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IT小僧の時事放談

ロックダウンで教育格差が広がるアルゼンチンの話

つくられた格差~不公平税制が生んだ所得の不平等~

緊急事態宣言の日本
しかし、会社も学校も通常通りの通勤通学をしています。

飲食業と酒を止めれば感染が防げる。
という施策だけであとは、なんにもやっていない状況です。

では、日本以外ではどうなのか?
aljazeera.com(アル・ジャジーラ)にアルゼンチンの記事が掲載されていた。

今回のIT小僧の時事放談は。
ロックダウンで教育格差が広がるアルゼンチンの話
と題して デジタルデバイドの深刻な状況について缶上げてみよう。

今回も小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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感染者が増えているアルゼンチン

日本の感染者は、一日に5千人オーバーぐらいですが、アルゼンチンでは、記録的な感染者が増えている。

現在、アルゼンチンは記録的な数のCOVID-19症例(3日連続で35,000件)という状況になっている。
そのため5月20日(木曜日)にすべての学生に対して投稿の禁止を発令

学生は、ネットでの授業を強いられるようになった。

しかし、それは、新たな分断を招くことになっている。

インターネット環境

低所得者層の過程では、Wi-Fi環境など自宅にはない。
したがって学生の何人かは、公共Wi-Fiのある公園でネット環境を求めた。

しかし、多くの学生があつまったてしまう、Wi-Fi環境は劣悪状態になる。

また、携帯電話で接続するにも日本のように快適なネット回線があるわけでもない。

この状況で学校からの課題を完了することは難しく、講義に参加することもできない。

パンデミックに適応できなかった。

一方、中産階級以上の自宅にはWi-Fiが設備され、ネット事業も課題も快適に使えています。

新型コロナ禍で教育における不平等が拡大し、(ネット環境を)持つものと持たざるもので大きな差が生まれています。

アル・ジャジーラでインタビューに答えている看護学生のラモス(19歳)さんは、

「今日、教育は特権です」
「特権を無くするためには、Wi-Fiとコンピューターなどのツールが必要で」
と訴えている

アルゼンチンの約400万人が、貧困層の街に住んでいます。
彼らは、約半数がインターネットへの接続に問題があると報告、11%がまったく接続できなかったとアンケートに答えている。

「国の教育省も市の教育省も、教育システムをこのパンデミックに適応させることができなかった」
社会活動家組織Libres delSur のDanielaGaspariniさん(心理学者)

とコメントしている。

アルゼンチン政府

アルベルトフェルナンデス大統領(中道左派)は、2021年5月4日に

「ノートパソコンは、教室とのつながりが劇的に低下するか、完全に消滅するのを見た人々を優先して
全国の高校生に633,000台のノートパソコンを配る。」

「このコンピューターは、アルゼンチンの8つの工場で製造することで雇用の創生になる。」

と発表した。

また、「光ファイバー回線を「国の隅々まで」延長することを約束している。

しかし、それが本当にできるのか?
抗議活動は続いている。

まとめ

日本でも経済状態の格差により、教育の格差が生まれている。
カネのあるものは、より高度な教育をしていますが、その結果 出来上がったのが今の日本です。

IT関連は、失敗続き、官公庁、政治家だけではなく一般企業の経営者の多くも、
「未だに 昭和の時代を引きずっている」

おまけ

新型コロナから本当に守るべきものは何なのか?

あちこちで、老人が、ワクチン接種を求めて押しかけているらしい。

しかし、年寄り優先のワクチンではないと思う
本当に守るべきは、若い人たちであり、子どもたちである。

テクノロジーでなんとかなるものは、優先してやるべきである。
GoogleのCMは、自分に教えてくれている。

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