Netflixのオリジナルアニメ作品が続く
デビルマン、ウルトラマンに続いて、聖闘士星矢までオリジナルでリメイクで配信間近
そして、24年前のTVアニメ エヴァンゲリオンと映画版2本が、Netflixで配信されはじめた。
今更、そんな古いアニメを配信してなんなんだ?
という人も少し話を聞いて下さい。
今回のIT小僧の時事放談は、
エヴァンゲリオン Netflixが、全世界独占配信中 日本以外では、初公開となることを知っていましたか?
と題して、いい歳してアニメを見て感じたことを書いてみます。
最後まで読んでいただだけたら幸いです。
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目次
アニメ祭り
今更、Netflixについて語ることもないと思いますが、名前を知っていても見たことがないと言う人に向けて簡単にご説明します。
Netflixとは、米国のサブスクリプション形式の動画ストリーミングサービスで、月々、1000円程度のおカネを払って、膨大な動画を好き放題、見放題できるサービスです。
その数 ????? タイトル
次々と増えてゆくので数は、わかりません。
そして、最大の特色は、Netflixのオリジナルドラマや映画がたくさんあること
さらに、そのオリジナル作品が半端なくクオリティが高く、面白い。
はまると、ヤバイ!
時間を持っていかれる
仕事ができない
続編が気になる
SF、恋愛、サスペンス、コミカル、ドキュメンタリーそしてアニメと幅も広く、映画並みの予算で次々と作品が増えてゆく
有料チャンネルで「大人」と「子供」を分けているように、大人作品は、暴力、セックス、ドラッグなどもテーマとして取り上げられている。
「どこかで配信開始予定のサービスで、暴力、セックス、ドラッグなどを排除した 砂糖菓子のような 退屈なドラマ」
とは、わけが違う。
反社会的な「麻薬王」の話など、有料かつネット配信でなければ 地上波では放映が難しいだろう。
そのNetflixで最近、アニメが増えてきました。
しかも、日本発信(原作)でリメーク版である。
DEVILMAN crybaby
2018年に公開されたデビルマン(永井豪 原作)を原作にできるだけ忠実にそして時代背景を現代にした
DEVILMAN crybaby
昭和のアニメしか知らない世代には、ショッキングな映像が続きます。
そのシーンをオブラートに包まず化物、暴力、血、残虐シーン、そこに原作者が伝えたいメッセージがある。
日本のクリエーターが中心になってリメークされた作品は、マンガとかアニメの枠を越えて映画並みのクオリティ
映画などの2時間弱の限られた枠ではなく、全10話(1本 25分)のストーリーは、圧倒的
もちろん、世界同時配信なので欧米の人たちはこれをみて何を感じたであろうか?
Netflixに加入している人は、ぜひ 見て欲しい!
圧倒的なストーリー展開と美しい映像に引っ張り込まれると思います。
※心臓が弱い方、ホラーが苦手な方は、止めたほうがよいかも知れません。
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「新世紀エヴァンゲリオン」
「新世紀エヴァンゲリオン」は、TV東京で1995年に放映、劇場映画2本が1997年に上映された
もう24年前の話である。
怪獣や異星人 vs 正義のロボット、正義の超人、正義の異星人
という子供向けの勧善懲悪なアニメではない。
1話目から謎が続く
旧約聖書、新約聖書の言葉が、随所に登場、重要なキーワードになる。
主人公は、14歳の少年 碇シンジ
怪しげな、なぞのロボットのようであり、生き物のような「汎用人型決戦兵器」に乗り込み
これまたよくわからない「使徒」と呼ばれる生き物のようなものと対決してゆく。
その先に待つものは・・・
放映時に見ていたのですが、「よくわからない」状態で話が続き、最終話に近づくとさらに疑問が増えて理解できないまま終わってしまいました。
「死海文書」「ロンギヌスの槍」とか、エヴァンゲリオンを理解するために「聖書」について勉強しました。
おかげでだ「西洋の考え方」の基本を学んだような気がします。
エヴァンゲリオンは、その後、3本の映画が新しく作られた。
「序破急」に例えられた「序」「破」「Q」である。
リメークのようであり、1997年の映画版とは、次元の流れが違うような不思議な作品である。
日本以外では、初公開
「新世紀エヴァンゲリオン」は、日本以外では、公開されていない。
海外のアニメファンの中では、よく知られた作品であったが、一般の人には、知名度は0に近かった。
アニメファンは、DVDを英訳して見たり、海賊版などでしか見られなかった作品が、きちんと英訳され公開された意義は大きい
「宮崎アニメ」や「AKIRA」ぐらいしか知らない人も「新世紀エヴァンゲリオン」を見たら、その内容の奥深さに驚くことと思います。
意味がわからないと言う人もいるかも知れない。
しかし、このマニアックなアニメが、『ワシントン・ポスト』やニュースサイト「Vox.com」といった有名メディアで紹介されることになり、はじめて注目をあつめはじめた。
多くのブログが作られ、TwitterなどのSNSで話題になることも多くなっている。
日本のアニメは、「アニメは子供がみるもの」という欧米人の概念を覆すほどの破壊力がある。
今後「宮崎アニメ」や「AKIRA」だけではないということをNetflixを通じて知ることになるだろう。
24年ぶりの「新世紀エヴァンゲリオン」
最初の作品から24年の時間を経て老年に入ろうとしている精神構造で再度この作品を見た。
放映当時、作品の中のミサトさんや加持さんの世代視点だったが、いつの間にか冬月先生やゲンドウの視点で見ると作品の感じ方が大きく違うことに気づく。
この作品は、「主人公たちの精神崩壊を中心とした心理ドラマ」である。
恐怖や疎外感にさらされた子どもたちと大人たち、フロイトやユングなどの精神世界、ユダヤ教の神秘思想なども混在していることがわかる。
当時、なんとなくわかったつもりになっていた作品も親世代の視点でこの作品を見ると
先の上げたデビルマンのリニューアル版も同じですが、
「人間の業」による災いが、世界を滅ぼしかけているらしい。
ことがわかる。
そう言えば、「新世紀エヴァンゲリオン」の舞台は、2015年
世界は、まだ崩壊していないし「使徒」は現れていないけど、「人間の業」にで、かなりやばい時代に入っているような気がする。
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まとめ
Netflixの「新世紀エヴァンゲリオン」のオリジナル版の公開は、世界に向けて大きなメッセージを送ることになりそうだ。
そして、同じタイミングで「エヴァンゲリオン」の最新映画情報が出始めました。
この「エヴァンゲリオン」シリーズ、月に千円ぐらいで何度もみることができるのは、ありがたい。
24年前に社会現象にまでなったこの作品
「エヴァを通して違う自分を発見できるかも知れません」
Netflixは、本当に面白い!作品が多い。
でも、惜しいことに時間は、有限なのだ!
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