質/低圧縮
遅延:非公開 (遅延多い)

aptX、aptX HDのどちらもAACより遅延が少ないことも特徴です。

特にaptX HDの場合は、伝送可能なサンプリング周波数が、最大48kHzになり、量子化ビット数は24bitへと拡大されます。

aptX HD    48kHz/24bit
SBC/AAC/aptX 48kHz/16bit

つまり aptX HD は、音の表現力で256倍の差が生じる可能性があります。

もっとも音楽は、人それぞれで嗜好の問題もあるので どっちがよいとは 一概には言えません。

つまり、AirPodsは、思ったほど音が良くないということです。
ノイズキャンセラーが注目されているけど、他社のイヤホンを一度使ってみるとはっきりとわかります。

例えば、SONY WF-1000XM3 最近では、話題のPanasonic(Technics) EAH-AZ70W あたりを試すとわかると思いますので
良い音で音楽を楽しみたいひとは、試してみる価値があります。

EAH-AZ70Wは、非常に評判がいい

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SHUREから決定版登場

とここまで記事を書いていたらSHUREから決定版とも言えるイヤホンが登場してきた。

SHUREの完全ワイヤレスイヤフォン

SHURE AONIC 215

手持ちのイヤフォンと取替ができるSHURE
形状からすると外れにくいと思われる。

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SHUREの215(有線)をもっている自分は、現在このケーブルでワイヤレスを実現しているけど完全ワイヤレスのAONIC 215は、興味あるな。

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まとめ

良い音を聞くためには、イヤフォンを変えることが手っ取り早く、驚くほど変わります。

また、音楽をより「いい音」で聞くためには、音源も重要となるし、スマートフォンだったら、aptX HDに対応しているかどうかチェックしてみることも重要です。

また、iPhoneもイヤホンを変えることで想像以上の良い音を聞くことができます。
iPhoneだから 「AirPods」と決めつけないでいろいろなイヤホンを検討してほしいと思います。

クアルコム社のCQCC514x/QCC304xシリーズを搭載した完全ワイヤレスイヤフォンイヤホンがいつ登場するかわかりませんが、SHURE AONIC 215があります。

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完全ワイヤレスイヤホンの進歩は加速度的で価格も下がってきました。

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