iPad売れています。
おそらく、タブレットでは完成度が高く、性能を考えるとコスパもいいだろう。
しかし、決定的な欠点があります。
今回のIT小僧のブラック時事放談は
文章を書くデバイスとしてiPadは失格です
と題して 文章を入力するのにiPadを使うのは、不都合である というお話です。
AppleからカネももらっているITジャーナリストではないのでズバリ切り込みます。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
スポンサーリンク
目次
壁の中の住人は気がつかない
iPad売れています。
Pro版とかもあり、ミドルレンジのパソコン以上の性能を持っているものもあります。
しかし、OSが、決定的にバカです。
失礼! バカは言いすぎですが、Appleの規制が多すぎて不便です。
iPhone、iPadしか使ったことのない人は、理解できないと思いますが、ファイルの取扱、文字入力で決定的にダメです。
Windows、Android OSに比べると くだらない規制が多すぎます。
ファイルは全てアプリごとのフォルダで管理
なんといってもこれが最大の問題点です。
iCloud、Google Driveなどで受け渡しができるようになったと言ってもWindowsやAndroid OSのような直感的なやり取りができない。
これだけでも大きなストレスになります。
これは、iPhone、iPadしか使ったことのない人には絶対に理解できないことであり、Appleがすべて自社で完結しようとする思想の表れである。
デザインで使っているひとも多いと思いますが、
例えばMacをプロ向け用途で活用していて、出先でも気軽に使えるサブ端末が欲しい、と言う場合にはiPad Proは最適な答えかもしれません。
しかしそれ以外の人にとって
ネットサーフィンをしたり、YouTube・電子書籍・写真を見たりするような「ビューアー」が中心の目的と考えてよいでしょう。
iPadは、でかいiPhoneである
所詮
iPadは、コンテンツを見たり聞いたりする でかいiPhoneである。
ということになります。
日本語入力がダメすぎる
iPhoneもそうですが、日本語の取り扱いが決定的にダメです。
これは、頑なにサードパーティ社を規制によって排除した弊害です。
日本語入力もATOKなど徐々に使いやすくなっていますが、まだまだ規制が多すぎる。
頑なに矢印キーを排除していたり もうバカすぎる仕様としか思えない。
誰でも文字入力で画面を長押しして「イラッ」とした経験をお持ちであろう。
ATOKでは、最近、矢印キーを設定できるようになったので少しは軽減されたと思います。
致命的なのは、外付けキーボードを接続したときにサードパーティ製の日本語入力が使えない(なかった)ということである。
何しろ、単文節変換しか使い物にならない(と個人的に思っているApple製の日本語入力)しか対応していないという決定的な問題点が解決できていない。
プアなApple製の日本語入力が素晴らしいと思っているのなら それでいいのですが、
文章入力をするのなら、5万円程度のWindows PCのほうが
間違いなく ストレスなく長文を入力できます
日本語入力も好みのものを使えば快適です。
少なくてもApple製の日本語入力より優れているものが多いのです。
「Simejiを使えば・・・」
という人もいると思いますが、過去に何度も情報漏洩をしているソフトウェアを使いたくありません。
Simeji(シメジ)は、中国検索エンジン大手である百度の日本法人バイドゥ株式会社により開発、運営されるAndroid・iOS向けの日本語入力アプリ(IME、キーボードアプリ)である。
この記事の中の「不祥事」を見ていただければわかりますが、「中国検索エンジン大手である百度の日本法人バイドゥ株式会社」というだけでも敬遠します。
hao123問題 で検索すればわかると思いますが、その他にも多くの問題を起こしてきた企業でることは間違いない。
さすがに今は、監視の目も厳しく 改善されていると思うけど、わざわざ 選ぶ必要もありません。
参考 百度(ウィキペディア)
少しずつ開放されているが
iPhone/iPadの日本語入力も少しずつ開放されているのも事実です。
GoogleのGboard、ATOKなど 改善の兆しがみえて来ましたが、WindowsやAndroidに比べると まだまだ 未熟だと(個人的には)感じます。
Appleが、iPadをビジネスなどで推し進めようとするならば、日本語の取り扱いは、必須事項になるはずです。
(Appleの制約が)まだまだ厳しい状態なので仕方がないのですが、日本語入力を大切にしてほしいと思います。
タブレットとして最高峰
ここまでiPadに対してディスるような記事を書いてきましたが、タブレットとしてコンテンツを楽しんだりするのにはベストだろう。
もちろんゲームもOK
万能的に使えるタブレットだと思います。
基本的にパワーがあるのでクリエイターの人がデザインで使っている人も多いのも納得です。
2022 Apple iPad Air (Wi-Fi, 64GB) - ブルー (第5世代)
このブログで言いたかったことは、なぜ有り余るパワーがあるのに日本語の文章入力を改善しないのか?
ということです。
サードパーティの日本語入力に規制をかけないでATOKなどのような優れた日本語入力ソフトウェアを使いたいと思います。
そうすれば、iPadで原稿を書く人も増えてくるだろうし、その用途がもっと広がるはずです。
本当にここが惜しい
まじで、iPadの日本語入力は、遅れています。
まとめ
長文を書く人ならば 無理して、プアな日本語入力環境ではなく、WindowsやAndroid、ポメラなどの日本語入力でストレスを感じない環境をオススメします。
iPadは、優れた タブレットには間違いありません。
しかしそれは、タブレットとしてであって あくまでコンテンツ楽しむことに優れているということを意味します。
iPadがあれば パソコンは必要ないという人もいると思いますが、文章を書いたり、Microsoft Officeで仕事をしようとした場合、不便なことが必ず出てきます。
ビジネス現場では、Windows + Microsoft Officeが標準になっているのでそれ以外での環境で作業することは、不都合が多い
iPadで使いづらい日本語に悩むより5万円程度のWindows PCで作業した方がベターということに間違いありません。
特に文章を書く仕事人ならば Windowsか、ポメラを検討することをオススメします。
スポンサーリンク