先日、流行語大賞なる毎年恒例のイベントが開催された。
今年は、新型コロナに関係する 3密が、年間大賞になった。
他にも鬼滅の刃が映画だけではなく書籍も独占するという強烈コンテンツが登場
「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン○○」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「3密」「ソロキャンプ」「フワちゃん」なども選ばれたが、「愛の不時着」以外は、まぁそうだろうなという発表だったと思う。
(深く突っ込まないでください)
何かが流行れば、それを真似する 当たり前の経済活動というわけですが、やりすぎると独自色がなくなるぞ
今回のIT小僧の時事放談は、
どいつもこいつも皆同じ SNSの機能が似たり寄ったりになっている
というタイトルで SNSのサービス自体がおなじになってゆくというお話です。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
Twitter Fleets機能
TwitterにFleets(フリート)という機能が追加されました。
TwitterのFleetについて - Twitter Help Center
https://help.twitter.com/ja/using-twitter/fleets
いまを伝える新しい形、「フリート」を日本の皆さんにご紹介します
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2020/ntroducing-fleets-new-way-to-join-the-conversation-jp.html
Fleetsは、Twitterの活用や、Twitterでのコミュニケーションをこれまでにない方法ですぐに行える機能を提供します。Fleetsで共有した内容は、24時間が経過すると表示されなくなるため、ふとした思いつきやうつろう気持ちを共有できます。
TwitterのFleets(フリート)を紹介するブログでは
内容は、Instagramですでに搭載されている「Instagram Stories」(ストーリー)と同じような機能
と書かれている人が多い
結局、Instagramではじめたことを「Twitterもはじめました」というわけである。
※Freetと書いている人が多いのですが、正式には、Fleetsです。
詳細には、違うところがありますが、大まかに言って おんなじ です。
Clubhouse
TikTokは、Vineという6秒動画で日本以外で大流行(日本の高校生は、キャッチアップしていましたが)の後発で登場、派手な広告展開とVineロスの若い人を中心に大ヒットしています。
さて元祖動画サービスVineはどうかというと収益がままならぬTwitterに買収されました。
Vineは、姿形を変え、Twitterによって 今、米国シリコンバレーでもっとも注目されている音声SNS(音声チャット)「Clubhouse」(現在は招待制)の真似をした「Audio Spaces」を立ち上げようとしています。
※Clubhouseの話は、興味があるので調査中
Twitterは、SNSの世界では、老舗?のサービスですが、最近は、Instagramや他のサービスを積極的に取り込もうとしています。
Twitterのマネされた?(インスパイア)「Instagram Stories」(ストーリー)も実は、一定時間後に投稿が消えるというSnapchatのアイデアをマネたとも言われる
Instagramは、2016年に、一定時間後に投稿が消えるというSnapchatのアイデアを“盗む”ことでストーリーを開始した。
と言われている。
その後、Instagramは、インフルエンサーを積極的に活動させてStories(ストーリー)は、成功をおさめている。
今やStories(ストーリー)は、本家?Snapchatより人気が出ている。
しかし、同じマネでも TikTokのパクリとも言えるReels(リール)は、成功まで至っていない。
「TikTokの“廉価版”のようなもの」というインフルエンサーのコメントもあるようだ。
細かいTikTokとInstagram Reels(リール)では、仕様の違いもありますが、SNSを見ている人にとっては、どれも同じようにしか見えません。
どいつもこいつも皆同じ
このようにSNSが、他のサービスの機能を取り組むことになると投稿で収益を得ている人は、同じコンテンツを各SNSでばらまくこととなってしまいます。
事実、TikTokと同じ動画が、InstagramのReels(リール)にも多数アップされているし
TwitterのFleets(フリート)にInstagramのStories(ストーリー)と同じものがアップされていたりします。
最近は、YouTubeにもTikTokの動画がアップされているようです。
せっかく作ったコンテンツですから、多くのSNSで発表できれば、投稿者にとってコンテンツを見てもらえることで収入アップの可能性が高くなるわけですからこれをやめさせるのは難しい。
しかし、SNS利用者は、差別化がどいつもこいつも皆同じコンテンツwみることになります。
結局、SNSって どいつもこいつも皆同じようなもの
となってしまうような気がします。
Instagramの変容
Instagramは、2012年09月 にFacebookに買収されてしまいました。
写真投稿専門サイトという これまでにあったけれど 目新しいSNSは、世界中の写真愛好家から歓迎されていました。
スマートフォンから簡単にアップできるというのも魅了だったのです。
しかし、ケンブリッジ・アナリティカ事件で人気が急降下したFacebookは、Instagramに要職を派遣、その後 広告が爆発的に増え始め、Facebookへの誘導や、Stories(ストーリー)、Reels(リール)と他のSNS機能を取り込み、広告だらけのメディアとなりつつあります。
Instagramの創業メンバーは、(売却後)こうなることがわかっていたためか離脱しました。
このことは、以前ブログで記事にしましたので 興味のある人は読んでみてください。
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インスタグラム(Instagram)が、侵略される。 CEO Kevin Systrom(ケビン・シストロム)離脱の理由
どんなに優良企業でも利益最優先に舵を切りすぎると歪が出てきて崩壊します。 吉野家は、1980年(昭和55年) 120億円の負債を抱えて事実上の倒産しました。 倒産の原因は、利益率の維持のために 「米、 ...
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まとめ
SNSは、ライバルの機能を取り込むことでどれもこれも似たようなものになってしまいそうです。
しかし、sれらの追加機能が、必ずしもヒットしているということはなさそうである。
結局、SNSは、それぞれ独自の世界があるので、無理をしないで自分のスタイルを守ればよいのに
と思うのですが、
SNSは、単なる広告媒体へと変わりつつあります。
すべてはインターネットをよくするためだと、わたしは思います。
Instagram CEO Kevin Systrom
彼の理想は、遠のいてゆくようです。
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すべてはインターネットをよくするためだと、わたしは思います。 Instagram CEO Kevin Systromの目指す世界
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