Microsoftが、Copilot(AI)搭載パソコンを発表しました。
Windows 11 Copilot+ PC パソコン環境でAI 支援をユーザーに提供する最初の PC プラットフォームです。
今回は、Microsoftが提案した Copilot について考えてみよう
目次
Copilot+PC
Copilotとは何か?
Microsoftによると ひとことで
想像しうるあらゆることを実現できる、日常の AI アシスタント
ということで。
これをMicrosoftのOfficeなどに組み込むことによって AIを有効活用したビジネス環境が実現する。
また、検索もAIを利用することでこれまでの検索より 効率的に目的を達成することができるようになります。
つまり 今後の日常生活と特にビジネス現場においてCopilotを使いこなすかどうかで成果が大きく変わって行くことになる可能性が大きいというわけです。
そして、このCopilot(AI)に特化したPCの新しいカテゴリーの名称を「Copilot+PC」として発表しました。
「Copilot+PC」は、AIに処理に特化した特別なチップの搭載することでより高性能となります。
先日発売された 「MacBook Air M3」よりも58%高速処理が可能で さらに価格が、1000ドル(約15万6000円)と入手しやすい価格帯となっている。
また
MicrosoftはCopilot+ PCの定義として
「NPU単体で40TOPS以上の性能を備える」「メモリ16GB以上」「ストレージ256GB以上」
という指標が提示されている。
何よりビジネス現場で使用するOffice365との線和製において Windows + Office + Copilotは、強力である。
CopilotとOfficeについて専門書が出ているのでぜひ読んで欲しいです。ビジネスにどのように活用すべきかがやさしく記載されています。
Acer ASUS Dell HP Lenovo Samsungから一斉に登場
今回の「Copilot+PC」は、MicrosoftのSurfaceシリーズだけではなく Acer ASUS Dell HP Lenovo Samsungから発売されます。
MicrosoftがAIをローカルで実行できるPC「Copilot+ PC」を現地時間の2024年5月20日(月)に発表しました。Copilot+ PCの発表に際してMicrosoft製PC「Surface」シリーズのCopilot+ PC対応モデルが発表された他、Acer・ASUS・Dell・HP・Lenovo・SamsungからCopilot+ PCが登場することも明らかになりました。
Introducing Copilot+ PC - The Official Microsoft Blog
https://blogs.microsoft.com/blog/2024/05/20/introducing-copilot-pcs/Copilot+ PCは40TOPS以上の処理性能を備えたNPUを搭載するPCで、Windowsの各種AI機能をローカルで実行できます。Copilot+ PCの概要は以下の記事にまとめています。
MicrosoftはCopilot+ PCの発表と同時に、Snapdragon X Eliteを搭載したMicrosoft純正Copilot+ PC「Surface Laptop」や「Surface Pro」も発表しました。さらに、Acer・ASUS・Dell・HP・Lenovo・SamsungといったPCメーカーからSnapdragon X EliteやSnapdragon X Plusを搭載したCopilot+ PCが2024年6月18日(火)にリリースされることも明らかになりました。各メーカーから登場するPCの概要は以下の通り。
◆Acer
Acerは「Swift 14 AI」をCopilot+ PCとしてラインナップします。Swift 14 AIのプロセッサはSnapdragon X EliteとSnapdragon X Plusのいずれかから選択可能で、重量は1.3kg、バッテリー容量は75Whです。◆ASUS
ASUSはSnapdragon X Eliteを搭載した「Vivobook S 15」をCopilot+ PCとしてリリース予定です。Vivobook S 15にはASUS独自の冷却システム「ASUS IceCool」が搭載されており、静音性を保ちつつシステムを冷却して高い性能を発揮できます。なお、価格は1299.99ドル(約20万3000円)です。
◆Dell
DellはCopilot+ PCに対応した「XPS 13」「Inspiron 14 Plus」「Inspiron 14」「Latitude 7455」「Latitude 5455」の4モデルをリリース予定です。XPS 13にはSnapdragon X Eliteが搭載され、バッテリー持続時間は最大27時間とのこと。価格は1299ドル(約20万3000円)です。
Inspiron 14 PlusとInspiron 14にはSnapdragon X Plusが搭載されます。両モデルはディスプレイの種類が異なり、Inspiron 14 Plusの方が高解像度なディスプレイを搭載しています。Inspiron 14 Plusの価格は1099.99ドル(約17万2000円)で、Inspiron 14の価格は不明です。
ビジネス向けノートPCのLatitude 7455とLatitude 5455にもSnapdragon X EliteやSnapdragon X Plusが搭載されます。両モデルとも、記事作成時点で価格は不明です。
◆HP
HPはSnapdragon X Eliteを搭載した「OmniBook X AI PC」と「EliteBook Ultra AI PC」をリリースする予定です。OmniBook X AI PCは1199.99ドル(約18万8000円)で、EliteBook Ultra AI PCは1699.99ドル(約26万6000円)です。◆Lenovo
LenovoはSnapdragon X Eliteを搭載した「Yoga Slim 7x」と「ThinkPad T14s Gen 6」をCopilot+ PCとしてリリース予定です。Yoga Slim 7xの価格は1199ドル(約18万8000円)です。
そして、ThinkPad T14s Gen 6は1699ドル(約26万6000円)です。
◆Samsung
Samsungは「Galaxy Book4 Edge」をCopilot+ PCとしてリリース予定です。Galaxy Book4 EdgeにはSnapdragon X Eliteが搭載されており、価格は1349.99ドル(21万1000円)です。なお、MicrosoftはCopilot+ PCを名乗るに当たって「NPU単体で40TOPS以上の性能を備える」「メモリ16GB以上」「ストレージ256GB以上」といった条件を設けています。
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WindowsのAI機能をローカル実行できる「Copilot+ PC」がAcer・ASUS・Dell・HP・Lenovo・Samsungから一斉に登場 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240521-copilot-pcs-acer-asus-dell-hp-lenovo-samsung/
「AIをローカルで実行できるPC」ということと Copilot専用キーを搭載したPCが多い。
これらのPCは、特に高価格と言うこともなく ビジネス現場で使用できる価格となっているところに注目です。
Microsoft Copilot+ PC 発表会
発表会の様子をみてみよう
インターネットを必要とせず、ハードウェア上で AI に直接アクセスでき、GPU や CPU ではなく NPU を使用 というところに注目です。
以下、MicrosoftのSurface 紹介ビデオです。
まとめ
これからのビジネス現場では、間違いなくAIを活用できる環境を持っている会社とそうでない会社で明らかに差が出ることは間違いなく
パソコンを価格で決めてしまうような会社は、スタートラインにも建てないだろう。
同時にAIを活用することを積極的に進めるべきです。
ここは、経営者次第なんですが、道具(PC)をケチるような会社には未来はありません。