※本ページはプロモーションが含まれています

IT小僧の時事放談

電子決済の最終戦争 PayPay圧勝で決着か?

電子決済の最終戦争

Paypay、Suica、PASMO、d払いなど スマートフォンのよる決済サービスが当たり前の時代になってきました。
すでに現金を持ち歩く必要もなく 交通機関や買い物など スマホさえあれば「なんとかなる」時代となっています。

では、数多くある決済サービスで何が使われているのでしょうか?

今回のIT小僧の時事放談
電子決済の最終戦争 PayPay圧勝で決着か?
と題して、電子決済について考えてみよう。

「現金」約40%「クレジットカード」約25%

MMDLabo株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所が、18歳~69歳の男女2万5000人を対象に2023年7月21日~7月25日の期間で「2023年7月決済・金融サービスの利用動向調査」を実施し、8月28日に結果を発表した。

「2023年7月決済・金融サービスの利用動向調査」によると、普段利用している支払い方法のトップは「現金」で次いで「クレジットカード」となっています。


2023年決済・金融サービスの利用シェアトップ
クレジットカードは「楽天カード」、QRコード決済は「PayPay」、非接触決済(板カード)は「WAON」、非接触決済(スマホ)は「Suica」、銀行は「ゆうちょ銀行」、証券会社は「楽天証券」
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2255.html

まとめてみると 以下にまとめられています。

■ 普段利用している支払い方法の割合は「現金」「クレカ」「QRコード決済」
■ 利用しているクレジットカードの上位は「楽天カード」「イオンカード」「PayPayカード」
■ 利用しているQRコード決済の上位は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」
■ 利用しているカード型の非接触決済の上位は「WAON」「Visaのタッチ決済」「Suica」
スマホ非接触決済の上位は「Suica」「iD」「nanaco」

2023年決済・金融サービスの利用
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2255.html

まだまだ 欧米に比べ 現金決済が多いことがわかります。
しかし、クレジットカードの増加とQRコード決済、スマホ非接触決済のようにスマホ決済が増えていることも注目です。

スマホ決済の仁義なき戦い

QRコード決済が増えてきていますが、上位は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」となっています。

PayPay 64.9%
楽天ペイ 33.1%
d払い 28.6%

と圧倒的にPayPayが強く参加のLINEpay 9.5%も含めると 74.4%と全体の3/4を占めていることがわかります。
正直 勝負あり というところで 4位の au PAY 21.3%あたりが生き残れるかどうかの分岐点かもしれません。

楽天が、赤字を覚悟でモバイル事業を始めたのも楽天ペイを自社の回線で使いために必要だったのかも知れません。

現在の楽天ペイは、他社の回線で使用されている場合が多く、今後 各キャリアが自社の決済(Pay)に対して大きなキャンペーンを行った場合、閉め出される可能性を危惧したと想像できます。

PayPay 一人勝ち

統計、調査方法は多くの所から出ていますが
このグラフを見てください。

SuicaからPayPayへ 5年で変わった調査データで見る電子決済:日経クロストレンド

PayPayの圧倒的なシェアがわかると思います。

PayPayは、18年10月に始まったコード決済だ。サービス提供直後の18年12月に、支払いにPayPayを利用すると20%分の還元を受けられる「100億円あげちゃうキャンペーン」を実施するなどし、シェアを拡大。新規利用者を多く取り込むことで、コード決済サービス自体の普及にも大きく貢献した。PayPayの22年の国内シェアは約67%と発表されている。

23年10月にPayPayが発表した登録ユーザー数は6000万人超で、国内のスマートフォン利用者の約3分の2が利用している計算になるという。23年4~9月の決済回数は31億回超で、前年同期比で30%以上の伸びを記録するなど成長を続ける。

登録ユーザー数は6000万人超 1強と言っていいでしょう。

残りを数社でシェアを争うという状況です。
これを考えると3位もしくは、4位ぐらいまでしか生き残れないのではないでしょうか?

囲い込み

最近、docomo、auでは、Netflix、DAZN、YouTube Premiumなどをキャリア決済で支払うとお得ですよ
というキャンペーンをしています。

確かに キャリア決済で契約すると数ヶ月無料だったり、毎月ポイントが加算されたりするのでお得と言えばお得
docomoやauで契約している人は、キャリア払いで契約し直すことをオススメします。

キャリア支払いでも結局はクレジットカードだったり 引き落としだったりなので クレジットカードや銀行引き落としと同じなので変わりありません。

ならば、すこしでもポイントが優遇されたりする方がお得ということです。

こういう施策を行いために 楽天もキャリアに参入したのでしょうけど その代償はあまりにも大きかった。

決済最終戦争

決済については、クレジットは、分割だったり 大きな金額の決済で使われると思いますが、コンビニやドラッグストアなどの少額決済は、QRコード決済が、増えることはまちがいなく、現金の取引も減って行くことになるでしょう。

一部の神社では、お賽銭をQRコード決済にしたりして 小銭=現金以外という施策を採り始めました。
小銭を銀行に預けると手数料を取られるなどの時代となり

数年後には、現金お断り という店舗も増えてくると思われます。

そのときに生き残る決済方法は何か?

おそらく シェアを取れない決済は消滅しし3~4程度の決済システムに収束するはずです。

まとめ

クレジット決済は、今後も生き残りますが、少額決済は、最終戦争に入っていると思います。
PayPayは、約75%のシェアを獲得しているので まちがいなく生き残りますが、2位、3位の座を争って厳しい戦いが繰り広げられます。
特に au Payは、4番目の位置なので d払いと激しい戦いになるはずです。

楽天は、楽天モバイルが成功すればPayPayを追いかけるはずですが、今後 シェアがどうなるか未知数となるでしょう・

【広告】

-IT小僧の時事放談
-,

Copyright© IT小僧の時事放談 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.