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IT小僧のブラック時事放談

AIは省エネではなく 環境悪化をまねいているのに なぜか何も言わない環境団体

環境団体は、宗教と同じようにビジネスという一面がある。

真剣に信じている人も多いし、まともな指導者もいると思いますが、その多くは、ビジネス=金儲けである。

その証拠に「あれほど 鯨を保護しろ」と騒いでいた団体も日本という金づるが脱退したら崩壊

日本からカネを引っ張れないと考えたあの「グリーンなんとか」もカネの臭いのする運動にターゲットを変えた。

そんななか AIの普及に対する環境問題や健康被害が出ていることに対してどのように対応するのであろうか?

Forbes 2024.12.16より

AIのエネルギー消費、続けば3兆円相当の健康コストに。喘息患者60万人も

AIのエネルギー消費、続けば3兆円相当の健康コストに。喘息患者60万人も

人工知能(AI)の需要の高まりにより、データセンターのエネルギー使用量は増加しており、一般消費者に深刻な健康被害をもたらしている。米国のデータセンターからの排出物は、2030年までに年間1300人の、本来の寿命よりも早い死と60万人の喘息を引き起こすと予想されている。推定健康コストは200億ドル(約3兆円)以上であり、化石燃料に依存する機関からの排出が大部分を占めるこれらの排出は、国内の喘息関連死亡者の3分の1以上の原因となっている可能性がある。

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AIのエネルギー消費、続けば3兆円相当の健康コストに。喘息患者60万人も
https://forbesjapan.com/articles/detail/75846

AIは、莫大なエネルギーを消費しています。
世界各地にデータセンターが建設され 莫大な電力消費を続けています。

カリフォルニア大学リバーサイド校のシャオレイ・レンが率いる研究は、データセンターの汚染が広範囲に影響を及ぼしていることを明らかにしている。

「公衆衛生への影響は直接的で目に見えるものです」とレンは述べ、汚染がデータセンター周辺をはるかに超えて伝播し、全国の人々に影響を及ぼしていることを指摘した。

主要な汚染物質である微小粒子状物質は特に有害で、AIモデル1つを訓練するのに必要なエネルギーは、ロサンゼルスとニューヨークを車で1万往復したときの排出量に相当する。

AIモデル1つを訓練するのに必要なエネルギーは、ロサンゼルスとニューヨークを車で1万往復したときの排出量

例えが あやふやでよくわかりませんが、電力エネルギーの多くは、化石燃料で生み出されているのは事実
再生可能エネルギーなど不安定でまだ補助的なものに変わりないし、太陽電池パネルなど寿命が付きああ後に大規模な自然環境汚染という指摘もある。

一部の大手企業が排出量削減のために原子力や再生可能エネルギーに投資しているとはいえ、多くのデータセンターはいまだに化石燃料に大きく依存している。現在の傾向が続けば、2030年までにデータセンターはカリフォルニアやニューヨークと同程度のエネルギーを使用することになる可能性がある。

結局化石燃料の使用により喘息患者の増大というのが、Foubesの記事である。

解決方法は原子力?

現実的に、莫大な電力エネルギーの供給元としては「原子力発電」しかなく
世界中で「新しい原発の開発を行っている」

米IT大手、データセンターの脱炭素で原子力を活用へ

アマゾンとマイクロソフトが原発を選択

 米国のリーディング・ハイテク企業が「脱炭素」目標を達成するために、メガソーラー(大規模太陽光発電所)を含む再生可能エネルギーに加えて、原子力発電所からも電力供給源を広げている。

まず、2024年3月、米インターネット通販大手の米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com=以下アマゾン)の子会社であるクラウド・サービス・プロバイダーであるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、原発から直接、電力供給を受けるデータセンターを購入したと発表した。

そして9月、米マイクロソフト(Microsoft)が同社のデータセンター用に原発からの電力供給を受ける契約を結んだ

中略

米国最大のカーボンフリー・エネルギー(原子力、水力、風力、太陽光)の生産者、そしてエネルギー製品、サービスのプロバイダーであるコンステレーション・エナジー(Constellation Energy)は、米東北部ペンシルベニア州の「スリーマイル島原子力発電所(Three Mile Island nuclear power plant)」のユニット1原子炉から中部大西洋地域のマイクロソフト・データセンターに電力を供給する20年間のPPA(電力購入契約 )を締結すると発表した

マイクロソフトのデータに電力を供給する原子力発電所

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日経クロステック
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02443/110700078/

原子力発電所 クリーンで莫大な電力を生み出す 現実的な選択という結論になっている。

日本では、原子力発電に関して「3.11の問題」以降 神経質になっているため 電気代が高騰、莫大な電力を得られない状況では、海外からの工場誘致などできないし、データセンターもままならない。

九州だけは、原子力発電所が稼働しているため 「世界最大手の台湾のTSMCの半導体工場建設」が行われている。
また、豊富な水資源も誘致に有利に働いています。

最先端の工場が来れば、優秀なエンジニアも集まり、経済も発展して行く

他の地域が「観光ビジネス」に力を入れているけれど、工業力の経済効果の足下にも及ばない。

話を戻そう

なぜ環境団体がデータセンターの問題に何も言わないのか?

答えは簡単で「カネにならない」からである。

世界中でAIの競争を行っている状況で この産業に文句を言うより「カネになる(取りやすい)産業や国を相手にした方が手っ取り早い」からである。

マスコミも「自分たちに都合の悪いことは言わない」わけで データセンターの問題に対して取りあげることはないだろう。

しかし、その影で健康被害が広がっているという事実もありそうです。

 

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