AppleのVision Proを実際に体験した人のレポートが次々と上がっています。
新しいデバイスとして可能性がありそうですが、そこから先に何があるの?
未来的なものではありますが、今のパソコン、ネットワーク、ソフトウェアを別の仕組みで体験しているだけではないか?
とも思えますが、実際に市場に出てみないことにはなんとも言えないところがあります。
さてIT小僧の意見はともかく Metaの人は、このデバイスをどうのように考えているのだろうか?
今回、Gigazineでマーク・ザッカーバーグCEOの話が掲載されていたので共有いたします。
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2023年06月09日 11時53分
AppleのVision ProについてMeta Quest 3を発表したマーク・ザッカーバーグCEOが「私が望むものではない」と語る
Appleが2023年6月に開催された開発者向けカンファレンス「WWDC23」で発表したMRヘッドセット「Vision Pro」について、VRデバイスのMeta Quest 3を発表したMetaのマーク・ザッカーバーグCEOが「AppleのVision Proは、Metaがすでに探求を終えた技術を用いた大きなブレイクスルーのないプロダクトで、ユーザーがデバイスをどう使うかというビジョンについては私が望むものではありません」とコメントしたと報じられています。
Here’s what Mark Zuckerberg thinks about Apple’s Vision Pro - The Verge
https://www.theverge.com/2023/6/8/23754239/mark-zuckerberg-meta-apple-vision-pro-headsetAfter a Rocky Year, Zuckerberg Lays Out Meta’s Road Map to Employees - The New York Times
https://www.nytimes.com/2023/06/08/technology/mark-zuckerberg-meta.htmlアメリカのカリフォルニア州メンローパークにあるMeta本社で2023年6月8日に、2020年以降初めての開催となる全社会議が行われました。
そこで、ザッカーバーグ氏は以下のように発言したそうです。
「Appleがついにヘッドセットを発表したので、それについて少し話したいと思います。私は、Appleが何を出荷するのか、本当に知りたかったのです。まだ実物を見ていないので、実際に使ってみて、どうなるか、どう使われるかを見れば、もっとよくわかると思います。最初に見たところで言うと、物理法則の制約に対して、私たちのチームがまだ探求しておらず考えもしていないような、魔法のような解決策はないというのが良い知らせでしょう。(Vision Proは)高解像度のディスプレイを採用したことで、7倍のコストと電力供給技術を搭載し、バッテリーやワイヤーを必要とするほどのエネルギーが必要になりました。こうした設計上のトレードオフを行ったことに、Appleが目指す道には意味があるのかもしれません」
続きはこちら
AppleのVision ProについてMeta Quest 3を発表したマーク・ザッカーバーグCEOが「私が望むものではない」と語る - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230609-mark-zuckerberg-thinks-about-apple-vision-pro/
Metaとは、違うことは、わかります。
AppleのVision Proは、Apple製品の延長デバイスであり、Metaの世界とは別な路線に間違いありません。
方向性も違うし 目指す世界も違います。
Appleが目指す世界は、あくまでもAppleの枠組みから外には出ないわけで、魅力的な製品でAppleの世界を体験してもらい Apple製品とサービスを買ってもらうこと以上のものではありません。
確かに凄い体験かもしれないけれど、ディスプレイ、マウス、キーボードの代替え手段にしかならなそう。
結局、ゴーグルのようなものがメガネレベルのものにならないと 普及は難しいとIT小僧は考えています。
理想を言えば、攻殻機動隊の世界が理想なんだろうけどね
Metaの状況はまだまだ厳しいし、もしかしたら フォートナイトの世界がもっと広まるかも知れません。