人間、60年近くやってると いろいろなところにガタが来ています。
まず、視力 老眼は避けられません。
次に、聴覚 高い音が聞こえにくくなり、耳が遠くなります。
そして、脳 物忘れが激しくなり、論理的思考が衰えます。
人である以上 これらを避けることはできません。
そこで今回のIT小僧のオススメは、
シニア世代のイヤホン選び 聴覚の衰えと相談した結果 これに決めた。
と題して、シニア世代のイヤホン選びを考えてみよう。
今回も小難しい言葉をわかりやすく解説しながら記事にまとめました。
最後まで読んで参考になったら幸いです。
目次
スマートフォンとイヤホン
あなたは、どんな コンテンツを聴いていますか?
コンテンツは、直訳すれば「内容」や「中身」という意味で映画・音楽・演劇・文芸・写真・漫画・アニメーション・コンピューターゲームなどと言ったらいいでしょう。
誰か才能のある?人、団体が作成したものを楽しむものです。
イヤホンの話をするので音楽中心となりそうですが、最近は、映画、アニメ、コンピューターゲームをはじめ読書だって音で聞く時代となりました。
YouTubeだって立派なコンテンツでスマートフォンとイヤホンを使って電車の中で見る人も多いと思います。
電車の中、そう 公共なところでは、スマートフォンのボリュームを上げてスピーカーで音を鳴らすバカはいませんよね。
多くの人は、イヤホンで聞いていると思います。
IT小僧の若かりし時代は、ウオークマンで軽量のヘッドフォンで聴くのが流行りでした。
カセットテープで音楽を持ち歩いて 電車の中であるいは、歩きながら聴くのがトレンド(流行り物)でした。
これは、今どきのウォークマン
今や、スマートフォン全盛時代
このポケットに入る一昔前のスーパーコンピューター並の能力をもった端末は、映像、音、読書、テレビ、ラジオ、ゲーム マッチングアプリでパートナーを探したり、株、為替、銀行などの取引、お財布で決済したり、メール、メッセージそしてSNSで世界中の人と接することができるスーパーアイテムとなっています。
もちろん スマートフォンで音楽を聞く人も多いでしょう。
そのとき重要なのは、イヤホンです。
先の述べたように 公共の場でコンテンツを楽しむには、イヤホンが必須です。
イヤホンと言っても 数十万園のものから 1000円程度のものまで千差万別多種多様です。
その数多あるイヤホンの中で自分は何を選ぶべきか ここでシニア世代に限定してオススメを紹介します。
SHUREのオススメ
SHUREは、プロフェッショナルなマイクの原型を作り出したブランドです。
プロ、アマ問わずアーティストや音楽に携わる人たちのブランドでもあります。
もちろんイヤホンの分野でもプロ御用達のブランドには違いないのですが、一般向けにも製品を販売しています。
SHUREは、こだわりがあって
- 原音に忠実
- リニアリティーがある
- 正確でバランスが取れている
- すべての製品に同じ音作りのポリシー
という4つの製品クオリティがあるそうです。
でもお高いんでしょ・・・
いいえ SHURのイヤホンは、1万円台からラインナップされています。
その中でも SHUR SE215というイヤホンは、実際に3年近く使用した間隔だと聞きやすく(耳にやさしい)イヤホンと言えると思います。
なにより ドンシャリ(高音とか低音を強調)しているようなイヤホンではなく、飾りのない、素直な音を再現してくれています。
また、MCXコネクタという企画で イヤホン本体とコードを取り替えることができるので コードが断線してもコードだけ購入することもできます。
※これをリケーブルといいます。
コードも有線、ワイヤレス(Bluetooth)のものがあり、お好みで切り替えることができるというのは、画期的なアイデアと思います。
IT小僧は、Bluetoothで接続して聴くことが多いのですが、よりよい音で聞きたいときは、有線で聴いています。
つまり、イヤホンのコード断線で買い替えということがなくなります。
Bluetoothケーブル
SHURE ワイヤレス リケーブル BTシリーズ Bluetooth SEシリーズ用 交換ケーブル MMCXコネクター搭載 RMCE-BT2 【国内正規品】
有線ケーブル
SHURE SEシリーズ用 リモート&マイク内蔵ケーブル / iPhone Android 対応 / MMCXコネクター対応 / RMCE-UNI【国内正規品】 RMCE-UNI
これは、長期間にわたって使用できるという大きなメリットがあるのです。
SHURのイヤホンは、SHUR掛けという 独特な装着を行います。
これは、ケーブルが服などに当たってノイズを発生させないように考えられたもので ちょっと プロっぽいですよね。
SHUR SE215は、3年近く使用していますが、音の劣化も気にならず、素直な音で耳も疲れません。
また、ノイズキャンセリングがないので「適度に外音が聴こえます」
これは、道を歩いているとき、電車の中で使用している時、クルマのクラクションやアナウンスなどが聞こえるのでノイズキャンセリングで外部の音を完全に遮断することより安全です。
「ノイズキャンセリング正義」みたいな風潮がありますが、時と場合によっては危険だということを覚えておいてください。
また、このイヤホンは、大音量にしなくてもきちんと音が聞こえるので耳に優しいとも言えます。
というわけで SHUR SE215をシニア世代のイヤホン選びの1つ目としてオススメします。このような完全ワイヤレス型のイヤホンも販売されています。
もちろん、iPhoneでもAndroid端末でも使用できます。
Apple AirPods/AirPods Pro
iPhoneの場合は、素直にAirPods や AirPods Proをオススメします。
なにより iPhoneとの親和性がよく、取り扱いが簡単です。
唯一の欠点は、落としやすいところ 耳の形状によっては、ポロッと落ちてしまいます。
IT小僧は、 AirPodsと相性がわるく、落としやすいので こんなものをつけています。
これならば クビにかけていれば落ちません。
音は、比較的素直ですが、めちゃくちゃいい音か? と言われるとそうでもない。
普通です。
でも普通だからこそ 疲れにくいというということになります。
普段使いで特別音質に拘らなければ、AirPodsで十分で AirPods Proは、ノイズキャンセリングが必要な人向けです。
シニア世代で外で使用する場合は、シニア世代ということを考慮するとAirPodsをオススメします。
Google Pixel Buds A-Series
Android端末を使っていてGoogleアシスタントや英語翻訳を使いたい人ならば Pixel Buds A-Seriesがよいでしょう。
Googleアシスタントとか翻訳機能とか必要のない人は あまり購入する意味はないかも知れません。
ただし、音は、かなりいいですよ
普通に良い という感じです。
こちらもノイズキャンセリングがないので外部の音が聴こえます。
また、マイク性能がよいので リモートワークでも使えるでしょう。
価格が安いというのと 低温が強調されている 所謂 ドンシャリではないので 耳に優しいでしょう
最新モデルのノイズキャンセルモデルも価格は高いけど 自然な音域なのでオススメします。
結論
iPhoneの人 AirPods
Androidで翻訳とかアシスタントを使ってみたい人 Pixel Buds A-Series
いい音を楽しみたい人 SHUR SE215
この3択で問題ありません。
シニア世代では、この3つのどれかがあれば 幸せすぎるコンテンツを楽しめるでしょう。
値段も1万円ちょっとで購入できます。
もちろん 本格的な音楽を楽しみたかったら、SONY のこのようなイヤホンもありますが、外出先で使うとなれば 外部の音は聴こえたほうが絶対的に安全です。
新モデルもお値段は高いけど 音は流石にベストと言えるでしょう。
これ以上求めるならば 有線イヤホンしかないと思います。
ですから、音質重視よりも より明瞭に聞こえて、取り扱いやすく、比較的安価だけど妥協しない という人にこの3つをオススメします。
特にSHUREのイヤホンは、ケーブルの取替ができるという一点で長く使えるのでトータル的には、コスパよしと推します。
まとめ
シニアのイヤホン選びというお話をしてきましたが、聴覚が弱くなるということで 高性能なイヤホンは、宝の道ぐされで ほどほどでいいけど いい音を楽しみたいという条件で3つ選びました。
イヤホン選びの参考になれば幸いです。
次回は、シニア世代のスマホ選びを考えてみよう