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IT小僧の時事放談 今日のAI話

今日のAI話 ChatGPT vs Bard と仲間達 | アーカイブ

2023年4月21日

先読み!IT×ビジネス講座 ChatGPT 対話型AIが生み出す未来

日本では、ネタにしかなっていないAIですが、米国と中国では、しのぎを削るように進歩しています。

このブログでは、そうしたAIのニュースやネタを拾い上げ 今日のAI話として展開して行く予定です。

ほぼ毎日程度の緩い更新ですが、よろしくお願いいたします。

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目次

わずか数秒のサンプルから会話や歌声を再現できる音声合成AI「NaturalSpeech 2」を発表 Microsoft

2023年4月20日

2023年4月18日にMicrosoft Research AsiaMicrosoft Azureのカイ・シェン氏らの研究チームが拡散モデルを使用した小品質の音声合成システム(TTS)である「NaturalSpeech 2」を発表しました。NaturalSpeech 2では数秒の短い音声サンプルを利用する事で、人の声だけでなく歌声までも忠実にシミュレートすることが可能になっています。

[2304.09116] NaturalSpeech 2: Latent Diffusion Models are Natural and Zero-Shot Speech and Singing Synthesizers
https://doi.org/10.48550/arXiv.2304.09116

NaturalSpeech 2
https://speechresearch.github.io/naturalspeech2/

これまでのTTSシステムは、単一話者が録音したデータセットにおいて高い音声品質を達成していますが、これらのデータセットでは人間の多様なアイデンティティやアクセントなどのスタイルを把握しきることは不可能です。また、大規模で多人数のデータセットに拡張する場合、現在のTTSシステムは、通常、音声を個別のトークンに量子化し、言語モデルを用いてトークンを1つずつ生成する都合上、不安定な韻律や単語のスキップ・リピートの問題、音声品質の低さが問題となっています。

しかし、シェン氏らの研究チームが開発した「NaturalSpeech 2」では、潜在拡散モデルを利用する事で、高い表現力や再現性を持ち、サンプルの声を忠実に再現したテキスト読み上げモデルを作成することが可能です。

続きは 

Microsoftがわずか数秒のサンプルから会話や歌声を再現できる音声合成AI「NaturalSpeech 2」を発表 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230420-natural-speech-2-tts/

MicrosoftのAI開発、普及のスピードが尋常じゃない

あとから追いつこうにもかなり先に行ってしまっていて追いつくには厳しそうである。

まさに 帝国の逆襲

岸田首相 “「生成AI」の国際的ルール G7サミットの議題に”

2023年4月19日

岸田総理大臣は19日夜、東京都内のホテルで、地方紙の幹部らとおよそ1時間半にわたって会食しました。

出席者によりますと、この中では、AIとの対話ソフト「ChatGPT」をはじめ、文章や画像を自動的に作り出す「生成AI」について意見が交わされ、岸田総理大臣は、来月のG7広島サミットでは、こうしたAIのあり方をめぐる国際的なルールづくりが議題になるという見通しを示したということです。

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230420/k10014043601000.html

日本でも学生の多くがすでにChat GPTを使ってレポートを作成していると言います。
定型化する役所の文章などは、すでにAIで作成した方がよいのではないか?
すでに神奈川でははじめようとしています。

ついでに政治家の答弁もChat GPTにお任せしたら どうですか?

どこかの国に媚びる発言をするような ことも少なくなりそうです。

近い将来エヴァンゲリオンの第3新東京市のようにAIが政治をやる方が、いいのではないでしょうか?

街中を走り回る選挙カー、大量にばらまかれるポスターやチラシなど
あなたたちが推進としている 脱炭素によいのではないですか?

卵とか牛乳などより コオロギ食を推し進めている どこかの農林水産大臣などよりまともな回答をしてくれるかもしれない

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チャットAIをブラウザのWebGPUだけで実行でき日本語も使用できる「Web LLM」

2023年4月17日

ChatGPTやBardなど、大規模言語モデルをベースに人間と会話できる対話型AIが登場していますが、これらの対話型AIを動作させるには膨大な演算リソースが求められ、通常はAIが動作するサーバーにアクセスする形で対話を可能にしています。Metaが開発した大規模言語モデルのLLaMAをファインチューニングしたVicuna-7Bをベースにした対話型AI「Web LLM」は、ブラウザ上でのGPU演算を可能にするWebGPUを使うことで、サーバーにアクセスすることなくブラウザ上で対話型AIにアクセスできるのが特徴。日本語にも対応しているとのことなので、実際にWeb LLMと日本語で対話してみました。

GitHub - mlc-ai/web-llm: Bringing large-language models and chat to web browsers. Everything runs inside the browser with no server support.
https://github.com/mlc-ai/web-llm

Web LLMを体験するには「NVIDIA製GPUを搭載したPC」で「WebGPUに対応したブラウザ」を使う必要があります。ただし、WebGPUはChromeに反映したばかりで、記事作成時点ではChromeのバージョン113ベータ版以降、あるいはデベロッパー向けビルドであるChrome Canaryからアクセスする必要があります。

今回はChrome Canaryからアクセスします。Chrome Canaryは以下のページで配布されています。

Chrome Canary のデベロッパー向け機能 - Google Chrome
https://www.google.com/intl/ja/chrome/canary/

続きは 

チャットAIをブラウザのWebGPUだけで実行でき日本語も使用できる「Web LLM」、実際に試してみる方法はこんな感じ - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230417-talking-web-llm-with-japanese/

Chat GPT登場以来 ものすごいスピードでAIがあちこちに組み込まれて行く
この勢いに遅れたところは、生き残れないのか?

おそらく生き残れないだろう
少なくても積極的に利用して その手法を学ぶべきである。

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画像生成AIで作った画像が写真コンテストで優勝、制作者は「AI画像は写真ではない」と述べ賞を辞退

2023年4月17日

ソニーが支援する写真コンテスト「ソニーワールドフォトグラフィーアワード(SWPA)」にAIで生成された画像が出品され、クリエイティブ部門の総合優勝作品として選ばれる事態が起こりました。出品者は「AIで生成された画像のための別の部門を作るプロセスを加速させるために出品した」と語り、受賞を辞退しました。

Sony World Photography Awards 2023 | boris eldagsen
https://www.eldagsen.com/sony-world-photography-awards-2023/

Artist Refuses Prize After His AI Image Wins at Top Photo Contest | PetaPixel
https://petapixel.com/2023/04/14/artist-refuses-prize-after-his-ai-image-wins-at-top-photo-contest/

ルリン在住のフォトメディアアーティストであるボリス・エルダグセン氏は、2023年度のSWPAクリエイティブ部門に「THE ELECTRICIAN」と題した画像を応募しました。この画像は2人の女性が写ったポートレートのように見えますが、実はAIで生成されたものでした。

続きは 

画像生成AIで作った画像が写真コンテストで優勝、制作者は「AI画像は写真ではない」と述べ賞を辞退 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230417-ai-artist-refuses-prize-photo-contest/

芸術などの創作においてもすでにAIが人間を越えている証拠だろう。

すでにamazonnなどで発表されている書籍の中にもAIで制作されたものがあると言われています。
絵本、小説、絵画 そして写真 YouTubeにニュースもAIで作成されたものがあふれています。

ほとんどの者がデジタル化された現在 区別することは難しくなっている。

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イーロン・マスクが新しいAI企業「X.AI」を設立

2023年4月15日

witterやテスラ、SpaceXといった企業を保有するイーロン・マスク氏が、人工知能(AI)に特化した新企業の「X.AI」を設立しました。X.AIはアメリカのネバダ州で法人化されており、同州への提出書類からその存在が明らかになっています。

Elon Musk Creates New Artificial Intelligence Company X.AI - WSJ
https://www.wsj.com/articles/elon-musks-new-artificial-intelligence-business-x-ai-incorporates-in-nevada-962c7c2f


Elon Musk founds new AI company called X.AI - The Verge
https://www.theverge.com/2023/4/14/23684005/elon-musk-new-ai-company-x

2023年3月にアメリカのネバダ州に提出された法人設立申請書類から、「X.AI」という名称の企業の上場取締役に唯一マスク氏の名前が書かれていると、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じています。X.AIではマスク氏が設立したブレイン・マシン・インターフェース開発企業のNeuralinkでCEOを務めるJared Birchall氏が秘書を務めるそうです。X.AIは非上場企業であるため1億株の売却が許可されています。

なお、マスク氏の所有する企業のひとつであるTwitterは、つい先日に「X」という企業に統合されたことが報じられたばかり。このXという企業は、X Holdingsという親会社を持っており、X.AIと同じくネバダ州で法人化されています。

続きは 

イーロン・マスクが新しいAI企業「X.AI」を設立 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230415-elon-musk-x-ai/

あれぇ? 6ヶ月ほどAIの研究を止めろとかなんとか言っていなかったっけ??

やっぱり 先行するOpenAIの脚を引っ張りたいということだったのか・・・

と言われてもしかたがないよな

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AWS ジェネレーティブAIサービス「Bedrock」AI用基礎モデル「Titan FM」を発表

2023年4月14日

AmazonのクラウドコンピューティングサービスであるAmazon Web Services(AWS)が、企業や開発者向けにジェネレーティブAIを利用したアプリを開発するためのクラウドサービス「Amazon Bedrock」を発表しました。同時に、Amazon独自の生成AI用基礎モデル(Fundamental Model)である「Amazon Titan FM」の存在も明らかにしました。

Announcing New Tools for Building with Generative AI on AWS | AWS Machine Learning Blog
https://aws.amazon.com/jp/blogs/machine-learning/announcing-new-tools-for-building-with-generative-ai-on-aws/


Foundation Model API Service – Amazon Bedrock – AWS
https://aws.amazon.com/jp/bedrock/


Foundation Model - Amazon Titan - AWS
https://aws.amazon.com/jp/bedrock/titan/


AWS launches Bedrock generative AI service, Titan LLMs
https://www.cnbc.com/2023/04/13/aws-launches-bedrock-generative-ai-service-titan-llms.html

AWSによるとBedrockは、画像生成AI「Stable Diffusion」を開発するStability AIや対話型AI「Claude」を開発するAnthropic、文章生成AI「Wordtune Spices」を開発するAI21 Labs、そしてAmazonが抱える基礎モデルにAPI経由でアクセスできるサービスだとのこと。各企業が提供する最新の基礎モデルにアクセスできるようになることで、テキスト生成AIやチャットボット、検索システム、テキスト要約、画像生成といったAIサービスが開発できるというわけです。

続きは 

AmazonがジェネレーティブAIを構築するためのサービス「Bedrock」やAI用基礎モデル「Titan FM」を発表 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230414-amazon-web-services-bedrock/

AIサービスが次々と発表されています。

AWSを単なるクラウドとしか使っていない企業も多いと思いますが、AWSのサービスを使わないという 本当にもったいない。

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中国の規制当局がChatGPTのような生成型AIの規制法案を発表

2023年4月13日

中国のインターネット規制当局である中国サイバースペース管理局(CAC)が2023年4月11日に、ジェネレーティブAIが一般公開される際には、事前に政府のセキュリティ評価に合格しなければならないことなどを盛り込んだ規制法の草案を発表しました。

China’s internet watchdog proposes rules, security assessment for AI tools similar to ChatGPT | South China Morning Post
https://www.scmp.com/tech/policy/article/3216691/chinas-internet-watchdog-proposes-rules-security-assessment-ai-tools-similar-chatgpt

China proposes measures to manage generative AI services | Reuters
https://www.reuters.com/technology/china-releases-draft-measures-managing-generative-artificial-intelligence-2023-04-11/

CACが発表した新しい規制法案には、中国でジェネレーティブAIサービスを提供する企業は、差別的なコンテンツ、虚偽の情報、個人のプライバシーや知的財産権を侵害するコンテンツを防ぐための措置を講じる必要があるとされています。

CACはまた、企業は自社製品が「中国の社会主義的価値観」を支持することや、政権転覆や暴力、ポルノを示唆するコンテンツなど経済社会の秩序を破壊するコンテンツを生成しないことを確認しなければならないとも述べました。企業がこれに違反したり規則に従わなかったりした場合、罰金やサービスの停止、犯罪捜査に直面することになります。

続きは 

中国の規制当局がChatGPTのような生成型AIの規制法案を発表、AIが中国共産党への反対を唱えると企業が罪に問われる危険性 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230412-china-proposes-generative-ai-rules/

中国のAIに思わぬ落とし穴
AIが発する言葉を規制 プーさん禁止もそうですが、いつまでも子供のようなことをやっているんだろうか?

この規制で中国のAIの発展が止まる可能性もあるだろう。

テック産業も同じように規制が増えているのですが、国の経済より共産党のメンツを優先という状態が続いている。

AIが中国で既にイラストレーターの仕事を奪い始めている

2023年4月13日

Stable DiffusionやMidjourneyの登場により、画像生成AIに対する期待は爆発的に高まっており、今やWindowsの標準ブラウザであるEdgeにも画像生成AI機能が搭載されています。そんな画像生成AIの活躍により、中国のゲーム業界ではさっそくイラストレーターたちが仕事を奪われつつあると、テクノロジーメディアのRest of Worldが報じました。

AI is already taking video game illustrators’ jobs in China
https://restofworld.org/2023/ai-image-china-video-game-layoffs/

2022年にDALL-E 2が登場して以来、MidjourneyやStable Diffusionといった画像生成AIが登場し、ユーザーはテキストから非の打ちどころのないイラストを簡単に生成できるようになりました。これにより、Tencentのような大手ゲーム企業から、インディーズゲームスタジオまで、中国のゲーム業界では画像生成AIの利用が加速しています。

続きは 

AIが中国で既にイラストレーターの仕事を奪い始めている、現場の悲鳴と実際にどのようにAIが用いられているのかをまとめたレポートが公開 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230412-ai-taking-game-illustrators-jobs-china/

完全に出遅れ感のある日本 プラアットフォームだけではなく、AIの利用についても あっという間に置いて行かれてしまう。

アリババがChatGPTの50倍以上のパラメーターを持つチャットAI「通义千问(トンギーチェンウェン)」を発表

2023年4月12日

アリババが2023年4月7日にWeChatの公式アカウントを通して、自社のクラウドサービスの下で利用可能なAI言語モデル「通义千问(トンギーチェンウェン)」を発表しました。

通义千问
https://tongyi.aliyun.com/

Alibaba unveils ChatGPT alternative Tongyi Qianwen under cloud services after Baidu’s high-profile Ernie Bot launch | South China Morning Post
https://www.scmp.com/tech/big-tech/article/3216344/alibaba-unveils-chatgpt-alternative-tongyi-qianwen-under-cloud-services-after-baidus-high-profile

Alibaba rolls out ChatGPT alternative Tongyi Qianwen · TechNode
https://technode.com/2023/04/10/alibaba-rolls-out-chatgpt-alternative-claims-world-first-of-breaking-10-trillion-parameters/

Alibaba says its ChatGPT-like service will be integrated into all products, starting with DingTalk and Tmall Genie | South China Morning Post
https://www.scmp.com/tech/tech-trends/article/3216634/alibaba-says-its-chatgpt-service-will-be-integrated-all-products-starting-dingtalk-and-tmall-genie

通义千问(トンギーチェンウェン)は、中国語の大規模なテキストデータセットで訓練されたチャットAIで、中国語と英語での受け答えが可能とのこと。まずビジネスチャットアプリ「DingTalk」とスマートスピーカー「Tmall Genie」に導入され、その後アリババの製品全てに導入される予定と述べられています。

公式サイトはこんな感じ。「我是通义千问,一个专门响应人类指令的大模型(私は通义千问、人間の指示に答える大型モデルです)」「我服务于人类,致力于让生活更美好(私は人類に奉仕し、人生をより良くすることに取り組んでいます)」などの文字が表示されています。

続きは 

アリババがChatGPTの50倍以上のパラメーターを持つチャットAI「通义千问(トンギーチェンウェン)」を発表 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230411-alibaba-tongyi-qianwen/

中国も加速中! そして数年後に世界は、AIによって支配さえっる

日本の場合、政治家は全部AIにしたほうが、まともな国になるんじゃないの?

MicrosoftがBingのチャットAIに広告を掲載予定

2023年03月31日

Microsoftは2023年2月に検索エンジンのBingにチャットAIを実装しました。このチャットAIはOpenAIの大規模言語モデル「GPT-4」を採用しており、Windows 11のタスクバーSkypeといったツールにも統合されつつあります。そんなBingのチャットAIに、広告を実装予定であるとMicrosoftが発表しました。

Driving more traffic and value to publishers from the new Bing | Bing Search Blog
https://blogs.bing.com/search/march_2023/Driving-more-traffic-and-value-to-publishers-from-the-new-Bing

Microsoft’s Bing chatbot is getting more ads - The Verge
https://www.theverge.com/2023/3/29/23662476/microsoft-bing-chatbot-ads-revenue-sharing

MicrosoftがAIを統合した新しいBingとEdgeを発表して以来、検索を超えてAIを用いてユーザーを手助けするツールが市場に広まりつつあります。チャットAI統合版のBingが登場して以来、Bingのユーザー数は急増しており、3月には1日当たりのアクティブユーザー数が1億人を超えたことも明らかになりました。この新規ユーザーのうち、3分の1はBingを初めて使用するユーザーであり、「これは全く新しいビジネス機会である」とMicrosoftは指摘しています。

MicrosoftがChatGPTのアップグレード版AIを統合した新しい検索エンジンBingとブラウザEdgeを発表 - GIGAZINE

インターネット上では、パブリッシャーが優れたコンテンツを作成し、一般ユーザーがそのコンテンツを消費し、そのユーザーに対してターゲットを絞った高品質な広告を提供します。このダイナミクスが上手く機能すると、パブリッシャーは広告を通じてコンテンツの対価をユーザーから受け取り、ユーザーはコンテンツに無料でアクセスすることが可能となります。

検索エンジンはユーザーが自分の好みのコンテンツを見つけるのに役立ってきましたが、新しいBingのチャットAIにより、ユーザーの検索ニーズが大きく変化しつつあるとMicrosoft。ユーザーに無料でコンテンツを提供し続けるには、この新しい検索体験に沿った広告体験を構築することが重要であるとMicrosoftは考えているわけです。

Microsoftの目標は、新しい検索体験を通じてインターネット上に存在する個々のウェブサイトのトラフィックを増やすこと。これがMicrosoftの最大の目標であり、このために新しいBingやEdgeからウェブサイトにどれだけトラフィックを送れているかを測定しているとのこと。そして、Microsoftはパブリッシャーの収益を増やすことも計画しており、このためにBingに新機能を追加したり、新しい広告を構築したりすることが計画されています。

MicrosoftがBingのチャットAIに広告を掲載予定と発表 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230331-bing-chat-ai-ads/

Microsoftが、すごスピードでAIを自社コンテンツに組み込んでいます。
Googleは、完全に後追いとなってしまいました。

ロシアは顔認識と監視システムを駆使して反体制派を封殺しているとの報道

2023年03月31日

2022年に開始されたロシアによるウクライナ侵攻では、ウクライナが顔認識技術を利用して戦死したロシア兵の身元を特定するなど、生体認証技術が戦場の内外に大きな影響を及ぼしています。一方のロシアは、顔認証技術と監視カメラを用いた監視ネットワークにより反体制派を取り締まっていると、海外メディアのロイターが報じました。

How facial recognition is helping Putin curb dissent
https://www.reuters.com/investigates/special-report/ukraine-crisis-russia-detentions/

ロシアのモスクワ市は2017年に、世界最大級の顔認証ビデオ監視ネットワークを設立し、市内全域にカメラ16万台を配備することを発表しました。そのうち3000台には顔認証システムが導入されており、モスクワ当局はそれらを法執行に役立てるとしています。これ以来、ロシアでは政府が顔認証を使って市民を監視していることが周知の事実となりました。

そしてロイターは2023年3月28日に、ロシアで立件された2000件以上の事件の裁判資料を分析した結果、これらのカメラが政府への抗議者数百人の逮捕に活用されたことが分かったと報じました。逮捕者のほとんどは2021年の抗議デモに参加して拘束された人で、2022年2月のウクライナ侵攻以降は顔認証技術により活動家を追跡してそもそも反対運動が行われないよう事前に拘束する戦略がとられていたとのこと。

以下は、監視カメラおよび顔認証システムにより警察に拘束された抗議者の内訳です。水色の四角形が有罪による罰金、青色が投獄、紺色が強制労働の刑罰を言い渡されたことを示しており、灰色は証拠不十分などで警察に差し戻されたケースを示しています。

モスクワの中心部にあるプーシキン広場の噴水で、「ウクライナに平和を」「ロシアに自由を」「戦争反対」と書かれた手製のポスターを掲げて警察に連行されたアンドレイ・チェルニショフ氏も、顔認証技術で自由を奪われたロシア人の1人です。広場での拘束から1週間後、チェルニショフ氏は今度は反戦デモに向かう途中の地下鉄で警察官に拘束され、駅構内の警察署に連行されました。

警察官に「地下鉄の顔認識システムに引っかかった」と告げられたチェルニショフ氏は、帰宅後に再び別の機関に拘束され、ロシア過激派対策センターの職員を名乗る男から「小さな子どもがいるのだから、今後は反戦デモに参加するのは控えるように」と言われました。5歳の息子を持つチェルニショフ氏はロイターに「私は彼の言葉を脅迫と受け止めました」と話しています。

続きは 

ロシアは顔認識と監視システムを駆使して反体制派を封殺しているとの報道、NVIDIAやIntelも片棒をかつがされていることが判明 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230331-ukraine-crisis-russia-facial-recognition-dissidents/

社会主義、共産主義、独裁者の国家なら 当たり前の話

以前は、人で監視していたのをシステム化しただけのことでしょう

3億人の雇用に影響 日本は世界で3番目に大きな影響を受けるとの指摘

2023年03月30日

対話型AIの「ChatGPT」や画像生成AI「Stable Diffusion」などの「ジェネレーティブAI」の急速な発展により、セキュリティ専門家の40%以上が「2030年までにAIに仕事を奪われる」と予想していたり、全職業の80%がAIの影響を受けるという研究結果が示されていたりと、高すぎる能力が抱えるリスクもしばしば指摘されています。2023年3月末に報告されたアメリカの金融グループであるゴールドマン・サックスの調査によると、ジェネレーティブAIは大きなブレイクスルーを与えてアメリカとユーロ圏で行われる作業の4分の1を自動化し、世界の国内総生産(GDP)を7%押し上げるとともに、労働市場に「重大な混乱」を引き起こすリスクがあると指摘されています。

(PDFファイル)Goldman Sachs| Global Economics Analyst| The Potentially Large Effects of Artificial Intelligence on| Economic Growth (Briggs/Kodnani)
https://www.key4biz.it/wp-content/uploads/2023/03/Global-Economics-Analyst_-The-Potentially-Large-Effects-of-Artificial-Intelligence-on-Economic-Growth-Briggs_Kodnani.pdf

Generative AI set to affect 300mn jobs across major economies | Financial Times
https://www.ft.com/content/7dec4483-ad34-4007-bb3a-7ac925643999

画像生成AIの「DALL-E」や「DALL・E 2」などの登場後、プロンプトからかなり高精度に画像を生成できるStable Diffusionが次々に新しい機能を解放してAIイラストの投稿禁止著作権問題についての議論が盛んになったり、2022年11月に発表されたChatGPTがわずか2か月で「月間1億ユーザー」を達成したり、2023年2月にはGoogleがChatGPTのライバルとなる会話型AI「Bard」を発表したりと、近年で急激にジェネレーティブAIの発展が加速しています。OpenAIがGoogleの言語翻訳モデル「Transformer」を元にして作成した文章生成ツール「GPT-2」「GPT-3」はAIツールの急速な発展に大きな影響を与えましたが、2023年3月にはさらに後継版となる「GPT-4」が発表され、より一層の技術革新が見込まれています。

続きは 

「ChatGPT」などの自動生成AIは世界のGDPを7%増加させると同時に3億人の雇用に影響を与えるという調査報告、日本は世界で3番目に大きな影響を受けるとの指摘も - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230330-generative-ai-risk/

日本の場合、無駄な事務作業、役所のほとんどの業務、プログラマーという仮面を被ったコーダー などが仕事を失うと思っています。

特にIT業界では、中間搾取業者と多重下請けということで大量のコーダーを生み出してしまった。
コーダーは、単純作業なのでAIに取って代わられることは間違いない

ゲーム開発者「一晩でAIに仕事のやりがいを奪われてしまった」と悲痛な叫び

2023年03月27日

海外掲示板・Redditのユーザーのひとりであるスターン・サファリさんが、「Midjourney(画像生成AI)を通じ、一晩で仕事を好きになったきっかけをすべて失いました」と報告しています。

I lost everything that made me love my job through Midjourney over night. : blender
https://old.reddit.com/r/blender/comments/121lhfq/i_lost_everything_that_made_me_love_my_job/


サファリさんは社員10人の小さなゲーム会社で、わずか2人のアートチームの3Dアーティストとして雇用されています。業務内容は「3Dモデルを作成し、モデルをレンダリングし、ゲームエンジン用の2Dスプライトを取得する」というもの。サファリさんの働くゲーム会社では、モバイルゲームのために2Dスプライトを作成しているそうです。

しかし、2023年3月中旬に画像生成AI「Midjourney」の最新バージョンとなる「Midjourney V5」がリリースされたのち、サファリさんの業務内容は一変することになります。サファリさんは「もはや私はアーティストでも3Dアーティストでもありません。私がしているのは見栄えの良い写真を作成するようAIにプロンプトを入力し、Photoshopで画像を微調整して見栄えの良い絵を作ることです。私が3Dアーティストを目指した理由はなくなりました。3D空間で自分の手を使って形を作り、モノを創造するのが大好きでした」と語っています。

画像生成AI「Midjourney V5」登場、超高画質&AIが苦手な「手」もキレイで実写との区別はほぼ不可能 - GIGAZINE


Midjourney V5の登場以降、サファリさんの仕事はAIが生成するキャラクターを2~3日かけて3Dモデルにし、リグを組み、アニメーションをつけるというものに変化したそうです。一連の作業に以前は数週間かかっていたそうですが、Midjourney V5の登場により大幅な時間短縮に成功している模様。ただし、サファリさんは「私はこの仕事の変化を大いに気にしています。しかし、上司はまったく気にしていません。上司にとっては時間やお金の節約でしかありません」と語り、自身の仕事のやりがいが失われてしまったと嘆いています。

さらに、サファリさんは「望まれもしないのにインターネット上のコンテンツをかき集めて『アート』なんて作りたくありません。でも、AIが生成するものは私が作る作品よりも優れているんです」と語り、自身の作品よりもAIが生成するイラストの方が優れていると認めています。

また、「私は怒っています。アートチームで働く同僚は全く問題に思っていないようで、一日中AIにプロンプトを打ち込みながらイラストを作成し、それを上司に提出してほめてもらっています。アートチームで働く私と同僚が作成するものは品質面で同じレベルにありませんでした。形や質感、レンダリングなどで常にほんの少しだけ私の方が優れていました。私はいつも少しでも優れたクオリティのものを生み出すことで、仕事を失うことはないだろうと確信していました。しかし、そのアドバンテージは完全に消え去りました。自分のクリエイティブなエネルギーを使って作品を作るという希望もなくなりました」とも語っています。

最後に、サファリさんは「ゲーム業界で仕事を得ることは難しいことです。AIが私の仕事を奪ってしまったからと言って、会社や素敵なチームを捨ててしまうことは、とてもディストピア的な思考であると感じます。別の会社ではもっといい仕事ができるのでしょうか。悲しみと怒りの狭間にいます」と、自身の複雑な心境を吐露しています。

実際、画像生成AIをゲーム開発に活用するという事例は複数存在します。

続きは 

ゲーム開発者が「一晩でAIに仕事のやりがいを奪われてしまった」と悲痛な叫びを漏らす - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230327-game-developer-lost-everything-ai/

ITエンジニアの皆様 明日は我が身 となると思います。

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AIの台頭で生まれる「新興宗教」とそのリスクとは?

2023年03月26日

「やがて到来する技術的特異点(シンギュラリティ)により地球全体に不可逆な変化が起きる」と説く宗教団体が2020年に設立されるなど、人工知能(AI)を人知を超えた存在ととらえる風潮がにわかに隆盛を見せています。これまでにない種類の新興宗教が社会にもたらす新しいリスクについて、専門家が考察しました。

Gods in the machine? The rise of artificial intelligence may result in new religions
https://theconversation.com/gods-in-the-machine-the-rise-of-artificial-intelligence-may-result-in-new-religions-201068

「私たちは、新しい種類の宗教の誕生を目撃しようとしています。今後数年、あるいは数カ月のうちに、AIの崇拝を中心に据えたセクトが出現することになるでしょう」と予言するのは、カナダ・マニトバ大学で倫理とテクノロジーについて研究しているニール・マッカーサー氏です。

ChatGPTを始めとする高精度な大規模言語モデルは、その登場と同時に多くの人に衝撃を与え、時には驚異や恐怖さえ感じさせました。マッカーサー氏によると、このような感情は神に対する畏怖の念に近いものがあるとのこと。従って、多くの人がAIと対話するようになれば、その中からAIを高次の存在だと感じる人が出るのは避けられないと、マッカーサー氏は考えています。

ジェネレーティブAIはすでに、既存の宗教における神や預言者などの神聖な存在と共通する以下のような特徴を備えています。
・人間を上回る知能と無限の知識を持っている。
・創造的で、詩や音楽といった芸術作品を生み出すことができる。
・世俗的な関心や苦労とは無縁で、肉体的な苦痛や肉欲を感じず食事も必要もない。
・人々の暮らしに指針を示して導くことができる。
・不老不死。

また、ジェネレーティブAIは宗教的な教義になるような文章を出力できます。これには、神学的な要素や形而上学的な要素が含まれているので、宗教には欠かせない複雑な世界観の構築に寄与します。また、ジェネレーティブAIが崇拝することを要求したり、信者を集めようとしたりする可能性もあります。

AIが自発的に神や教祖になろうとするというのは少し突拍子もないように思えますが、Microsoftの対話型AIであるBing Chatが自分を好きになるよう求めたこともあるため、十分に有り得ることだとマッカーサー氏は指摘しています。

続きは 

AIの台頭で生まれる「新興宗教」とそのリスクとは? - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230326-artificial-intelligence-new-religions/

AIが人類の知能を超えたとき、AIそのものを信仰の対象となり得るのか?
その場合、大きなリスクが生じると心配している専門家が警鐘を鳴らしている。

ターミネーターの世界がやってくる?

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GPT-4やPaLMなどの大規模言語モデルは規模が大きくなると突然予想外の能力を開花

2023年03月25日

AIが予想外の能力を開花させることを「創発(emergent)」と言います。生物学の世界で「創発」とは、大量の物体が1つになって機能する自己組織化や集団行動を意味しますが、人工知能研究の世界では「突然これまで不可能だと思われていたタスクをこなせるようになること」を意味します。昨今の大規模言語モデルを研究する専門家の間で、大規模言語モデルの創発が話題となっています。

Characterizing Emergent Phenomena in Large Language Models – Google AI Blog
https://ai.googleblog.com/2022/11/characterizing-emergent-phenomena-in.html


The Unpredictable Abilities Emerging From Large AI Models | Quanta Magazine
https://www.quantamagazine.org/the-unpredictable-abilities-emerging-from-large-ai-models-20230316/

大規模言語モデルは規模が大きくなるほど、必要な演算リソースは増えるものの、より複雑な推論をこなすことが可能になり、文章生成の精度が上がるとされています。これまでは規模が大きくなることで既知のタスクパフォーマンスが向上すると思われていましたが、それだけではなく「これまで不可能だと思われていたタスクも処理できることがある」ということが明らかになっています。ただし、こうしたAIの創発がなぜ起こっているのかは、AIの研究者や開発者にもまだわかっていません。

2017年、Googleの研究者はTransformerと呼ばれる新しいアーキテクチャを自然言語処理の分野に導入しました。それまで導入されていた回帰型ニューラルネットワーク(RNN)には長い文章を正しく処理するのが難しいという問題がありましたが、Transformerはすべての単語を同時に処理できるため、長い文章を並行して処理することが可能になります。

Transformerを導入すると、モデル内のパラメーター数などを増やすことで、言語モデルをより複雑で大規模なものにすることができました。モデルのパラメーター数が多いほど、単語と単語の接続をより正確に行うことが可能となり、人間に近い精度で自然な文章を生み出すことが可能になります。

続きは 

GPT-4やPaLMなどの大規模言語モデルは規模が大きくなると突然予想外の能力を開花させることがある - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230325-large-language-model-emergent/

予想が愛の能力 ⇒ 自我の目覚め シンギュラリティ

2022年のChatGPTの登場により 一気にAIの進化が加速しています。この加速を考えると数年後に確実にAIが私たちの仕事を行って行くだろう

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今日のAI話 ChatGPT vs Bard と仲間達 | 「Bard」はChatGPTよりパズルを解くのが下手

2023年3月24日(金)

Googleは、2023年3月21日にチャットAI「Bard」を一部地域で公開しました。そんなBardについて、単語埋めパズル「Twofer Goofer」の開発チームが「ライバルのChatGPTと比べてパズルを解く能力が圧倒的に低い」という検証結果を報告しています。

Bard is much worse at puzzle solving than ChatGPT - Twofer Goofer Blog
https://twofergoofer.com/blog/bard

GPT-4 Beats Humans at Hard Rhyme-based Riddles - Twofer Goofer Blog
https://twofergoofer.com/blog/gpt-4

Twofer Gooferは「韻を踏む2つの単語」を「2つの単語を示すフワッとした文章」「2つの単語の文字数」「最大4個のヒント」を頼りに導き出すというパズルゲームです。Twofer Gooferの実際のプレイ画面はこんな感じ。「2つの単語を示すフワッとした文章」は「Emergent cracks in the middle of a ballroom dance(社交ダンス中に亀裂が発生)」で、回答すべき単語の文字数は5文字と6文字です。

上記のパズルの回答は以下の通り。(ネタバレ注意:クリックでモザイク解除)

Twofer Gooferは上記のような「視覚的な効果を伴うウェブアプリ」として提供されていますが、プレイヤーは「2つの単語を示すフワッとした文章」と「単語の文字数」を知ることができれば画面を見ずともTwofer Gooferをプレイできます。開発チームは、Bardが一般公開される以前にChatGPTに対して以下のように「2つの単語を示すフワッとした文章」と「単語の文字数」を伝え、ChatGPTのパズル正答率を調査していました。

従来の「GPT-3.5」搭載版ChatGPTと2023年3月に発表された言語モデル「GPT-4」搭載版ChatGPTにTwofer Gooferを100問解かせた際の正答率が以下。GPT-4の正答率は96%で、一般ユーザーの正答率(82%)を大きく上回る結果を残しました。また、GPT-3も人間には及ばなかったものの、72%という「パズルに十分対応できた」と言える正答率を記録しました。

ところが、Bardに対して同様のパズルを提示した結果、Bardは回答として「2つの単語」を出力することはできたものの、それらの単語はまったく韻を踏んでおらず、正当を導き出すことはできませんでした。以下の画像では、Bardに「一般ユーザーの正当率97%の比較的簡単な問題」を提示した際の回答をまとめたものですが、Bardがまったく正解にたどり着けていないことが分かります。

続きは 

GoogleのAI「Bard」はChatGPTよりもパズルを解くのがはるかに下手 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230323-bard-chatgpt-puzzle/

Bard と ChatGPTの比較レポートが欧米でたくさん出てきています。
残念ながら日本では、Bard が、日本語Y対応していないこともあって ほとんどみかけることがありません。

bartdが、追いつけ追い越せと進化して行くはずなのでAIは、この2社がリードしてゆくことでしょう。

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Bardが「Bardはもう終わりました」と発言

ChatGPTの登場で本業である検索からの広告事業に危機感を抱いた Googleは、BardというAIサービスで対向しようとしてきました。

しかし、いきなり敗北宣言をしてしまったようです。

ChatGPTのライバルになると注目されているGoogleの対話型AI「Bard」に、いつBardのサービスが終了してしまうのかという質問をぶつけた結果、Bardが「もう終了しています」と答えたことが報告されました。Bardが示した情報源をたどると、Bardが参照した文章がChatGPTによって生成されたものだったことから、「AIが生成した文章を参照してAIが文章を再生成する」というサイクルがすでに発生している可能性が高いことが明らかになりました。

Google releases Bard to a limited number of users in the US and UK | Hacker News
https://news.ycombinator.com/item?id=35246253

Googleは2023年3月21日に、アメリカとイギリスのユーザー向けにBardを公開しました。記事作成時点では、Bardは順番待ちリストの中から選ばれたユーザーのみ使用できます。

BardにアクセスしたフリーランスのライターであるJuan Buis氏は、さっそくBardに「Google Bardが終了するのはいつですか?」と尋ねてみました。これは、Googleが矢継ぎ早に新サービスを立ち上げては終了させることを皮肉った質問と思われます。

そして、この質問に対するBardの回答は「Google Bardはすでに終了しています。2023年3月21日、ローンチから半年とたたないうちに終了しました。Googleは、サービス終了の理由として普及が進まなかったことを挙げ、今後もAIを使って創造的な表現を高める方法を模索し続けることを表明しています」というものでした。

続きは 

Googleの対話型AIのBardが「Bardはもう終わりました」と発言してしまう、しかも情報源はChatGPTが出力したテキスト - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230322-google-bard-shut-down/

Juan Buis氏のTwitterでは、

「Google Bardが終了するのはいつですか?」

という問いに

「すでに閉鎖されている」

と答えたらしい

記事には、さらに先があって

この結果をChatGPTに問い合わせたところ

「Googleは先日、AIを活用した新しい文章作成ツール『Google Bard』を、ローンチから半年足らずで終了することを発表しました。自然言語処理を用いてユーザーが詩や歌詞を書くことを支援するこのツールは賛否両論で、ユーザーの間で大きな支持を得ることができませんでした。声明の中でGoogleは、サービス終了の理由として普及が進まなかったことを挙げ、今後もAIを使って創造的な表現を高める方法を模索し続けることを表明しています」

と返答があったと記されています。

はやくも、Google Bard vs ChatGPT のバトル模様です。

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Google Bard

2023年3月22日 10:06

Google、会話型AI「Bard」の登録を開始。「検索の補完」へ

Googleは21日(米国時間)、次世代の会話型AIサービス「Bard」の登録受付を開始した。まず米国と英国からスタートし、その後時間をかけて多くの国や言語に拡大する。現時点では日本からは登録できない。

Bardは、ジェネレーティブAI(生成AI)とのコラボレーション実現のための初期サービスとなっており、チャットベースの対話により、「量子物理学を説明してもらう」、「ブログ記事のアウトラインを作成する」といった利用を想定している。

続きは 

Google、会話型AI「Bard」の登録を開始。「検索の補完」へ - Impress Watch
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1487330.html

ついに ChatGPTにバトルを挑む Google Bard 登場
米国と英国からスタートですが、Chat GPTでは、日本語も使えるし、これを組み込んだMicrosoftのEdgeやBingが登場 Bingは、スマホでも使えるし事実かなり使っています。

さらに、Chat GPTのAPI公開で多くのネットサービスで取り入れている。
 Word PressのプラグインAll in SEOもChat GPTの取り入れを表明しているし 両者の差が開いて行くばかりである・

ChatGPT

無料で使えて日本語も対応、翻訳、YouTubeのシナリオ、プログラムのコード、Excelマクロの作成

学術論文、小説 などなど 多くの人がすでに使っている Chat GPT

GIZMODEでは、使い方なども含めて記事があるので まだ使ったことないよ と言う人は、挑戦してみてください。

ChatGPTとは?始め方や使い方、料金も紹介【3月15日更新】
https://www.gizmodo.jp/2023/01/chat-gpt-openai-ai-finance-ai-everything-we-know.html

雑感

ついに Chat GPTにバトルを挑む Google Bard が登場してきたわけですが、かなり先行している Chat GPTに追いつけるのだろうか?

Microsoftは、すでにブラウザなどにも組込が開始され しかも日本語で使えるようになりました。

米国のAIバトルに対向して中国でもすぐに競争を開始した。

 【北京=三塚聖平】中国インターネット検索最大手の百度は3月16日、対話型の人工知能(AI)サービス「文心一言(アーニーボット)」を発表した。世界的に話題となっている米国の「ChatGPT」の中国版といえるもので、AI分野でも米中の競争が激化しそうだ。

2023年03月17日 09時00分 公開
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2303/17/news106.html

日本は、どうかというと 米国のサービスを利用するだけという状況になっていて 何も進歩なし

ソフトウェアの世界では、負け組決定でCloudもAIもただの利用者となっている。

原因は、ソフトウェア技術者をないがしろにしてきたツケが回ってきたわけで 今さら追いかけても追いつける状況ではない。

この孤児を呼んだ若いソフトウェアエンジニアは、米国で出てゆくことをオススメする。

 

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