2008年 iPhone 3Gを手にしてから早くも11年が経とうとしています。
その間、何台ものiPhoneやAndroidのスマートフォンを使ってきました。
現在、それらの多くは、売却、廃棄、キャリアに返したりして手元には残っていません。
先日、スマートフォンの空き箱を整理しようと中身をチェックしていたら
ずっしりとした感触が手に伝わってきたのです。
箱の中身は、モトローラ(レノボ)製の Moto Z Play が入っていました。
今回の小僧のオススメは、
2020年にあらためて使う Moto Z Play 箱の中から出てきたスマートフォンの話
と題して、2016年に購入したスマートフォンのお話です。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
モトローラ
モトローラという会社をご存知ですか?
2000年ごろ、まだ 携帯電話が全盛時代、iPhoneどころか音楽再生プレーヤーのiPodもまだこの世に登場していませんでした。
日本の携帯電話業界は、DoCoMo(現:docomo)が開発したi-modeを搭載。世界で最先端の携帯電話が日本で使われていた。
現在では、ガラパゴス携帯など言われていましたが、
音楽、動画を聞いたり見たり、えもじなどでメール交換したり、着メロ、着うたなどもありました。
一方、海外の携帯電話は、電話機能とメッセージ交換程度でガラ携に比べたら、機能が限定されていました。
そのような海外携帯電話の中で 米モトローラのRAZORという折りたたみ携帯は、国内の携帯電話よりスタイリッシュ(言葉が旧いですが)でした。
モトローラは、通信機器メーカとして老舗中の老舗です。
1983年
世界初の商用携帯電話「DynaTAC8000X」開発
1990年~1998年
ノキアに抜かれるまでモトローラは携帯電話端末の世界での市場占有率は世界1位でしたが、そのごスマートフォンの開発で出遅れて急激にシェアを落とす。
その後、携帯部門を分社化しモトローラ・モビリティ誕生
2011年8月15日
Google 125億米ドルで買収。
2014年10月30日
中国のレノボが買収
以後、米国ブランドとして販売を続けている。
モトローラ本体は、モトローラ・ソリューションズとして通信機器の事業を行っています。
Motoシリーズ
モトローラのスマートフォン Motoシリーズは、素直な設計でAndroidのよいところを引き出している。
Moto M、Motorola One、Moto X,Moto Zのシリーズ構成で、Moto Mはミドルレンジ、Moto X,Moto Zは、ハイエンドに位置している。
Androidのアップデートもきちんと行われています。
時分のMoto Z PlayもAndroid 6.0搭載でしたが、2度のOSアップデートでAndroid 8.0が稼働しています。
特別目立ったところはなく、使い勝手がよく、頑丈で、素直なスマートフォンなのでオールマイティで使えるスマートフォンのお手本のようなデバイスと個人的に思っています。
motoショップリンク
https://store.motorola.co.jp/
Moto Z Play
Moto Z Playは、2016年9月の「IFA 2016」で発表
当時のハイエンドモデル「Moto Z」からディスプレイ解像度をフルHDに変更、カメラを1600万画素、バッテリーも強化され
チップセットはSnapdragon 625とミドルハイのランクに位置するモデルです。
特徴的なのは、背面に別売りのMoto Modをつけてハッセルブラッドのカメラ、拡張バッテリー、プロジェクターなどを装着することができるのですが、Moto Modは、あまり流行らなかったらしい。
Moto Modの代わりに背面カバーが販売されていて、簡単に取り付けることができるようになっています。
主な仕様
サイズ:156.4×76.4×6.99(最薄部)mm
重さ:約165g
チップセット:Snapdragon 625 2GHz
RAM:3GB
ROM:32GB
microSDXC(最大2TB)
メインカメラ:1600万画素
レーザーオートフォーカス、像面位相差オートフォーカス(PDAF)対応
インカメラ:500万画素
バッテリー容量:3510mA
今では、3万円程度のスマートフォンといい勝負のスペックです。
?今の3万円クラスは、もっとレベルが高いかも知れません。
箱から出てきたMoto Z Play
バッテリーを充電し、起動
ブラウザ、YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオ、radikoなどを使ってみました。
もう、現役スマートフォンとして、バリバリの現役状態
IT小僧は、ゲームをまったくやっていないので、ゲームの実力は分かりませんが、ストレスなく使用できるのはセカンドマシンとして十分です。
現在は、SIMカードではなくWi-Fiで運用しています。
素性がよいスマートフォンというのとSIMフリーという端末だからでしょうか?
モトローラのスマートフォンは、地味目だけどこうして3年近く前の端末でも快適に使えるというものはありがたいです。
スマートフォンは、SIMフリー
こうして2016年のMoto Z Playを使ってみて、あらためて思ったことは、
「大手キャリアの販売している端末ではないので余計なアプリが入っていない」
ここが、快適に使える条件なのではないでしょうか?
キャリアの消せないアプリと独自の改良がないSIMフリーの良心的なメーカーの端末は、バージョンアップ、セキュリティパッチで長く安心して使えると思います。
大手キャリアの販売するスマートフォンは、2019年の10月までは、大幅な値引きがあって、10万円を超えるスマートフォンが実質半額近い価格で使えていましたが、法改正で「ほぼ定価」と実質値上がり状況になっています。
ならば、モトローラSやシャープなどのバージョンアップとセキュリティパッチが長期に渡って行われるSIMフリーのスマートフォンを購入して格安SIMでもauやSoftBankとさほど回線のスピードが変わらないサブブランドのSIMで運用することが、コスト的に有利なのではないでしょうか?
もっともキャリアメールや、キャリア独自にサービスを使っているならば別ですが、長年スマートフォンを使ってきた経験からすると
SIMフリーのスマートフォン
+
UQモバイル or Y!モバイル
という組み合わせがコスト的にも回線スピードもベストに近いのではないでしょうか
もちろん、iPhoneも同じだと思っています。
「好きな端末を購入して、時分でSIMカードを選んで運用」
これからのスマートフォンは、こうした流れが一番コスト的にも賢い運用だと思っています。
オススメは、シャープ、モトローラ
SIMフリーのスマートフォンは、モトローラかシャープをオススメします。
モトローラは、moto Gxxx クラス、シャープは、AQUOS sense3を推奨します。
モトローラは、素性のよいスマートフォン
シャープは、おサイフケータイ、防水防塵、そして2回のOSアップデートと3年のセキュリティアップデートを保証してくれています。
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まとめ
3年以上前のスマートフォンがこれほど快適に動作するというのは、嬉しい誤算でした。
スマートフォンは、バッテリーの問題もあり、3年程度での買い替えが多くなっています。
そのたびに10万円を超えるスマートフォンが
「本当に必要なのかどうか?」
検討する時代になっていると思います。
あまり写真を取らないのにカメラ性能を気にする必要はないし、ハイスペックなゲームをしないのに高価なスマートフォンは、必要ありません。
ただハイスペックなものがほしいという人は、別です。
しかし、道具であるスマートフォンに必要以上のカネを払う時代は、終わっています。
Moto Z Playは、カーナビなどに使えそうなので、今後活躍してくれそうです。
たまには、引き出しや、箱の整理をするものだ! と実感したIT小僧でした。
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