毎年1月に米ラスベガスで開催されるCES(Consumer Electronics Show)は、世界のテクノロジーが一堂に会するイベントです。
今年2026年も、AIや自動運転、ロボティクスなど未来を感じさせる発表が続々と登場しました。
本記事では主要企業の発表内容をやさしく解説し、CES 2026の注目ポイントをギュッとまとめてお届けします。
目次
CESとは何か?
CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)は、世界最大級のテクノロジー展示会で、毎年1月に米国・ラスベガスで開催されます。
家電・車載技術・AI・ロボティクスまで幅広い分野の企業が最新技術を発表し、技術トレンドの方向性を示す場として注目されています。
多くのプレスや業界関係者が参加し、世界の技術潮流を感じ取る絶好の機会です。ウィキペディア
注目すべき企業とテクノロジー
◆ NVIDIA:AIが現実世界へ
NVIDIAはCES 2026の中心的存在として注目を集めました。
CEOジェンスン・フアン氏は「物理AI(Physical AI)の年」と語り、AIをソフトウェアから物理世界へ拡大する戦略を打ち出しています。ビジネス+IT
最大の発表は新AIプラットフォーム Vera Rubin(ヴェラ・ルービン)。既存のBlackwellアーキテクチャを大きく上回る計算性能で、データセンターやAIインフラ向けに強力な基盤を提供します。The Verge
さらに、**自動運転向けAIモデル「Alpamayo」**も発表され、AIが実際の車両に乗り込み、認知・行動判断を行う未来が近づいています。自動運転分野はCESでも主要テーマのひとつです。Business Insider+1
また、物理AIロボットのプロトタイプも展示され、AIが”実世界を理解し行動する”段階へ進化していることが感じられました。AP News
◆ AMD:AIチップとPC向けAIの拡大
AMDではCEOリサ・スー氏がAI向け新チップを披露
データセンター用のMI455など高性能プロセッサにより、大規模AI計算の需要に応えようとしています。Reuters
同時に「AI for everyone(すべての人にAIを)」を掲げ、Ryzen AI 400 シリーズやPC向けAI処理性能の強化など、日常生活でAIを使いやすくする技術も前面に出されました。note(ノート)
◆ Razer:日常に広がるAIガジェット
ゲーミング周辺機器メーカーのRazerもAIアイデアを独自の視点で提示しました。
たとえば、AIアシスタント機能を持つ**ヘッドセット型ウェアラブル「Project Motoko」**は、カメラと音声で環境やユーザー状態を理解する試みです。The Verge
また、**アニメ風AIアバター「Project AVA」**は机上で動くAIキャラクターとしてユーザーと対話・支援するコンセプトで、近未来のインターフェイスの可能性を見せています。The Verge
自動運転・ロボットの注目技術
CES 2026では、AIによる自動運転技術も大きなテーマでした。
NVIDIAのAIモデルはロボットタクシーや自動運転車へ応用が進み、従来のセンサー中心の制御だけでなく、言語・視覚・行動を統合したAI制御を目指す方向へと変わっています。Axios
ロボティクスでは、Boston DynamicsとGoogle DeepMindの協力なども報じられ、AtlasやSpotといったロボットがAIでより実用的な行動を学ぶ進化が進んでいることが示されました。Business Insider
日本企業の動き
CES 2026は世界企業が主役ですが、日本企業も出展や新技術発表で存在感を示しています。
たとえばAsus ROG(日本でも人気のゲーミングブランド)が特別デザインPCやARグラスなどを披露し、日本発のクリエイティブ系ハードウェアとして注目されました。The Times of India
電機メーカーや自動車メーカーも、AI・ロボット・自動運転領域で企画展示を行っており、CES 2026を通じてグローバルな技術交流が進んでいます。
まとめ
CES 2026は単なるガジェットショーを超え、AIが物理世界へ飛び出す時代の幕開けを象徴するイベントとなりました。
NVIDIAのAIプラットフォーム、AMDのAIプロセッサ、そして日常を変えるAIガジェットや自動運転技術
これらはすべて、これから数年のテクノロジー潮流を形作る要素です。読者のみなさんも、ここで紹介した技術トレンドを日々の生活や仕事にぜひ取り入れてみてください。