菅首相が、これまで 携帯電話会社に対しての「値下げ強制」は、いづれも消費者のためになっていない。
今回のIT小僧のブラック時事放談は
SIMロック解除などをしても乗り換えは増えないと題して 英国は、キャリアからの販売端末をSIMロック禁止になるという話からの国内キャリアへの提言です。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
愚策
総務省は、改革と称して 結果、値上げとなり、実質半額で購入できたiPhoneも今やほぼ定額となりました。
しかも他社で使えないようにSIMロックという手段を行っています。
簡単に言えば、docomoで購入したスマートフォン(iPhoneも含む)は、auやSoftbankのSIMカードを指しても使えない、MVNO(格安SIM)でも使えない。
という仕組みです。
このSIMロックは、総務省の圧力?もあり、以前は、購入から半年以上にならない状況でしたが、最近は、すぐにSIMロック解除ができるようになっている。
もっとも多くの人が、
SIMロックってなに?
状態なわけで気にされる人も少ない。
今は、ネットや電話でもSIMロック解除できるようになっています。
でもですよ 多くの人は、SIMロックの必要性もないので実施する人も少ないでしょう。
英国のモバイルキャリアから販売されるSIMロック端末は禁止
英国における電気通信・放送等の規律・監督を行う規制機関Ofcomは、
SIMロックのかかった端末の販売が2021年12月からイギリスで禁止
と発表しました。
英国内のキャリアで O2、Sky、Three、Virginの4社は、すでのSIMフリーの端末を販売中
BTとEE mobile部門
Vodafone
Tesco Mobil
となります。
Ofcomの接続部門ディレクター、セリーナ・チャドハ氏は、
「新しい規制は、時間、お金、努力の削減につながり、より良い取引を解放(アンロック)してくれるだろう」
Ofcomの接続部門ディレクター、セリーナ・チャドハ氏
とコメントしている。
欧米の多くのスマートフォンユーザーは、スマートフォンは、単体で購入、SIMカードを契約して自分で入れ替える人も多い。
また、欧州の場合、国を超えて移動する場合が多いので出先で携帯電話会社を帰る場合も多いのです。
そのとき、SIMカードを駅の売店などや街の雑貨屋さんでも販売されているところもあります。
旅行者は、旅先で多くの場所でプリペイドなどのSIMカードを入れ替えて使う人も多い。
または、eSIMも徐々に普及しているので、すべてネットで申し込みをしてすぐ使うことができるようになっています。
その場合、SIMフリーのような規制のないスマートフォンでなければ扱いづらいことはあります。
普通は気にしないのですが
ショップに出向いて携帯電話会社と契約する人が多い日本では、SIMカードを見たこともない人もいると思います。
すべては、ショップ任せなので 携帯電話会社も乗り換える必要もない。
そもそも 携帯電話会社を変える人は、それほど多くない。
携帯電話料金を本当に気にするのならば、少しネットで調べれば、MVNO(格安SIM)の情報などいくらでも入手できるわけですが、やらないで
料金が高い
と言っている。
菅首相も
料金が高いと思っている人は、格安SIMという方法もある
なんて言えば、何も通信料金下げろ なんて言う必要もないのです。
結局
国内だけの移動がほとんどの人にとって、SIMロックなどあってもなくても構わない。
スマートフォンの機種変更も同じメーカーだったら、何も気にしない。
iPhoneを使う人が、多い、今の日本では、ほしいスマートフォンがあるから携帯電話会社を変えることもない。
(かつては、iPhoneが、Softbankしか販売していない時期もあった)
ただし、中古のスマートフォンを購入する場合などは、SIMロック解除と電波については、注意が必要です。
日本の携帯電話会社では、KDDI(au)だけが、少し特殊なので使えないスマートフォンもある。
最初からSIMフリーで販売されているものは、使える場合が多いけど、やはり注意が必要になるでしょう。
5Gに物申す
大手携帯電話会社(docomo,au,SoftBank)では、5G携帯を購入するともれなく5Gの契約になる場合が多い。
特に auの場合は、5G以外では契約できないなどの縛りもある。
でも、考えてください。
5Gってどこで使えるの?
てぐらい 使えない。
なのに5G契約など 無駄そのもの CMで5Gを派手に広告していますが、5Gになってなにかすごいの?
なにか新しいサービスとかあるの?
残念ながら、5Gでなければというものは、ほとんどない。
その状況で5Gの契約が必須とは、・・・
菅総理もそこにツッコミを入れてほしい
5Gなど まだ実用的でないので5Gのスマートフォンを強制的に5G契約をさせるな
さすがに問題になると思ったのか以下のプランが発表された。
KDDI、沖縄セルラーは、データ容量に応じた月額料金が自動的に適用される5Gスマートフォン向け料金プラン「ピタットプラン 5G」を、2020年10月1日から1,000円値下げします。
さらに、「データMAX 5G」などへのご加入の翌月から12カ月間、月額料金を1,000円割り引く「5Gスタート割」や、新規契約 ・機種変更 (注3) の翌月から6カ月間月額料金を割り引く「スマホ応援割III」を2020年10月1日から提供します。
でも6ヶ月間だけですよ
SIMフリーのスマートフォンは、5GSIMでなくてもと言いたいところですがauだけは、頑なに5GSIMが必要らしい(まだ情報錯綜中 つまり強制)
SIMフリーのスマートフォンならdocomoかSoftbank、または、それを使っているMVNO(格安SIM)を選ぶのをおすすめします。
詳しくは、各社の情報や専門サイトを検索してみてください。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/2010/23/news101.html
まとめ
このようなことは、携帯電話会社からCM料をもらっているマスコミでは、絶対に言わない。
ただ「夢のようなイメージ広告」を流して、実際に契約したら 電波が来ないなんて どうでしょうか?
IT小僧は、5Gに関しては、来年以降で考えても十分だと思っています。
多くの人の場合、SIMロックなど無縁の話からはじまった当ブログですが、少し言いたいことを言い過ぎたかな・・・
と感じますが、ブラックなのでお許しを・・・
次回もIT小僧のブラック時事放談をお楽しみに
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