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IT小僧の時事放談

「ネコ科動物ネタ切れ」 注目されたのは見た目と命名規則 WWDC 2025


ワクワクしなくなってしまったAppleのWWDC
Apple大空くYouTuberも動画をつくるのに困っているかも知れません。

ということで今回もApple信者のみなさんには、辛辣な記事になるかも知れません。

今回のIT小僧の時事放談
ネタ切れ AI遅れで 注目されたのは見た目と命名規則 WWDC 2025
と題して Appleだけじゃないけど スマートフォンやデジタルデバイスのネタ切れというお話です。

WWDC 2025 あれ? Apple Intelligenceは?

デベロッパー会議(Developer Conference)なのでiPhoneなどの新製品発表会と違い 地味な話になるのは仕方がない。

しかし、Google I/Oなど他のテック企業に比べて今回もAppleの発表は地味であった。

  1. OSのデザインの全面刷新
  2. 進化したiPhoneの電話やメッセージ
  3. iPadの“ほぼMac化
  4. ゲーム体験を変える「Apple Games」
  5. より賢くなるwatchOS
  6. Apple TVのインターフェイスも刷新
  7. macOSはiPhoneと密接に連携
  8. visionOSはさらに空間コンピューティングに最適化
  9. 競合に追い付いてきた「マップ」
  10. CarPlayにもウィジェット

あれ? Apple Intelligenceは?
日本の報道では。

AI機能「Apple Intelligence」は進化を続け、リアルタイムの会話翻訳や迷惑電話の自動応答など、実用的な新機能が多数登場

と進化を続けているという話で たしかにそうなんですが、WWDCの開始直後にAppleの株がダウン

Still no AI-powered, ‘more personalized’ Siri from Apple at WWDC 25

海外テクニカルブログで有名なTechChcruncd(テッククランチ)のトップニュースが

Still no AI-powered, ‘more personalized’ Siri from Apple at WWDC 25
日本語にすると
「Apple、WWDC 25でAI搭載の「よりパーソナライズされた」Siriを発表せず」
ということでしょうか?

記事を見てみよう

At this year’s Worldwide Developers Conference (WWDC 25), Apple announced a slew of updates to its operating systems, services, and software, including a new look it dubbed “Liquid Glass” and a rebranded naming convention. Apple was notably quiet on one highly anticipated product: a more personalized, AI-powered Siri, which it first introduced at last year’s conference.

Appleは今年の世界開発者会議(WWDC 25)で、OS、サービス、ソフトウェアのアップデートを多数発表しました。その中には、「Liquid Glass」と名付けた新しいデザインや、ブランド名を刷新したネーミング規則も含まれています。しかし、昨年のWWDCで初公開された、よりパーソナライズされたAI搭載のSiriという、非常に期待されていた製品については、Appleは特に沈黙を守っていました。

TechChcruncd
https://techcrunch.com/2025/06/09/still-no-ai-powered-more-personalized-siri-from-apple-at-wwdc-25/

今回、Siriは、放置ということになり、一時しのぎでChatGPT連携ということでお茶を濁してきました。

The time frame of “coming year” seems to indicate that Apple won’t have news before 2026. That’s a significant delay in the AI era, where new models, updates, and upgrades ship at a rapid pace.

「来年」という時間枠は、Appleが2026年までニュースを発表しないことを示唆しているようだ。これは、新モデル、アップデート、アップグレードが急速に出荷されるAI時代においては、大きな遅れとなる。

今回の発表では。Siri つまりアシスタント機能についての発表はなかったわけで その理由として開発の遅れが言われていた。

Apple officially announced in March it was pushing back the launch, saying the Siri update would take longer to deliver than anticipated. The company also pulled SVP of Machine Learning and AI Strategy John Giannandrea off the Siri project and put Mike Rockwell, who had worked on the Vision Pro, in charge.

The shake-up indicated the company was trying to get back on track after stumbling on a major release. It also suggested Apple’s AI technology was behind that of rivals, like OpenAI, Google, and Anthropic, worrying investors.

Appleは3月に、  Siriのアップデートが予想よりも時間がかかることを理由に、発売を延期することを正式に発表した。また、機械学習・AI戦略担当シニアバイスプレジデントのジョン・ジャンナンドレア氏をSiriプロジェクトから外し、Vision Proの開発に携わったマイク・ロックウェル氏を責任者に任命した。

この人事異動は、同社がメジャーリリースでつまずいた後、軌道修正を図ろうとしていることを示唆している。また、AppleのAI技術がOpenAI、Google、Anthropicといった競合他社に遅れをとっていることを示唆し、投資家を不安にさせた。

このあたりが、株式に影響している

At this year’s WWDC, the company continued to make other AI promises, including developer access to the on-device foundation models, live translation, upgrades to Genmoji (in addition to aforementioned Image Playground), Visual Intelligence improvements, an AI “Workout Buddy” for Apple WatchAI in Xcode, and the introduction of an updated, AI-powered version of its Shortcuts app for scripting and automation.

今年の WWDC で、同社は  デバイス上の基盤モデルへの開発者のアクセス、ライブ翻訳、Genmoji のアップグレード (前述の Image Playground に加えて)、Visual Intelligence の改善、Apple Watch 向けの AI「Workout Buddy」 、 Xcode の AI、スクリプトと自動化のための AI を搭載したショートカット アプリのアップデート版の導入など、他の AI 関連の約束も引き続き行いました。

TechChcruncd
https://techcrunch.com/2025/06/09/still-no-ai-powered-more-personalized-siri-from-apple-at-wwdc-25/

AIを搭載したアプリはあっぷでーとされたが、アシスタント機能としてGoogleなどに大きく遅れてしまった。

ということである。

このあたりは、国内のテックニュースでは流れていませんが、欧米のニュースサイトでは大きく取り上げられています。

TechChcruncd
https://techcrunch.com/2025/06/09/still-no-ai-powered-more-personalized-siri-from-apple-at-wwdc-25/

日本では、日経新聞は報じていました。
NY株ハイライト Apple、開発者会議も一時1.9%安 AI活用遅れ「投資家しびれ」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL100870Q5A610C2000000/

WWDC 2025: Everything announced, including Liquid Glass, Apple Intelligence updates, and more

と言ってもSiriを除けば、多くのアプリは、AIとの融合を果たしている。

WWDC 2025: Everything announced, including Liquid Glass, Apple Intelligence updates, and more
https://techcrunch.com/2025/06/09/wwdc-2025-everything-announced-including-liquid-glass-apple-intelligence-updates-and-more/

WWDC 2025:Liquid Glass、Apple Intelligenceのアップデートなど、すべての発表

詳しくは、リンク先を見てください。
Siri以外では、多くの発表がありました。

ネコ科動物ネタ切れ

mac OSの名称が、Mavericks(一匹狼)になった。
「ネコ科動物ネタ切れ」でSNSが話題になったぐらい 今回のWWSCの話題がない

同じように スマートフォンやデバイスのネタ切れは、Appleだけではなく 多くのデバイスは、AI頼みでなんでもかんでもAI便り
誰でも簡単にイラストや動画を作成することができるようになり、難しいプログラムも指示さえ的確だったら 数秒で答えを出してくれる時代となりました。

問い合わせもブラウザから検索する時代は終わり、AIに問い合わせたほうが、より的確な回答を得られます。

AIで言えば、OpenAI、Google、Microsoftなど先行する企業があって、自社のOSやソフトウェアに組み込まれ、当たり前のようにAIの助けを借りることができるようになっています。

その最たるものが、Siriのようなアシスタント機能なわけですが、そのアシスタント機能において Gooleなどから大きく遅れてしまったというわけである。

Android端末の世界では、今回、Appleが出してきた多くは、最低でも1年前に実現しているわけで、やっとiPhoneでも使えるか?
という状況

「ネコ科動物ネタ切れ」 注目されたのは見た目と命名規則 WWDC 2025」
というタイトルは、そういう意味でなのです。

それでいいのか?
守るだけでいいのか?

革新的なことで翌日のYahoo!ニュースのトップを飾るのがAppleではなかったのか?

「ネコ科動物ネタ切れ」の命名規則が話題になるようでは・・・

大丈夫か? Appleさん

-IT小僧の時事放談