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IT小僧の時事放談

Facebook Google Amazon パートナー企業がスマホのマイクを盗聴していた?

「アクセス権利を持っている委託先企業や個人が、個人情報をのぞき見している」
なんてことそれほど不思議なことではないでしょう。

2021年にも「LINE、個人データ管理不備で謝罪 中国委託先で閲覧可能」という事件もありました。
表沙汰になっていないけど 「こんなこと」結構あるのではないでしょうか?

Gigazineから かなりヤバい情報が出てきました。

マーケティング代理店から流出した資料により、広告業界がスマートフォンのマイクを通じて音声を取得し、個人と結びつけて広告に活用していることが明らかになったと、海外メディアの404 Mediaが報じました。

Here’s the Pitch Deck for ‘Active Listening’ Ad Targeting
https://www.404media.co/heres-the-pitch-deck-for-active-listening-ad-targeting/

Pitch Deck Gives New Details on Company's Plan to Listen to Your Devices for Ad Targeting
https://gizmodo.com/pitch-dek-gives-new-details-on-companys-plan-to-listen-to-your-devices-for-ad-targeting-2000491095

In Leak, Facebook Partner Brags About Listening to Your Phone’s Microphone to Serve Ads for Stuff You Mention
https://futurism.com/the-byte/facebook-partner-phones-listening-microphone

今回の流出で問題となったのは、アメリカのメディア企業・Cox Media Group(CMG)が開発した「アクティブリスニング」という技術です。2023年12月には、CMGがこの技術を使ってスマートフォンやスマートスピーカーからユーザーの日常会話を録音し、それを基にしたターゲティング広告を配信するビジネスを開始したことが取り沙汰されていました。

スマホやスマートスピーカーで日常会話を録音し続けて需要をリアルタイム分析しターゲティング広告を配信する「アクティブ・リスニング」を展開する広告企業がついに現れる - GIGAZINE

404 Mediaがリークを通じて入手したCMGの(PDFファイル)営業資料によると、CMGは顧客に「スマートデバイスが会話を聞くことでリアルタイムでインテントデータを取得し、広告主はその音声データと行動データを組み合わせて、市場内の消費者をターゲットにすることができます」と売り込んでいたとのこと。

アクティブリスニングが、ユーザーの音声から個人を特定して広告につなげるまでのプロセスは6つの段階に分かれています。まず、消費者が会話や行動に基づいてデータの痕跡を残すと、AIが470以上のソースからそうした音声データと行動データを収集して分析し、それらを突合して「商品を購入する準備ができている人」を特定します。そして、そのデータを基にAIが顧客企業の商品やサービスを選び出し、半径10マイル(約16km)以内のユーザーリストを作成します。その後、リストからデジタル広告のターゲティングが開始されると、CMGのサービスが自動的に顧客企業のトラフィックとユーザーを分析し、継続的にターゲティングを行います。

CMGはさらに、Google・Amazon・Facebookなどの名だたる大手IT企業が、自社のアクティブリスニングサービスを長年利用してきたことを明かしました。

スマートフォンユーザーの音声を取得していたとCMGから名指しされた大手IT企業各社の反応は三者三様でした。

まず、404 Mediaから連絡を受けたGoogleは同社のパートナープログラムからただちにCMGを削除し、「すべての広告主は、適用されるすべての法律と規制、およびGoogleの広告ポリシーを順守しなくてはなりません。ポリシーに違反する広告や広告主を特定した場合、適切な措置を講じます」との声明を発表しました。

また、Facebookの親会社であるMetaは、CMGの行動がユーザーの同意なくデータを使用してはならないことを定めた規約への違反に該当しているかどうか調査を開始すると述べました。

一方、Amazon Adsの広報担当者はCMGとの関係を否定し、「このプログラムでCMGと協力したことはありませんし、今後も協力する予定はありません」とコメントしました。また、もしマーケティングパートナーが規約に違反していることが判明した場合は、適切な措置を講じるとも述べました。

CMGは、今回の一件に関するメディアの取材に応じていませんが、削除済みのブログ記事で「皆さんが『アクティブリスニングは本当に合法なのか?』と考えていることはよくわかっています。簡単に言うと、答えはイエスです。電話やデバイスで皆さんの会話を聞くのは合法なのです。新しいアプリをダウンロードしたり、アプリをアップデートしたりすると、細かい文字で書かれた利用規約が何ページも表示されると思いますが、そこにアクティブリスニングについて書かれていることがよくあります」と開き直っています。

続きはこちらから👇

Facebook・Google・Amazonのパートナー企業がスマホのマイクを盗聴していることが流出文書から判明したとの報道 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240904-facebook-partner-smartphone-microphones-ads/

メールを読むなんてのは、昔からよくありましたが、今回は会話

会話はヤバいでしょ!

完全に盗聴じゃないのか・・・

もっともかつてエシュロンという全世界規模の盗聴システムがあったわけですから
スマホの時代になったから 大丈夫 なんてのはないんだろうね

エシュロン (ECHELON) は、アメリカ合衆国を中心に構築された軍事目的の通信傍受システム。

同国の国家安全保障局 (NSA) 主体で運営されていると欧州連合などが指摘し[2]、 エドワード・スノーデンの告発により、PRISMで有線データ通信さえも盗聴されていることが明らかになった一方、アメリカ合衆国連邦政府が認めたことはない。

ウィキペディア:エシュロン

こういうことが民間でも行われているとしたら

スノーデンの話もまんざら嘘を言っているわけではなさそうです。

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日本でもこういう会社があるわけですから、個人情報なんてとっくに流失していてあなたの行動をチェックしようとすれば
「いつでも調べられる」
ということです。

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