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IT小僧の時事放談

スマート家電の規格が統一されそうだ Matterは成功するか?

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スマート家電 使っていますか?
日本では、せいぜい 照明ぐらいで

「アレクサ 灯りをつけて」
なんてことぐらいですが、米国では、そこら中にamazon echoが置いてあって、なんでもかんでも声で家電をコントロールしている人が多いと聞きます。

しかし、その家電などのコントロール 俗に言うスマート家電(スマートデバイス)は、メーカーによって独自規格になっていて、amazon(Alexa)、Google(assistant)、Apple(Siri)で互換性がありません。

今回のIT小僧の時事放談
スマートデバイスの規格が統一されそうだ Matterは成功するか?
と題してスマートデバイスの規格統一に向けて動き出したMatterについて考えてみよう。

小難しい話をわかりやすく解説しながら記事にまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

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スマート家電使っていますか?

スマートデバイス 日本では、スマート家電とか言われていて、少しずつ認知度が上がってきています。

「アレクサ 灯りをつけて」
「アレクサ テレビをつけて」
「アレクサ エアコンつけて」

なんてやっている人 いると思います。

事実、IT小僧もケーブルテレビのチャンネルが多すぎて記憶できないので

「オケーグーグル BS11」

とか

「オケーグーグル JSPORTS 4」

なんて、ケーブルテレビに向かってチェンネルを変えていたりします。

ケーブルテレビのコントローラーがAndroidなので「オケーグーグル(OK Google)」なんですが、我が家には。amazon Echoも導入されていて

「アレクサ ラジコでラジオ日経第一」

なんてやっています。

でもこれって あくまでも本体(コントローラー)を動かしているだけなのでこの記事で言う「スマート家電」とはちょっと意味が違うかも知れません。

スマートデバイス(英語: smart device)は、明確な定義はないが、パソコンやメインフレーム、ワークステーションなどの既存のコンピュータの枠にとらわれない情報機器の総称を指す。

ウィキペディア

この定義に従うと先の例に上げたテレビは、スマート家電かも知れません。

今回、記事に取り上げたいのは、これらの本体のコントローラーやスマホではなく、電灯、エアコン、掃除機などなど スマートフォンやスマートスピーカーから家電をコントロールするというものです。

【新登場】Echo Show 15 (エコーショー15) - 15.6インチフルHDスマートディスプレイ with Alexa、家族の情報共有もスマートに

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スマート家電の規格

現在、スマート家電 例えば 電灯、コンセントなどは、、amazon(Alexa)、Google(assistant)、Apple(Siri)それぞれ別な規格で動いていて、専用のものしか動作しません。

と言っても実際に売られている電灯、コンセントなどの多くは、mazon(Alexa)、Google(assistant)のどちらでも動作するようになっているので、普及率を考えれば別に不便でもなんでもありません。

残念ながらApple(Siri)も含んでいるものは、少なく、これは、音声デバイスの普及率の影響だと思います。

現状でも困らないのでは?

いえいえ、日本では、普及率が極端に低いのですが、世界中でスマート家電は、amazon(Alexa)、Google(assistant)だけではなく、独自規格なものがたくさん販売されているのです。

【Amazon Alexa認定】Meross スマート電源タップ スマートプラグ コンセント タップ 延長コード usb wifi 電源タップ 4+4(AC差し込み口 +USBポート) 1.8m 省エネ 遠隔操作 スマートスピーカー アレクサ対応 Echo シリーズ / Google Home / SmartThings対応 有 MSS425FJP

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Matterという規格

これまでは、規格がバラバラなので独自のエコシステムが必要で以下の記事の状況が起きていました。

スマートホームの規格が競合していると、このようにデバイスの操作が無駄に複雑になってしまう。そうなると、とてもではないが“スマート”とは言えない。

こうしたなか大手テック企業は、自社の音声アシスタントを最上位のコントロールレイヤーとして提供することで、複数の規格に対応できるよう試みている。しかし、アマゾンの「Alexa」は「Google アシスタント」や「Siri」とやりとりはできず、グーグルやアップルのデバイスを操作できない。逆も同様だ。また、これまでのどのエコシステムも、最高のデバイスすべてをつくり出したと言えるものはな
い。

中略

スマート家電ごとに専用アプリを開くような仕組みであってはならない。お気に入りのポッドキャストの最新エピソードを近くにあるスピーカーで再生したいだけなのに、音声コマンドと音声アシスタントの正確な組み合わせを覚える必要があるのも違う気がする。

スマートホームの規格が競合していると、このようにデバイスの操作が無駄に複雑になってしまう。そうなると、とてもではないが“スマート”とは言えない。

WIRED
https://wired.jp/article/what-is-matter/

そこでMatterという規格の対応製品の認証が2022年の秋からスタートします。

Matterという規格の目的は、さまざまなスマート家電の規格を統一することでこれらの障壁を取り除き規格に添っている製品は、どのデバイスを購入しても、好みの音声アシスタントやプラットフォームで操作できるようになるはずである。

Matter規格のスマート家電ならば、amazon(Alexa)、Google(assistant)、Apple(Siri)やそれ以外でも使えるはずである。

例えばIT小僧のようにamazon(Alexa)、Google(assistant)が共存していてもどちらのデバイスからでもスマート家電をコントロールできるということになる。

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問題点

Matterという規格ですが、まだ問題点があります。

限られたデバイス

この秋から製品化される「Matter 1.0」という規格ではは、限られたデバイスカテゴリーしかカバーされていないからです。

  • 電球とスイッチ
  • スマートプラグ
  • スマートロック
  • スマートブラインドとスマートシェード
  • ガレージドアのコントローラー
  • サーモスタット(温度調節装置)
  • 空調システムのコントローラー

Qrio Lock キュリオロック ブラック スマートロック スマートホーム AppleWatch Alexa GoogleHome LINEClova 玄関 ドア ドアロック 鍵 オートロック 自動施錠 ハンズフリー解錠 後付け 工事不要 防犯 スマホ 両面テープ Q-SL2

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今後の課題

  • セキュリティカメラ
  • ドアベル
  • ロボット掃除機

セキュリティとプライバシー

Matterはセキュリティが確保されるように設計されているが、どこまで安全なのかは実装されるまでわからない。

WIRED
https://wired.jp/article/what-is-matter/

各デバイスに集められたデータの収集と共有はどうなるのか?

機能制限

メーカー独自のノウハウを他社に渡すことはまずないだろう。
つまり、完全な互換は取れずに一分機能だけの規格になる可能性が高い

メーカーやプラットフォームは、機能を制限するか
大手のプラットフォームプロバイダーは共通規格に利点を見出せるものの、自社デバイスの手の内をすべて競合他社に公開することはないだろう。スマートホームのプラットフォームで提供するエコシステムとMatterの機能との間には、ギャップが存在することになる。さらにメーカー側は、一部の機能については占有を維持するはずだ。

例えば、Google アシスタントの音声コマンドでアップルのデバイスを操作できるようにはなるだろうが、一部の設定の調整や高度な機能を使うためには、Siriやアップルのアプリが必要になるだろう。Matterの参加メーカーはすべての仕様を実装する義務があるわけではないので、どこまで対応するかは分かれる可能性が高い。

WIRED
https://wired.jp/article/what-is-matter/

普及するのかどうか?

ここがもっとも大きな問題点で例えば、電球とスイッチ、スマートプラグなどすでに販売されているものは、amazon(Alexa)、Google(assistant)に対応しているものが多い。
これは、両企業が仕様とデバイスを安価に提供していることになるからである。

以前、echoの記事で書いたのですが、開発環境やデバイスを安価で提供している amazon(Alexa)が普及するのは自明の理である。

Alexa Voice Service (AVS)
Alexa Voice Service (AVS) の開発キットは、Alexa搭載製品を作るために必要なものが低価格で販売されています。
一番低価格で 129ドル~ ハードウェアキットが販売されていて、このキットを使っていろいろな製品が開発できます。
https://developer.amazon.com/ja/alexa-voice-service/dev-kits

さらに スキルと呼ばれるサービスを開発することでEchoにいろいろな動作を追加することができます。
https://developer.amazon.com/ja/alexa-skills-kit

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まとめ

Matterというスマート家電の規格が普及するかどうかは、まだ販売されていない状況では、判断できません。

日本では、スマート家電の普及は、これからであり、スマートスピーカー自体の普及も米国と比べるとまだまだ少ない。

そもそも必要あるのか?
と思う人も多い

と言っても エアコン、テレビ、ビデオなど それぞれリモコンが存在しているのでそれを使えばいいだけで声で命令する必要があるのだろうか?

これは、米国などのドラマを見ればわかりますが、メモをICレコーダーで録音している文化が存在しているなど 文化の違いが影響しているかも知れません。

とりあえず、しばらく様子見かも知れませんね。

Echo Dot (エコードット) 第4世代 - スマートスピーカー with Alexa、チャコール

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