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IT小僧の時事放談

KDDI povo 2.0 データをスポットで購入するプリペイド形式のデータ利用の夜明けとなるか?

povo

菅総理が、まだ官房長官だった時代に携帯電話会社の料金値下げの圧力がはじまりました。

「役所が、一般企業に口出しするな・・・」

と思ったかどうかはわかりませんが、ahamo,povo,LINEMOなどの低価格プランを渋々? いや 戦略的に発表しました。

ところが、菅総理の任期満了が決まったのを見据えてかどうかわかりませんが KDDIから povo 2.0 なるものが出てきました。

今回のIT小僧の時事放談は
KDDI povo 2.0 データをスポットで購入するプリペイド形式のデータ利用の夜明けとなるか?
と題して、通信データをプリペイド形式で買う時代が本格的にやってきたというお話です。

povo 2.0

2021年9月13日 KDDIは、povo 2.0を発表した。

基本料金 月額0円 データ通信をギガ単位にトッピングというその場払いで購入し利用するというのが基本です。

つまり、回線を維持するだけなら¥0円 通信が必要なときに必要なだけデータ通信を購入、通話とSMSは、使っただけ支払うという仕組みである。

詳しくは以下の表を見てください。

ベースプラン概要
項目内容
月額基本料0円
月間データ容量0GB
国内通話料30秒あたり20円 (22円)
国内SMS利用料送信: 1通あたり3円 (3.3円) [70文字まで]
受信無料
トッピング一覧
カテゴリトッピング名料金/回
データトッピングデータ追加1GB (7日間)390円
データ追加3GB (30日間)990円
データ追加20GB (30日間)2700円
データ追加60GB (90日間)6490円
データ追加150GB (180日間)1万2980円
データ使い放題 (24時間)330円
通話トッピング5分以内通話かけ放題月額550円
通話かけ放題月額1650円
コンテンツトッピングDAZN使い放題パック (7日間)760円
smash.使い放題パック (24時間)220円

詳しくは、povoのオフィシャルページで確認できます。

これまでのpovoとは、大きく違っています。

povoの紹介記事やYou Tubeでは、¥0回線保持で楽天モバイル潰しとか料金体制を複雑にして情弱をカモにしているとか言われています。

一見、面倒な料金体系に思えますが、トッピングという言葉で惑わされますが、

契約は¥0で必要なときに必要な 使い切り型・チャージ型の前払い つまりプリペイド形式の契約形態です。
SuicaやPayPayやEdyと同じだと思ってください。

あらかじめ入金してその分だけデータ量を使うことができるというシンプルな仕組みです。

日本の携帯電話料金の多くは、月額で20Gとか決まっています。
20G使うか使わないか関係なしに毎月決まった料金を払う仕組みが通常の料金体系でした。

毎月、決まった通信データを買うか、必要なときに必要な分だけ通信データを買う ということだけが違うあdけです。

評価の分かれる日数による規制

ここまでの説明で、povo 2.0というのは、合理的な料金体系とわかっていただけたと思います。
ただし ひとつ落とし穴があって 例えば 20GB - 2,700円(税抜2,455円)を購入した場合、30日間で使い切らないと余ったデータ量は、消滅してしまうという制約があります。
150GB - 12,980円(税抜11,800円)の場合は、180日間以内に使い切らないと余ったデータ量は、消滅します。

このデータ残量を自分で管理できる人は、このpovo 2.0は、コストを抑えることができるでしょう。
緊急で大量にデータが必要なときは、330円(税抜300円)[24時間]という契約もあります。

これが最大の落とし穴と言っていいでしょう。
また、¥0で契約しても180日間以上 何も使わないと 契約解除の可能性もあるということです。

自分が管理できない人は手を出さないように

ここまでの話で面倒だ! と思う人は、povo 2.0に手を出さないでください。
理解して、自分の使い方に合っていると思ったら このプランは、有意義です。

これまでここまで 本格的なプリペイド式の料金体系は、あまりありませんでしたが、KDDIがついに始めたということです。

まとめ

さて KDDIが、先行して新しい契約形態を発表しました。
楽天モバイル潰しとか言われますが、きちんと繋がり、通話も安定している大手キャリアの回線を¥0で維持できるという意味は画期的です。

携帯電話というのは、つながって当たり前、緊急のときもきちんとつながらなければ命に関わります。また、災害が起きたときなどの対応を考えれば、1回線は、大手キャリアの回線を持っておくのは、リスク回避という意味でも有意義です。

問題は、au回線の特殊性でSIM FREEの携帯電話で対応しないものがあるということぐらいです。
普段は、楽天の使い放題を使って いざというときは、povo 2.0を使うとか、またはその逆の運用も考えられます。
そうなるとDSDD(Dual SIM Dual Standby)のスマートフォンが普及するきっかけになるかも知れません。

 

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