※本ページはプロモーションが含まれています

IT小僧の時事放談

Alexa 儲からない Amazonのデバイス事業 4兆円の損失

世界中の家庭に普及したAlexa IT小僧の家にもEchoが毎日天気予報とかradiko、アラームなで活躍しています。

音声である程度操作できるのでスマホを取り出すより 簡単で 特にアラームの設定は便利です。

でもそれってすべて無料で使えます。

今回のお話は、「Amazonのデバイス事業 4兆円の損失」だったということが、The Wall Street Journal(WSJ)で報道されました。

he Wall Street Journal(WSJ)

Alexa Is in Millions of Households—and Amazon Is Losing Billions
https://www.wsj.com/tech/amazon-alexa-devices-echo-losses-strategy-25f2581a
July 22, 2024 9:00 pm ET

 

Alexa Is in Millions of Households—and Amazon Is Losing Billions

Company’s strategy to set prices low for Echo speakers and other smart devices, expecting them to generate income elsewhere in the tech giant, hasn’t paid off

Alexaは数百万世帯に普及しているが、Amazonは数十億ドルの損失を抱えている。

Echoスピーカーやその他のスマートデバイスの価格を低く設定し、ハイテク大手企業の他の場所で収入が得られることを期待した同社の戦略は功を奏していない。

2017年~2021年の間に250億ドル(約3兆9170億円)以上の損失

普及したのにマネタイズできなかったと言うことがわかりました。

Echo シリーズ商品一覧

Amazonのデバイス事業が少なくとも約4兆円の損失を出していたことが判明、Alexaから収益を上げる計画は崩壊

Gigazine でも記事になっていました。

Amazonの音声アシスタント・Alexaを搭載したスマートスピーカーのEchoシリーズは、その手頃な価格と多彩な機能を武器に大ヒットし、史上最も売れたAmazonデバイスの1つとなりました。しかし、世界中の家庭に普及したAlexaに稼いでもらうAmazonの思惑は外れ、同社のデバイス事業が巨額の損失を垂れ流していることが内部文書から明らかになったと、The Wall Street Journal(WSJ)が報じました。

Alexa Is in Millions of Households—and Amazon Is Losing Billions
https://www.wsj.com/tech/amazon-alexa-devices-echo-losses-strategy-25f2581a

WSJが入手した内部文書によると、AmazonのEchoやKindleなどを含む同社のデバイス事業は、2017年~2021年の間に250億ドル(約3兆9170億円)以上の損失を被ったとのこと。

これは、カミソリの本体を安値で売って替え刃で利益を上げるような古典的な収益モデルが失敗に終わったことを意味していると、WSJは指摘しています。

事実、ユーザーがAlexaを通じてAmazonで大量に買い物をするだろうとの期待とは裏腹に、Echoユーザーのほとんどは天気の確認やアラームの設定などの無料の機能しか使っていないことが調査で判明しており、これについてAmazonの社員は「巨大な失敗」と述べています。

Amazon Alexaは「巨大な失敗」と社員が吐露、損失は年間1兆4000億円のペースに - GIGAZINE

Amazonが巨額の損失を垂れ流し続けたのは、Amazonで商品を買った顧客がその後エコシステム内でいくら支払うかに基づいて商品やサービスの価値を決める「下流影響(ダウンストリーム・インパクト:DSI)」という指標で、赤字がごまかされていたからだといわれています。

DSIは一部の商品では確かに有効で、例えばKindleのユーザーはKindleで電子書籍を購入する確率が高く、Amazon Fire TVで流れる広告も確実にAmazonの収益となりました。また、Amazonのスマートカメラ付きドアベル「Ring」を購入した人の大半が、セキュリティサブスクリプションに加入することもわかっています。

しかし、EchoではDSIという考えは完全に崩れ去ったと、内部関係者は話しました。

スマートスピーカーの失敗は、創業者であるジェフ・ベゾス氏最大の誤算のひとつです。2021年に、ベゾス氏の後任としてAmazonのトップになったアンディ・ジャシーCEOは軌道修正を試みており、早ければ2024年7月中にもアレクサの有料版がスタートするとみられています。

AmazonがAIアシスタント「Alexa」を再設計してサブスクリプション形式で提供する可能性 - GIGAZINE

しかし、Alexa有料化の取り組みに詳しい関係者によると、プロジェクトに携わるエンジニアの中にさえ、この事業はうまくいかないのではないかと懸念している人がいるとのことです。

続きはこちらから👇

Amazonのデバイス事業が少なくとも約4兆円の損失を出していたことが判明、Alexaから収益を上げる計画は崩壊 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240723-amazon-alexa-devices-echo/

有料化という話も記事にありましたが、有料化したら多くの家庭からEchoが排除されてしまうかも知れません。
と言っても 日本ではともかく 米国ではすでにスマホに近いプラットフォームとなっているので有料化されても使われるかも知れません。

音声デバイスの王者

Amazonのデバイスは、音声デバイスの王者と言っていいでしょう。

Google、LINEなどからも音声デバイスが登場しましたが、LINEは撤退、GoogleもEchoまでは、普及していない。

今回、Amazonのデバイスが有料化したとしたら 例えば Googleのデバイスに乗り換えるだろうか?

どちらにしろ こんなに便利なデバイスは存在しないことは事実です。

 

   最善の選択 miniPC

-IT小僧の時事放談
-, ,

Copyright© IT小僧の時事放談 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.