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IT小僧の時事放談

月に2千円払ってFacebookやInstagramを使いますか?

2023年10月17日

SNSも有料の時代
「Metaは月額14ドル(約2080円)の有料版Facebook・Instagramアプリを計画中」

え? まさか・・・ と思ったらEUでのお話でした。

今回のIT小僧の時事放談
月に2千円払ってFacebookやInstagramを使いますか? 広告を嫌って排除するとどうなるか考えてみよう
と題して、SNSが広告で収益を得られなくなる時代がやってくる というお話です。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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有料化をほのめかす イーロンマスク

あいかわらず お騒がせのイーロン・マスク氏である。

イーロン・マスク氏が、X(旧Twitter)をすべて課金制にするとのプランを披露して波紋を呼んでいる。

これは同氏がイスラエル首相との会談の席上で明らかにしたもので、自動投稿を繰り返すbotを排除するためにはシステム利用料として毎月少額を課金するのが唯一の方法だとし、将来の導入に前向きな姿勢を示したという。

続きはこちら👇

「X(旧Twitter)をすべて課金制に」イーロン・マスク氏が構想を披露、その実現性は?
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1532634.html
2023年9月20日

イスラエル首相との会談でのサービストークだと思いますが、もし有料化した場合

Xは、終焉を迎えるだろう。

SNSでカネを払ってまで見るやつはいない。

別にXでなくてもいいや! と思われたら終わりである。

でも 問題は、そこではない 広告に対して規制が入りまくっている状況が根本にあるのです。

飽きられたFacebook

Xの対向とみられていたThreads(スレッズ)が、EUでは強化されない状況が続いている。

一方、Facebookは、若者から見放され過去のSNSのような状況で賑わいを失い、Instagramは、写真共有サイトと言うより広告媒体となっている。

このような状況でEUから 厳しいチェックが入りMetaに対して警告が出ている。

窮地に立たされたMetaの施策

「Metaは月額14ドル(約2080円)の有料版Facebook・Instagramアプリを計画中」

FacebookやInstagramといったSNSアプリを展開しているMetaは、欧州連合(EU)の政策執行機関である欧州委員会(EC)から、同社の広告サービスが競争をゆがめていると警告されています。このようなECからの圧力に対応するため、Metaは月額14ドル(約2080円)の有料版Facebook・Instagramアプリを計画しているとウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。

Meta Plans to Charge $14 a Month for Ad-Free Instagram or Facebook - WSJ
https://www.wsj.com/tech/meta-floats-charging-14-a-month-for-ad-free-instagram-or-facebook-5dbaf4d5

続きはこちら👇

月額2000円程度で広告なしのInstagramやFacebookアプリが使えるようになる可能性 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20231004-ad-free-instagram-facebook/
2023年10月04日 10時50分

有料で広告なしのInstagramやFacebookを提供しようと考えているのですが、カネを払ってまでSNSをやる人がどれだけいるのだろうか?

もっとも有料化という施策でEUに対して「これ以上 いじめないで」という意思表示だと思うけど EUってそんなに甘くないだろうな。

個人情報の利益還元を狙うEU

EUが規制を強化するのは、米国SNSによって市民の情報を抜き取られ商売になっているからである。

EUとすれば、ただで商売のネタを提供しているわけですから 自国への利益還元を考えるのは当然である。

そのため、Google、Apple、Metaに対して圧力と訴訟を行い、莫大な和解金を取ろうとしている。

そのための規制と考えてもよいと個人的には考えている。

いかにも欧州らしいやり方と個人的に思っている。

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月に2千円払ってFacebookやInstagramを使いますか? 広告を嫌って排除するとどうなるか考えてみよう
というタイトルで記事を書いてきましたが、有料にしたくなかったら 広告は必須です。

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ネットサービスをカネを払って使う時代になるわけです。

EUの規制が続けば SNSを使うにはカネを払う時代が来るかも知れません。

幸い、日本では、EUのような規制がないので自由にネットサービスが使えるというう幸せな状況です。

今回のMetaの対応が「広告がいやあったらカネを払え」という時代の幕開けになるのかどうか?

注目です。

まとめ

「広告がいやあったらカネを払え」というのは、アプリの世界では当たり前に行われています。

YouTubeだってYouTube Premiumで毎月 お金を払えば広告がありません。
YouTube Musicというサービスも使えるし 有料化はそれでよいのですが、FacebookやInstagramにお金を払って使うかどうかは微妙です。
※たぶん 使わない

これからは、ネットサービスの多くが有料化されると思います。
つまり
「お金を払う価値があるサービスなのかを見極めるという」
シビアな時代になると予想しています。

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