Googleって不思議な会社だなといつも思います。
インターネットで得た情報を使って広告をする会社
なんですが
いろんなことをやっています。
これは、お金になるの?
というような
金の臭いのしないプロジェクトがたくさんありそうです。
いや、もしかしたらお金になるかも知れないと考えているのかも知れません。
今回の
「IT小僧の時事放談」
では
「AIは、モーツァルトになれるのか? Googleの新しいおもちゃ「NSynth Super」」
と題して
「AIがもたらす音楽の可能性」
について考えてみました。
今回も小難しい話をできるだけ簡単に解説しながらブログにしました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
スポンサーリンク
目次
AIによる演奏会
AIというキーワードが、普通にTVのニュースで報じられています。
つい、一年前とかなり変わりました。
それほどAIを使ったテクノロジーは、生活のなかに入ってきました。
私のところにもAmazon Echoが、キーワードを発するたびに
何か反応してくれます。
「なんだかよくわかりません」
とか
「今度勉強しておきますよね」
とか
「34分にタイマーをセットしました」
とか
暇つぶしや実用的に便利なのですが、もう一歩進んで、何気な会話に反応します。
「アレクサ うたって」
すると
「テクノロジー♪ テクノロジー♪」
と流暢な日本語で唄ってくれます。
「アレクサ うたうまいね」
と褒めると
「もっと言ってください。新しい曲をつくってもらえるかも知れません」
1月には、「テクノロジーの曲」だけでしたが、いつのまにか
「新曲がふえていました」
レパートリーがいつの間にか増えてゆく
学習もしているのだろう
これだけでもAmazon Echo買ってよかった。
これまでとは。違うAI音楽
AIの演奏は、これまで人間とAIとのデュエットやオーケストラの楽器のパートを演奏したりしています。
つまり、人の代わりを演じていました。
今回、Googleが開発した「NSynth Super」というシンセサイザーは、これまでの音楽AIとは違っています。
NSynth Superは、
研究プロジェクト「Magenta」の一環としてつくられています。
Googleの人工知能(AI)研究プロジェクト「Google Brain」のうち、芸術や音楽の創作における機械学習の役割を探るプロジェクトに所属しています。
NSynth Superは、AIによって「今まで聞いたことのない音」を造り出します。
仕組みは、さまざまな楽器を学習してそれらの要素を混ぜ合わせることで「新しい音」が生まれてきます。
論より証拠で動画を観てください。
オープンとRaspberry PI
NSynth Superは、2015年にオープンソースとしてGitHubで入手することができます。
https://github.com/tensorflow/magenta
公開してしまうのがGoogleらしい、
そして、ハードウェアは、Raspberry PIで作成することができます。
Raspberry Piは、ARMベースのシングルボードコンピュータで\5000ぐらいで購入できるので高価な機器でなくても試すことができるようになっています。
[amazonjs asin="B01NAHBSUD" locale="JP" title="Raspberry Pi 3 Model B V1.2 (日本製) 国内正規代理店品"]
何ができるの?
これも動画をみていただければわかると思いますが、シンセサイザーのようなものである。
協調するAI
このプロジェクト「Magenta」が最終的に目ざしているのは、人間と機械を、競争ではなく協調させることだ。
「音楽や音そのものを生み出す機械を開発したいわけではありません。
それは本来、人間の音楽家が行うことだからです。
われわれは機械に、補完的な役割を与えたかったのです」
スタッフの一人 ウィルバート
まとめ
AIが人類を滅ぼすかも知れない etc
などブログにしてきましたが、このような試みは、大歓迎ですね。
それにしてもGoogleって変わった会社ですね。
華髪したものをオープンで公開してしまう、
お金にならないと思うのだが・・・
いいのか?それで
このような一見、遊びのような研究を続けられるということが、Googleの強さの秘密かも知れませんね。
参照
https://wired.jp/2018/04/05/google-ai-nsynth/
https://wired.jp/2017/06/06/google-ai-new-sound/
WIRED
スポンサーリンク