昨日からの話題といえば、カッシーニです。
1997年に打ち上げられ、13年にわたって土星を調べ続けた探査機カッシーニは、9月15日に「土星突入」という最後のミッションで燃え尽きました。
言葉では、なかなか伝えられないのでまずは、YouTubeのリンクを観てください。
https://youtu.be/xrGAQCq9BMU
20年も活動できること自体凄いことです。
クルマだってなかなか20年動かすの大変です。
クルマは、部品交換できますが、一度打ち上げたら補修できない宇宙空間で動かし続けることは、我々の想像を超えた困難の連続だったはず。
土星との通信は、3時間弱、データ転送速度は365kbps
1997年といえば、インターネットもモデム時代、当時の転送速度が56kbpsということを考えれば、それだけでも凄い技術
例えると、Windows95の時代ののテクノロジーで土星観測を行ったわけです。
ハードウェアもソフトウェア技術者に拍手です。
打ち上げ時に書かれたプログラムを途中でバージョンアップしたりしているはぜですが、この遅い回線でどうやるんだろう?
スクリプトを書いてバッチを流すんだろうか? そもそもバージョンアッププログラムを送るのにどのぐらいの時間がかかるのか?
こんな記事を見つけました。
「NASA、宇宙探査機ボイジャーのメンテナンスのためFortran/アセンブリ言語を扱えるプログラマーを募集中」
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20151104/Slashdot_15_11_04_0519202.html
2015年11月4日の記事ですが、Fortran & Assemblerが使われているのか!
HABOZOUは、この2つ書けるので応募してみるか!
はやぶさ2のプログラマーのインタビューはこちらを見てください。
https://codezine.jp/article/detail/8563
カッシーニは、「地球由来の微生物汚染を防ぐために、土星に衝突させて燃え尽きさせて殺菌」するという最終ミッションを行い消えてしまいました。
20年にわたるカッシーニプロジェクトですが、研究者も20歳歳を重ねるということです。
人生をかけてこのようなプロジェクトに参加するというのは、ちょっと憧れます。
多くの人々に見送られてカッシーニは燃え尽きました。
幸せな探査機だと思います。
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NASAとは、予算もまったく違うのですが、JAXAも金星探査を行っています。
あかつき
http://www.jaxa.jp/projects/sat/planet_c/index_j.html
はやぶさ2
http://www.jaxa.jp/projects/sat/hayabusa2/index_j.html
予算が少ないのに頑張っているなぁ
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