アップル社は、iOS、iPadOS、Watch OS、MacOSなどのOSを自社で開発しています。
iPhone :iOS
iPad :iPadOS
Apple Watch :Watch OS
Macintosh :MacOS
Apple TV :tv OS
とそれぞれのデバイスにそれぞれのOSを搭載しています。
それぞれのデバイスは、Macintoshを除いて自社で設計したCPU(SoC)を搭載してるのですが、Macintoshにも自社で設計したCPU(SoC)を搭載するというニュースが出てきました。
今回のIT小僧の時事放談は、
Macintoshが、Intelにさようなら言うかも知れない
と題して、Intelにさようならを告げるアップル社について考えてみよう。
小難しい話をできる限りわかりやすく解説しながらんブログにまとめました。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
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目次
WWDC 2020
2020年6月22日~26日にアップル社がWWDC 2020というイベントを開催されます。
https://developer.apple.com/wwdc20/
WWDCとは、Apple関連の開発者向けイベントで正式名称は、Worldwide Developers Conferenceといいます。
イベントの内容は、ハードウェアやソフトウェア、次期オペレーティングシステム(OS)の概要など開発者に向けてのイベントです。
そのため、一般のユーザーには、あまり関係ないのですが、iPhoneなどの新しいテクノロジーの秘湯などもあるので、未来のアップル製品、サービスがどのようになるか、注目されています。
このようなイベントは、Microsoft、Google、Amazonなども行われているので興味のある人は、検索してみてください。
YouTubeで公開さえrているもの多いので見ることができます。
今年のWWDC 2020は、新形コロナウィルスの影響ですべてネットで公開される予定になっています。
OSの話、ざっくりと
iPhoneやiPad、Apple Watch、AirPodsなどそれぞれ OSというものが動いています。
OSは、 Operating System の略号でiPhoneなどのオペレーション(操作・運用・運転)を司るシステムソフトウェアです。
これがなければ、iPhoneを動かすことができません。
そのOSは、CPUというデバイスの中心的な頭脳と密接につながっているわけです。
ですから、冒頭にも書いたのですが、以下のようにそれぞれ紐付けられています。
iPhone :iOS
iPad :iPadOS
Apple Watch :Watch OS
Macintosh :MacOS
Apple TV :tv OS
これらのOSは、すべてアップル社が、開発しています。
ひとつの企業で4つのOSを開発するアップル社は、すごい会社なのです。
参考までに Windowsが動いているPCは、マイクロソフト社が開発、iPhone以外のスマートフォン(Androidデバイス)は、Googleが、基本開発したものをサムスン、シャープ、OPPO、Xperia(ソニー)などが、改造して使っています。
さらにおどろくことにアップル社は、iPhone、iPad、Apple Watchなどに中心になっているCPUも自社で設計しています。
(最近は、CPUと言わずにSoCとも言いますが、わかりやすくするために以後、CPUとします)
Intelにさようなら
iPhone、iPad、Apple Watch、Macintosh は、アップルが設計し、主に中国の工場で作られています。
中国の工場は、世界中の部品屋さんから部品を集め 組み立てていると言っていいでしょう。
iPhone、iPad、Apple Watchの設計CPUは、アップル社の設計でしたね
そのなかでMacintoshだけが、CPUをIntel(インテル社:米国企業)が設計しています。
このインテル社のCPUをiPhoneなどのように自社で設計したものに置き換えよう
ということが、報道されました。
つまり 脱Intel ということです。
パソコンに Intel Insideなんてシール這ってありますよね
そのパソコンには、IntelのCPUが入っているということを表しています。
Macintoshの3つのCPU
Macintoshというパソコンは、1984年に誕生しました。
(発表は、スティーブ・ジョブズが行ったのです。)
CPUは、モトローラ社(Motorola社)の68000が搭載されていました。
その後、アップルとIBM、モトローラが提携してPowerPCというCPUに変わりました。
しかし、Macintoshは、不振が続き、アップル社が潰れる寸前までなったのです。
その後、アップル社から追い出された、スティーブ・ジョブズが、アップル社に戻り、画期的な製品(iMac、iPodそしてiPhone)を世に登場させて奇跡の復活、そして今のアップル社に続いています。
このあたりは、書籍などに多く出ているので興味のある人は読んでみてください。
とても刺激的な男であったことがわかります。
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MacintoshもPowerPCから、インテル社のCPUに切り替えて現在まで使われてきました。
そのMacintoshが、インテル社のCPUから自社製品のCPUに載せ替えるのではないか?
という噂が出てきました。
ARM
アップル社は、日本の技術コングロマリットSoftBank Group Corpの一部であるArm Ltd.からライセンス供与されたテクノロジーを使用しています。
このArmという技術は、Intelのものと大きく違っています。
このArmという技術をもとにアタrシイチップを開発しMacintoshに搭載するのではないか?
Apple Plans to Announce Move to Its Own Mac Chips at WWDC
というニュースがブルームバーグという米国のメディアから流れてきました。
Macintoshの新しい可能性
MacintoshにARMというCPUが搭載されると何が変わるのでしょうか?
簡単に言えば、インテル社より、より高性能、低電力、AI、グラフィックの向上と予想されています。
アップル社が、Macintoshに自社で開発するCPUを搭載する。
この意味するところは大きく、これまでインテル社のCPUの開発スケジュールに縛られていたものを自社のスケジュールに置き換えることができるのです。
インテルのの開発に合わせる必要がない。
つまり、より優れたものを自社だけがスピーディーに商品化できることを意味します。
こうなるとOSとCPUも自社開発というアップルオンリーの世界が誕生します。
まとめ
ここまでの話は、あくまでもブルームバーグというメディアからのリーク情報をもとにした話です。
2020年6月22日からのWWDS 2020の発表を待つしかありません。
自社設計のCPUを搭載したMacintoshの発表があるかも知れません。
また、何の発表がない可能性もあります。
Macintoshを使っているユーザーは、アプリが使えれば、CPUなど なんでも構わないのですが、
Macintoshのアプリケーションを書いているプログラマーさん達は、CPUが変わることでアプリの変更発生します。
きっとWWDS 2020の情報開示を待っているでしょう。
どちらにしろ、ブルームバーグの情報が、真実かどうかについて2020年6月22日までIT関連のマスコミは、騒がしくなりそうです。
IT小僧個人的な考えですが、新チップではなくて、Ryzen載せて安くして欲しいと思っているんですが
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