人の脳を使ったバイオコンピュータ
もはやアニメやSFの世界ではなく 商用化されつつある
目次
人間の脳細胞を使った「世界初の商用バイオコンピューター」が登場
Gigazineより 2025/03/05
人間の脳細胞を使った「世界初の商用バイオコンピューター」が登場
オーストラリアのスタートアップであるCortical Labsが、世界初の商用バイオコンピューターとなるCL1を発表しました。培養した人の脳神経細胞をシリコンチップにつなぐことで、AIをはじめとするニューラルネットワークによる計算を行うことが期待されています。
Cortical - CL1
https://corticallabs.com/cl1.htmlWorld's first "Synthetic Biological Intelligence" runs on living human cells
https://newatlas.com/brain/cortical-bioengineered-intelligence/Melbourne start-up launches 'biological computer' made of human brain cells - ABC News
https://www.abc.net.au/news/science/2025-03-05/cortical-labs-neuron-brain-chip/104996484Cortical Labsが取り組んでいるのは「Minimal Viable Brain(最小実行可能脳)」の開発です。これは、人の神経細胞を最小限使ってバイオエンジニアリングに応用するという考え方です。
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人間の脳細胞を使った「世界初の商用バイオコンピューター」が登場 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20250305-cortical-labs-cl1/
これって 誰の脳細胞なんだろう?
と思いますよね
記事には。
血液サンプルから作られた誘導多能性幹細胞(iPS細胞)から培養された神経細胞をシリコンチップ上に配置し、ニューラルネットワークを形成しているのが特徴で、外部コンピューターなしで動作する初めての生体ニューロンシステム
と書かれていて 誰の欠鋭気は明記されていない。
実際のコンピュータの外観はこちら👇
Silicon meets neuron
本体は靴箱よりやや大きい程度の箱形
1つのラックに30基単位でサーバーユニットを形成でき、消費電力はラック全体でも約850〜1000Wに抑えられるとのこと。
価格は1ユニット当たり3万5000ドル(約520万円)からとなっています。
すでに販売されていうるということが注目です。
注目は、エネルギー効率
以前、書かれて記事のよると AIより速いという発表がありました。
Cortical Labsは2022年に人の神経細胞を使ってビデオゲーム「Pong」をプレイする「DishBrain」を開発したことで注目を集めました。
実験室内で培養した人の「ミニ脳」にゲームをプレイさせることに成功、AIよりも速いわずか5分で習得 - GIGAZINE
しかし、注目性べきは、速さというより 現在のAIが使用する莫大なエネルギーを必要としないということです。
CL1が従来のAIシステムと大きく異なる点はそのエネルギー効率。また、従来のAIシステムは大量のデータから学習する必要がありますが、CL1のようなバイオコンピューティングシステムは少量のデータから複雑な判断を下す能力を持っているとのこと。これは、人やマウス、猫、鳥などが少量のデータから推論できる能力と類似しているとCortical Labsは説明しています。
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人間の脳細胞を使った「世界初の商用バイオコンピューター」が登場 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20250305-cortical-labs-cl1/
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また、Ai企業への投資もすさまじく
それって 投資の回収ができるのでしょうか?
もはやSFではない
バイオコンピュータが、現在の莫大に消費するAIに対向できるのかどうかは、わかりませんが、
もはや SFでもなんでもない 世界がそこにある。
それって 人類にとって利益をもたらすのかどうか?
誰にもわからない