2019年のスマートフォンのトレンドは
「折りたたみ」と「広角カメラ」とIT小僧は、思っています。
商品として販売を開始した GalaxyFoldは、高価な値段にも関わらず、売切れ続出
(もっとも販売数が少なかったという説もあるが・・・)
値段云々より 実際に販売したという事実は、称賛に値すると言えよう。
今回のIT小僧の時事放談は、
【MWC直前企画】スマートフォンの物理ボタンがなくなる日 最前線のデザインを勝手に予想してみる。
と題して スマートフォンの物理ボタンについて考えてみよう。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
2019年のトレンド
2019年は、冒頭に書いたように折りたたみと広角レンズである。
Android端末メーカーが先行した、レンズの複数搭載は、ファーウェイが最先端で、iPhoneが後を追いました。
折りたたみのスマートフォンは、GalaxyFoldが先行し、ファーウェイが続き、モトローラより縦に折りたたむスタイルが登場しました。
カメラ性能は、コンパクトカメラのレベルと追い越し、ミラーレスカメラ(一眼レフ)を追いかけています。
Googleは、AIを前面に押しだして、カメラの性能をソフトウェアで追い越そうとしています。
MWC 2020
2020年02月24日 ~ 2020年02月27日に
スペインのバルセロナで開催される世界規模のモバイル関連イベント「MWC 2020」(MWC(Mobile World Congress))が開催さえます。
会場: Fira de Barcelona (Gran Via)
出展対象品目: モバイル関連、モービル装置メーカー、モバイルコンテンツプロバイダー、統合ソリューションベンダー、ハードウェア 、その他多くの通信関連の出展されます。
毎年、最先端のモバイルを見ることができる世界最大のイベントなので世界中のモバイルジャーナリストが集結
また、ツアーが組まれるぐらい
と思っていたら、コロナウィルスの影響でLG Electronics(韓国)、ZTE(中国)がカンファレンスへ出展を取りやめると報道がありました。
また、「握手禁止」を言っている人も多く、例年より寂しい開催になるかも知れません。
その中で事前に出てきた情報をメーカー単位ではなく、デザインの観点から考えてみよう。
ディスプレイの進化と重量
ノッチ(切り欠き)のあるスマートフォンが、iPhoneを含んで少数となり
「ほぼ なくなりました」
前面カメラは、パンチホールという穴だったり、飛び出すカメラだったり、上部に薄く配列されたものが、主流になりました。
またディスプレイの縁は、ますます薄くなり、ほぼ全画面ディスプレイ状態になりつつあります。
縁無しを超えてサイドまでディスプレイが回り込むのも珍しくありません。
スマートフォンの重量も6インチ以上でも200gを切ってくるデバイスが増えています。
※iPhoneは、200gオーバーの重たいままですが。。。軽くしてくれ!
ディスプレイは、全画面、重量が軽くなる方向に進んでいます。
WC 2020では、おそらく 前面フル液晶のスマートフォンが登場してくるでしょう。
ボタン
スマートフォンのデザインが進化する過程で、イヤホンジャックがなくなりました。
iPhone Xが先行し、高級Android端末がこぞって廃止してしまいました。
高級端末で唯一イヤホンジャックが残っていたGalaxy Noteも S10+ でついに廃止
(イヤホンジャックが)なくなった理由としてAppleは、「筐体を薄くするため」とコメントしていますが、ミドルクラスのイヤホンジャック付きスマートフォンは、すでにiPhoneより薄型となり、バッテリー容量も大きくなっています。
※恐るべし 中国メーカーです。
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そして、今年は、電源、ボリュームの物理ボタンをなくすのではないか?
と勝手に予想しています。
握ってアクション
HTC「U12+」(2018年発売)は、側面を握ることで任意のアクションをさせることができました。
Google「Pixel 3」(2018年発売)は、側面を握ることでGoogleアシスタントを呼び出すことができました。
IT小僧は、「Pixel 3」を使っていますが、握ることで「トクン」という手のひらの感触で
Googleアシスタントが起動します。
側面が凹んだわけでもないのですが、錯覚させるような感触があります。
HTCとASUSの側面センサーは、カリフォルニア州サンノゼに拠点を置くSentonsという企業の技術を採用しています。
「指が触ったことを超音波で感知、ひずみゲージで表面のゆがみを測定することでその強さを割り出す。」
というわけで 結構ハイテクな仕組みのようです。
ASUS「ROG Phone II」(2018年発売)は、側面にタッチセンサーを内蔵、横向きにするとゲーム機のコントローラーのような操作が可能となります。
こちらは、ひずみゲージではなく、スマートフォンの動きを検知ししています。
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物理ボタンを無くしたいデザイナーと技術陣
スマートフォンから物理ボタンを無くしたいと願っているのは、デザイナーと技術陣のようです。
デザイナー
現代のスマートフォンのデザインは、「継ぎ目をなくしたユニボディデザイン」が主流になっていて、ボディにつなぎ目のなく「端末の側面や上部に突起物(物理ボタン)を入れたくない」らしい。
となるとイヤホンジャックなどもってのほか、残すは、電源ボタンとボリュームボタンだけとなります。
そこで Sentonsという企業の技術を応用してこれら最後に残った3つのボタンを側面センサーに置き換えれば、穴のないユニボディデザインが完成します。
「充電は非接触型の充電器を使え」ということになります。
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技術陣
現代のスマートフォンは、多種多様なセンサーを搭載しています。
そこに大容量のバッテリーを置かなければならない。
チップセットの開発元のQualcomm社では、チップセットとアンテナを提供しています。
そのアンテナを受信感度を落とさずにどうやって狭い筐体に組み込むかが難しい。
さらに5G端末では、アンテナが重要で 現在のところ「本体内部の外周の大部分を占領」してしまうと言われています。
結果、物理的な稼働箇所を減らしてまで空間が必要になるのは必須事項になります。
また、防水を求められた場合、穴があるよりないほうが良い
と思うのは、素人だけではないと思います。
こういうところでコストと重量を削減することで快適に使えるスマートフォンができあがるはずです。
よりスマートに
iPhone SE2(iPhone 9?)というiPhone 8とほぼ同じ筐体を使って安価版iPhoneが登場すると言われています。
顔認証(FaceID)をなくし、従来のTouchIDのボタンを搭載、太いベゼルのままでチップセットを交換したものと言われています。
でもそのデザインて4年前のデザインです。
※性格には、iPhone 6とさほど変わらないので5年前か?
iPhone 8というデザインの焼き直しだとしたら、コスト優先主義もここまで来たか・・・
ということと思いませんか?
iPhone 11だって、あの大きなノッチ(切り欠き)をみると古臭いなと感じるのではないでしょうか?
最近のAndroid端末で3万円程度のものも大きなノッチ(切り欠き)は、ほとんど見当たりません。
ベゼルは細く、カメラは2眼以上、軽くて、日常で支障がないくらい快適に動きます。
iPhoneとAndroid端末を並べるとiPhoneが古臭く感じる人
多いと思います。
お願いだから もっとカッコよく、軽い iPhoneをデザインしてほしい。
元アップル信者として そう願わずにいられません。
まとめ
スマートフォンって日常持ち歩くものです。
電車の中で 多くの人が使っています。
もしiPhone 8と同じようなデザインでiPhoneSE2(9?)が登場したら
「安いiPhone 登場 バンザイ!」
という 「ヨイショ記事」がたくさん出てくると思います。
「そのデザインは、古臭い」
と言えるような 意見も出てほしいと思います。
1mmの幅を削り、0.1mmの薄さを削り、美しいスマートフォンをつくりたいというデザイナーさん
期待しています。
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