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闇市場で個人情報の「密売」が横行 中国

監視社会と言えば 中国

おそらく道を歩いている人をすべて監視 即座に反政府、反中国、反体制、スパイ、犯罪者を識別して即座に判定して取り締まる。
という 超監視社会である。

最新は、スマホから行動をすべて把握して、国民だけではなく、入国した人を全員監視しています。

当局では、これら個人情報すべてをほぼリアルタイムで情報収集しているわけですが、「当局内部から情報が流失しているらしい」というニュースがForbes(フォーブス)に掲載されていました。

中国の監視システム、闇市場で個人情報の「密売」が横行 内部関係者が関与か

Forbes 2025/02/17

中国の監視システム、闇市場で個人情報の「密売」が横行 内部関係者が関与か

14億人を超える国民の活動を常時監視する中国の大規模な監視システムは、政府の支配を維持するために構築されてきた。同国では、顔認識カメラや人工知能(AI)、ビッグデータ分析といった最新技術が人民の日常生活に浸透しており、いかなる行動も政府の目から逃れられないと言ってよい。だが、この前代未聞の監視網に亀裂が生じている。システムの運営を担当する関係者がデータを悪用しているのだ。
暗黒世界を描くディストピア小説の筋書きのように思われるかもしれないが、中国の監視システムの内部にいる人間が、システムを悪用して利益を得る方法を見出したのだ。米IT誌ワイアードによると、膨大な個人情報の宝庫にアクセスできる特権を持つ政府職員や請負業者が、政府の監視システムから得たデータを闇市場で販売しているという。

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中国の監視システム、闇市場で個人情報の「密売」が横行 内部関係者が関与か
https://forbesjapan.com/articles/detail/77191

個人情報はカネになるというのは、GoogleやFacebookの登場によって 証明された。

実際に個人情報を売買するという 昭和の「名簿屋」とは比べものにならないカネが流れる社会になった。

極刑のリスク

中国が監視社会と言うけど西側諸国も「エシュロン」というシステムを世界的に構築して携帯や電子メール電話を盗聴していた組織もあったわけです。

日本でも市民のデータをUSBメモリーにコピーして持ち出して 飲んでいて紛失したとか、年金データなど公的データ入力を中国や北朝鮮がらみの企業がやっていたり、ネットサービスのシステムを中国本土のエンジニアがメンテナンスしていたりと 日本は、とくにメチャクチャな状況です。

しかし、今回の話は、中国国内の個人情報を当局内(と思われる)人物が情報を金に換えていたのではないか?

という話です。

中国ですから バレたら 極刑は間違いないというリスクをおってまで金銭が必要だったのだろうか?

漏れない秘密などない

中国の監視システムの悪用は、どんなに安全そうに見えるデータであっても完全に安全なものはないという警告でもある。中国共産党は世界で最も侵入的とも言われる監視網を構築してきたが、内部関係者による悪用を防げなかったことは、システムの重大な脆弱(ぜいじゃく)性を露呈している。たとえ技術的には洗練されていても運営を人間に頼っていることが、このシステムにとって「弁慶の泣き所」となっている。

中国政府は監視能力を拡大するにつれ、データ基盤を保全しながら内部の腐敗にどう対処するかという課題を突きつけられている。実質的な改革を行わない限り、データ悪用の連鎖は続き、システムに対する国民からの信用を失うとともに、膨大な数の市民を危険にさらすことになるだろう。

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中国の監視システム、闇市場で個人情報の「密売」が横行 内部関係者が関与か
https://forbesjapan.com/articles/detail/77191

完璧に思える中国でも情報漏洩があるわけですが、日本などの個人情報など ダダ漏れもいいところで

アメリカのNSA(国家安全保障局)の機密情報を公開した「エドワード・スノーデン(英語: Edward Joseph Snowden)」によると 世界中のスマホやインフラまで盗聴、操作できそうということがわかる。

日本のインフラも特に米国など(中国も太陽電池パネル関連で入り込んでいるかも)が、仕掛けがされていて、日本が万が一裏切ることがあった場合、インフラなどをハッキングして社会を事実上ストップさせるなんて可能かも知れません。

これは、都市伝説でもなんでもなく 実際に起こりえることだ ということです。

かつてLINEは、登録時に「お友達と繋がろう」という甘い囁きで個人のアドレスを収集していたし、Facebookの初期は、実名で学歴や職業、趣味なども「自分から進んで情報提供」していました。

これらの情報を集まれば 個人特定など簡単にできるわけで、それを使って 広告だけではなく 選挙などの利用していました。

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自分を守るには、スマホを手にした段階で手遅れで 個人情報などとっくに持ち去られていて どこかのデータベースに蓄積されていて逐次最新情報が更新されていつことだろう。

もちろん、これ以上 個人情報を漏らさないと言うことも大事ですが、「すでに手遅れならば」守るのではなく 悪用されたときにどうすれば良いか?
という手段しかありません。

 

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