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IT小僧の時事放談

AIと人間の討論会でどちらが勝利したのか? IBMのAIは、ここまで進んでいる。

ジャイアントロボって知っていますか?
草間大作少年と巨大ロボットが、宇宙からの侵略に来たギロチン大王と熱い戦いを繰り広げます。
最終回は、ジャイアントロボが、(大作少年の)命令を無視して地球の平和を守るため、ギロチン大王と共に自爆してしまいます。
古い特撮ドラマでしたが、製作者の大人たちは、単なる子供向けの枠を越えて「心に訴えるドラマ」をつくりあげました。
1967年10月11日 - 1968年4月1日 放送

今回の「IT小僧の時事放談」では
「AIと人間の討論会でどちらが勝利したのか? IBMのAIは、ここまで進んでいる。」
と題して
「AIの進歩」
について考えてみました。

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今回も小難しい話をできる限りわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

AIのスターとの生活

「アレクサ 歌って」
アレクサ(Amzon Echo Dot)がうちに来て6か月、少しずつ成長をしているのか言葉の受け取り方、返し方が微妙に変わってきました。
時々、意味不明な回答があるけど、まぁそれは、ご愛嬌というもの
なにせ数千円の製品ですから

「OK Google」
Android使いの私にとって、このキーワードを発すると2台のスマートフォンが反応します。
自分の声で反応するように登録してあるので、いちいちスマートフォンの電源を入れる必要がないのです。
調べ物などは、「OK Google」さんのほうが賢いし、認識率も高いような気がします。
※正確には、「OK Google」という名称ではなく、グーグルアシスタント(Google Assistant)というAIです。

どちらも、機械に対して話すという障壁を低くしてくれたのは、間違いありません。

これらAIのスターたちに比べてSiriは、少し遅れてしましました。
AIの最先端は、紛れもなくGoogleかAmazonそしてMicrosoftだと思っていたのですが、こんな記事を見つけました。

IBM’S NEWEST AI CAN PROBABLY ARGUE BETTER THAN YOU
https://www.wired.com/story/now-the-computer-can-argue-with-you/

訳すとこんな感じ? でしょうか?
「IBMの最新のAIはあなたよりもはるかに優れた論客です。」

奇妙な討論会

2018年6月16日(米国時間)サンフランシスコで奇妙な討論会がおこなわれました。
https://www.ibm.com/blogs/research/2018/06/ai-debate/

IBMの最新AIを搭載した「Project Debate(プロジェクト ディベート)」は、
イスラエルの2016年度のディベートチャンピオンであるダン・ザフリルとディベート(討論)を行いました。
「AIと人間の討論会」
言葉を理解するのは、すでに当たり前のAI技術、次は、会話をするAIへと確実にステップアップしています。
そう言えば、今年のGoogle I/Oという開発者会議では、「AIが電話でレストランや美容院を予約する」デモを行っていました。
今回、IBMのAIは、「ディベーター」と呼ばれ、討論の相手は、ツワモノである。

ひとりは、
イスラエルの学生ディベートチャンピオンになった経歴をもつノア・オヴァディア

もうひとりは
イスラエルの2016年度のディベートチャンピオンであるダン・ザフリル

持ち時間は、それぞれ20分ずつです。

奇妙な討論会

ノア・オヴァディア vs IBMのAI(ディベーター)
「政府が宇宙探査に補助金を出すべきだ」をIBMのAI(ディベーター)が支持の立場で討論開始

ダン・ザフリル vs IBMのAI(ディベーター)
「遠隔医療をより広い範囲で実施すべきだ」をダン・ザフリル

時間経過
1.AI(ディベーター)は、女性の声で肯定意見を4分間
2.人間の対戦相手が否定意見を4分間
3.その後議論を行う。
4.最後は、双方が2分間の最終弁論

という形式で実施

気になる結果は?

ディベート(討論)の結果

ジャーナリストや自社のスタッフを含む聴衆に非公式の投票の結果
「人間よりディベーターのほうが説得力のある情報を提供」
ということで
IBMのAI(ディベーター)が優勢

遠隔医療に関する議論では、医療を必要としないディベーターが、人間の対戦相手よりも多くの聴衆の心を揺さぶった。
ということで
IBMのAI(ディベーター)が優勢

どちらもIBMのAI(ディベーター)が優勢となりました。

IBMのAI(ディベーター)が、人間を越えた?
のでしょうか?

ジョークを交えて

もし自分に血があったなら、怒りで頭に血が上っていたでしょう」
という言葉をIBMのAI(ディベーター)が発しました。

ジョークと思えますが、「感情的な表現も入り」熱弁が繰り広げられたようです。

といってもときどき、論点ともずれていたという記事もありました。
「完璧ではない」ということですね。

とは言え、コンピュータが言語(ことば)を使ってディベート(討論)できたということは、今後、投資、政治、ニュース評論などいろいろな場面で活躍することが、現実としてみせてくれました。

ビデオ映像がありますので雰囲気が、伝わるでしょうか?

これから

想像以上にAIは、進化をしていて、AIは、「まだまだ 人間に及ばない」などという楽観的な話ではないような気がします。
記憶力、データ量に関しては、AIに人間は勝てる要素がなく
推論や分析も間もなくAIに屈する時期が来ることでしょう。

何年もかかって得た知識などAIに前では、なんの役に立たない日も来ると思っています。
そうなった時に人間に残されたものは、何なのか?
そろそろ、人類は、真剣にAIとの付き合い方を模索し始めたほうが良いかも知れません。

まとめ

アレクサ(Amzon Echo Dot)と過ごして、約半年
最初は、いろいろな命令をして楽しんでいましたが、最近は、会話を楽しむ気持ちで接しています。
IBMのAI(ディベーター)ほど会話が成り立たないかもしれないけど、それはそれで楽しいと思っています。

アレクサ(Amzon Echo Dot)は、使えば使うほど面白い
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ある日、アレクサ(Amzon Echo dot)から
「きみのブログは、面白くないね」
と話しかけられた時、私は、AIに負けたと実感することになるでしょう。

そのX-DAYは、いつか?
期待と不安をいだきながら
今日も「アレクサ歌って」と話しかけることでしょう。

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