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小僧の教えてIT

巷で噂の5Gとは、なにか?

2018年3月8日


平昌オリンピックでSamsungがアピールしていた5G
平昌オリンピックで見えてきた「5G」が作り出す未来?

詳しくは、リンク先のWirelessWire Newsをみていただくとして

そもそも5Gってなんだろう?

今回の「小僧の教えてIT」は、
「巷で噂の5Gとは、なにか?」
について話をいたします。

今回も小難しい話をできるだけわかりやすく解説することを目指してブログにしました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

1G~4G

そもそもGってなんだろう?
Gとは?
Generation
のことで

第1世代移動通信システム

「1st Generation」から、「1G(いちジー、ワンジー)」

これは、初めて実用化されたアナログ式の携帯電話で採用された通信システムのことです。
2000年に廃止されました。

第2世代移動通信システム

1Gが、アナログなのに対して、2G以降は、デジタルになります。
メール、ウェブなど対応できるようになって

第3世代移動通信システム

NTTドコモやソフトバンク、ワイモバイルが採用しているW-CDMA方式(欧州ではUMTS方式と呼ばれる)やKDDI・沖縄セルラー電話連合の「au」が採用しているCDMA2000 1xが該当します。
i-mode全盛期のころですね。

第4世代移動通信システム

LTE、WiMAXそれぞれの後継規格であるLTE-AdvancedとWirelessMAN-Advanced(WiMAX2)

簡単に行ってしまえば、現在主流の通信形式です。

世代が上がるごとに通信スピードが上がります。
50Mbps - 1Gbps

※bpsとは?
ビット毎秒(ビットまいびょう)は、データ転送レート(JISの情報処理用語としてはビット速度、bit rate)の単位である。1秒間にデータ転送路上の仮想の、または物理的な地点を通過した(すなわち転送された)ビット数と定義される。モデムやルータ、シリアルATAやLANケーブルなどのデジタル通信機器で用いられる。
bps(ビーピーエス、bit per second、ビットパーセカンド)とも言われます。

要は、電波を使っておより多くの情報をやり取りできるようになってきた。
と覚えておいてください。

スマートフォンは、3G時代から本格的に稼働し始めます。
iPhone 3Gってありましたよね。
あれは、3Gに対応したiPhoneという意味です。

第5世代移動通信システム

「5t Generation」

現在規格化が進行中の次世代無線通信システムです。

目標は高く、今の通信速度からすると夢のようです。
10Gbps以上の通信速度
10倍のスピード
エンドツーエンドで1ミリ秒の低遅延
一瞬のデータ転送
99.999%の信頼性
エラーなし

つまり4Kなどの映像も瞬時に電波で送ることも可能になります。
光ケーブルなどのような線ではなく、電波で送るとなるといろいろなことができそうですね。

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可能性例えばこんなこと

・スポーツ中継
決められた一方向の視点からしか見ることができないものがARを活用することにより、任意の視点で観戦できるようになる。
カメラの発達で小型化されたら、選手の視点でスポーツをリアルタイミングで疑似体験できるかも知れません。

・ロボットの遠隔操作
遅延がなくなるため、離れたところから遠隔操作がリアルタイムでできるようになる。
ケーブルで接続する必要がないので自由に動けます。

・コンサートなど
今のように巨大スクリーンだけではなく、個人が持つ端末で好きな角度で映像を見ることができる。
というように、いろいろなシーンが考えられますが、映像関係の送受信はかなり凄いことができそうです。

実現できたらすごいのですけど

問題があります。

5G問題点

・高消費電力
たくさんデータのやり取りをするわけなので電気を食いますね。

・電波の直進性
高い周波数を使うことになるので遮蔽物に弱い。
物陰に入ると届かないかも知れない。
室内では、厳しいかも

・現在の基地局では、対応できないかも
電波が直進性を持つために今の基地局だけでは対応が難しいと言われている。

・健康問題
高い周波数を使うので人体に影響が出る可能性が言われている。
脳腫瘍の危険性を増加させるとされている
※まだ実証されていない。

つまり、技術的な問題点も多く、実現まで大変そうですが・・・

東京オリンピック

2010年東京オリンピックは、ITが主役とも言われています。
IT技術の最先端を目指そうとしている日本は、あと2年で次の世代 5Gを目指そうとしています。

実現できたら
グーグルマップなど一瞬で表示されそうですね。

5G実現まで解決すべき問題が多いですが、docomoが2010年にサービス提供を開始しようとしています。
https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/rd/tech/5g/5g_movie/index.html

まとめ

5Gとは、電波でより早く、より多くの情報をやり取りすることができます。
2010年のオリンピックに間に合えば、世界での通信業界の先頭に立つことも夢ではありません。

IT,AI,IoTで大きく遅れを取ってしまった日本は、逆転のチャンスがあるかも知れません。
既に追いつけないところまで離されてしまったAIではなく、ここに研究を集中させることができないでしょうか?

世界をリードするためには、どこよりも早く、
「実用化」して運営することが大事です。

大事なのは、ハードウェア+ソフトウェア+企画の三位一体で進めてほしいとおもっています。
技術バカ(失礼)は、普及はしないし、おいしいところを持って行かれます。

さて、あと2年で実現できるか

期待しましょう。

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