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「生成AIを利用した詐欺」を防ぐ方法 FBIが推奨するアナログな対抗策

FBI

生成AIの急激な進歩によって 「インチキなニュース」を誰でもつくろうと思えば簡単に作成できてしまう時代になっています。

その動画が「インチキなニュース」かどうかを判断するのが、プロでも難しいという時代になりました。

今回は、FBIが推奨するアナログな対応策をみてみよう

記事は、Forbesから

スマホを狙う「生成AIを利用した詐欺」増加 アナログだが有効な対抗策をFBI推奨

Forbes(日本語)

最新の報告によれば、スマートフォンを標的としたサイバー攻撃においてAI(人工知能)の利用が増加している。たとえば、Gmail利用者を騙すテクニカルサポート詐欺、不正なギャンブルアプリ、高度な手口で生体認証を突破する銀行詐欺などが挙げられる。
このような状況を受け、米連邦捜査局(FBI)は、いわゆる「生成AI」が詐欺行為の遂行に悪用されていることに警鐘を鳴らし、スマートフォン利用者に「いったん電話を切り、非常時に身元確認できる『合言葉』を設定すべきだ」とする公共啓発メッセージを発した。この警告は、詐欺的攻撃がより巧妙化する中、何に注意しどのように対応すべきかについて、読者の参考となるはずである。

FBIは、主にフィッシング関連の詐欺で、AIが以下のように悪用されている具体例を挙げている。

  • 生成AIで合成した写真を用いて、被害者に「本物の人間と話している」と信じ込ませる
  • 生成AIによる有名人やソーシャルメディア上の人気者が不正行為を推奨するかのような偽画像
  • 家族や親しい知人を装い、危機的状況を訴える声をAIで合成した短い音声クリップを用いて金銭援助を求める
  • 「会社幹部」や「法執行機関」、「公的権威」を名乗る人物とのAI生成によるリアルタイムビデオチャット
  • オンライン上の相手が「実在の人物」であると「証明」するためのAI生成動画

「新年を迎えるにあたり、AIは私たちの日常的な現実を曖昧にしていくでしょう。ディープフェイクは見分けがつかなくなりますし、AIは専門家でさえ本物かどうか判断できないほど高度になるでしょう。悪意ある者は必ずこれを利用します」
セキュリティプラットフォーム「Gen」(「Norton」や「Avast」といったブランドを含む)でサイバーセーフティ担当最高技術責任者を務めるシギ・ステフニッソ氏

FBIの対抗策

「電話を切り、合言葉を決める」

  • かかってきた電話はいったん切り、相手の正当性をオンラインで検索し、見つかった正式な番号にかけ直すなどして身元を確認すること
  • 家族や知人同士で、緊急時に本人確認できる「合言葉」や「フレーズ」を決めておくこと
  • オンラインや電話上だけで知り合った相手に、決して機密情報(銀行口座情報や個人情報など)を渡さないこと

実にシンプルで確実な認識方法

「山が山」に対し、「麾が麾(さいがさい)」(関ヶ原の徳川側の合い言葉)
大河ドラマでは、「麾に麾(さいにさい)」

と余談はそこまでにして 家族間で合い言葉は、簡単にできることなので確実ですね
グッドアイデア👍

アプリを使う

記事によると アプリを使ってというのがありましたが、日本では未対応

Honor「Magic 7 Pro」にはオンデバイスのディープフェイク検出機能が搭載へ

「揺らして見抜く」──スマートフォン上のディープフェイクを判定する新手法

それぞれ専用のアプリなどを使うということですが、詳しくは

FBIは、主にフィッシング関連の詐欺で、AIが以下のように悪用されている具体例を挙げている。
https://forbesjapan.com/articles/detail/75699/page2
Forbes 2024.12.09

年末年始 特に気をつけて

詐欺サイトに関しては、Chromeなどである程度防ぐことができますが、進発だったらアプリの導入も考えてみましょう。


 

外出先でWi-Fiを使うときは、十分注意してください。

スタバや図書館でWi-Fiに接続する前にこの記事を絶対読んで下さい VPNが必須ということを理解しよう

または、以下の記事を参考にしてみてください。

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