2018年2月11日、神戸市でイベント「Alexa Day 2018」が開催されました。
これは、「JAWS-UG（AWS-User Group Japan）」が主催しました。
イベントの内容は、AI（人工知能）スピーカー「Amazon Echo」の技術や活用法についてです。
JAWS-UGのページには、以下の内容が書かれてあります。
Alexa Day 2018は、米国をはじめとして世界中で爆発的な人気となっており、今後国内のAI技術に対して大きなインパクトを与えることが予想されるAIアシスタントの「Alexa」やこれを支えるServerlessアーキテクチャ・LEX・AIやMLなどの技術や最新情報の共有を目的として、AWSの日本のユーザーグループ「JAWS-UG」メンバーを中心とした有志のボランティアにより企画・開催されるものです。
当日はビギナーからハイエンドなエンジニア、ビジネス層の方、ファミリーまで楽しくカジュアルに参加できる企画を実施する予定です。
この記事をみていてきになったことがありました。
今回の「IT小僧の時事放談」では、「Amazon Echoで店舗内接客 PARCO」と題して「発展する会社の３つの傾向」について考えてみました。
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PARCOの挑戦
人手不足は、どこの業界でも言われております。
労働人口の減少は、厳しく
ショッピングセンターのPARCOは、労働人口に対応するために2年ほど前から先手を打っていました。
2016年には「仙台PARCO」で、「Pepper」などのロボットを使った接客サービスの実証実験をした。
実験の結果、予想以上のデータが出てきました。
1カ月間にインフォメーションカウンターの係員が案内したのは3747件だったのに対し、ロボット接客による案内は1万1288件とはるかに多かった。「これは、従来の店舗でいかに『接客ロス』が多かったかを示しており、大きな課題だと思った」（林執行役）。係員は人数が限られ、入口があるフロアのインフォメーションカウンターにしかいないため、来店客が質問をしたくても諦めるケースが多いことを示唆していた。
3747件⇒1万1288件
人よりPepperの方が効率がよかったということになります。
人の場合、人数が限られるので仕方がないと思われます。
しかし大きな問題が・・・
Pepperなどの人形ロボットは、費用がかかりすぎる。
そこで出てきたのが、Amazon Echo Dotによる案内でした。
スキルの開発
Amazon Echoは、スキルという「追加機能」を開発することができます。
PARCOは、このスキルの開発に取り組み 店内にEchoを設置するための取り組みをはじめました。
ただ、問題点があります。
「声だけのインフォメーションでは、十分な案内ができない」
例えば
「トイレはどこですか？」
と質問されても音声だけだといまいちわからない
そこで
Echo Dot＋タブレットによるインフォメーションの開発に取り組みました。
家庭などで使うことを前提としているAmazon Echo Dotが、雑音が多い店内でどのようになるのか？
超えるべきハードルが、まだあると思いますが、AmazonのAlexa部隊も協力してくれることでしょう。
近日中に実際に店舗内にEchoを設置して検証を始めるそうです。
まとめ
このような仕組みを考えついたPARCOのスタッフも素晴らしいと思います。
また、実現に向けて上層部が理解を示してくれているからできることです。
企業でプロジェクトが発生したときに
- 実際に挑戦しようとする意欲
- それを応援する上層部の理解
- 失敗から学ぶ成功への鍵
この３つが実践できる企業は、強いし発展してゆきます。
一方
- 失敗を恐れて挑戦しない会社
- 失敗を責めてばかりで社員のやる気を亡くさせる上層部
- 失敗から学ぶことをしないため同じことを繰り返す。
こんな会社ありませんか？
事業が上手く行っているときはいいですが、下降線をたどり始めると一気に下ります。
あなたの勤めている会社は、どちらですか？
PARCOは、
2018年内に、池袋PARCOの各フロアにEchoか小型版の「Echo Dot」を設置し、来店客への案内に活用する方針を明らかにした。「米アマゾン・ドット・コム（Amazon.com）によれば、米国でもほとんど前例がない」（林執行役）
と発表されたそうです。
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