Xperia 1シリーズのカメラについて独断と偏見で語ります。
Xperiaについて興味のない人は、読んでも面白くないかもしれないので読み飛ばしてください。
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目次
失敗しないカメラ
一般的にスマートフォンのカメラは、バカチョンカメラ(今は、いろいろな理由で言われなくなりましたが)
全自動カメラ、コンパクトカメラの俗称で どんなに頭の悪い人でも きれいに撮影できる。
という仕組みである。
多くのセンサーとAIを駆使して ブレブレな写真も補正し逆光でも顔を明るくしたり、必要のない人や物体を消したり、美肌にしたり、細身にしたり
まさにフォトショップというか「魔法のようなテクノロジー」で修正するカメラとなっています。
もちろん これはこれで 大正解 お手軽に撮影できて見栄えの良くインスタ映え(SNS)の写真は見ている人の注目を惹きます。
「失敗しないんです」
なんて、どこかのドラマのようなセリフではありませんが、失敗しない写真こそ「スマホのカメラ」の王道です。
めんどくさいカメラ
一方、Xperia 1シリースのカメラは、そうではありません。
もちろん、簡単に撮影できるアプリもありますが、Photo Proというアプリで撮影するということに意味があるのです。
撮影対象を確認して撮影に適正な値を考えて
- F値(絞り)
- フォーカス(ピント)
- ホワイトバランス(色)
- ISO(感度)
- シャッタースピード
などを決めて(変更して)はじめてシャッターを押す。
自分の理想の写真を目指すためには多くの知識と経験が必要になるわけです。
「そんなのめんどくさい」
そう 「めんどくさい」のです。
もともと写真は、「めんどくさい」ものでそれなりの専門家でなければ扱えなかったのです。
そのかわり、きちんと設定できた写真はとても素晴らしく、見るものに感動を与えてくれるのです。
もちろん、これらの設定の多くは、AIやプログラムで適正値に設定されますが、Xperia 1シリーズのカメラは、それらをすべて自分で設定できるという仕組みをもっています。
さらに広角、標準、望遠3つのレンズを自分で選ぶことができるという
これまた、スマホの「失敗しないカメラ」と対局にある操作ができるのです。
自分で撮影対象に合ったレンズを選ぶ
なんて めんどくさくて 楽しいカメラなんでしょうか?
ありのままを撮影できるカメラ
最近のスマホカメラは、見た目がきれいになるように補正してくれます。
Pixel 3をはじめて使ったときは、驚きました。
なにしろ 目に見えない真っ暗闇でも撮影出来てしまうのですから。。。
批判しているわけではないですよ
つまり、失敗しないできれいに撮影できるカメラはそれはそれで正解です。
IT小僧も時間のないときは、オートモードで撮影するので大変便利に使わせてもらっています。
一方、Xperia 1シリースのカメラは、補正を極力なくすことができます。
つまり 盛ってなくありのままに極めて近い写真です。
盛っていないからこそ伝えられるものがある。
カメラ好きの人ならば ご理解いただけると思っています。
Xperiaの評価を見直そう
XperiaカメラをGalaxyやiPhoneとくらべて ダメと言っている人は多いと思います。
それは、「失敗しないカメラ」という視点での話ということをXperiaのユーザーは、思ってください。
カメラ本来の持っている「ありのままを撮影できるカメラ」、「マニュアルで撮影できるカメラ」という視点からみると 鮮やかな色の再現と加工しない(少ない)被写体の美しさを再現できる 数少ないスマホカメラなのです。
もっともマニュアルモードというのは、ハイスペックなスマートフォンならば、設定できますが、カメラ専用機の視点からマニュアル設定できるというのは、おそらくXperiaとSHARPのLEICAだけでしょう。
こんなひとにオススメ
Xperia 1シリーズは、
- 本格的なカメラを始める前にカメラの楽しさを知りたい方
- 趣味で普段持ち歩けるカメラが欲しい方
- カメラの勉強を手っ取り早く始めたい方
こういう人にオススメしたいスマートフォンだと思っています。
最新のXperia 1IVは、デジタルズームではなく、3眼のレンズそれぞれのズームで撮影できるという画期的なスマートフォンです。
お値段はかなり高価ですが、カメラ好きには、刺さる要素十分です。
もちろん 「魔法のカメラ」っぽいことも強化されていますが、マニュアル撮影こそXperia 1IVを購入する意味があるでしょう。
めんどうだな 「魔法のカメラ」がいいな
と言う人は、素直にiPhoneを選んだほうが幸せになりますのでそちらをオススメします。
「たかがスマートフォン」という人には、絶対にわからない それが、Xperia 1シリーズなのです。
あとがき
20万近くするスマートフォンなんてあり得ない
そりゃそうでしょ 3万円も出せば まともなスマートフォンが購入できる時代で20万なんて 馬鹿げています。
でも考えてください。
LEICAなんて とんでもない価格ですよね。
LEICAだって その価値がわからない人にとって ただの趣味カメラでしかありません。
では、高いから きれいな写真が撮影できるとは限りません。
写真についての知識と経験が要求されるのです。
別にXperia 1シリーズがLEICAと言っているわけではありません。
一般的に考えれば、Xperia 1シリーズを購入する人は限られていると思います。
日本メーカーだからという理由で購入されるお金持ちの人もいらっしゃると思いますが、普通のカメラだけではなく、Photo Proを一度使ってほしいと願っています。
次回は、Xperiaとエンタメについて語ります。
Xperiaファンのみなさん 次回もお楽しみに
ここまで読んでいただいてありがとうございます。