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IT小僧の時事放談

Temuの正体 5年で総売上高300億ドル越えの秘密

Temu(ティームー)
このブログにたどり着いている皆様は、ご存じですよね

驚異的に安価な価格のTemu おそらく発音は「ティームー」と読むと思います。

このTemuっていったいなんなんだろう?

と言うのが今回のお話です。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

米国で開始

Temu(ティームー)は、多国籍企業グループのPDD Holdingsが2022年9月に米国で立ち上げました。

PDD Holdingsの事業内容は ポートフォリオを所有・運営する多国籍コマース会社
と説明されている。
PDD Holdingsは、中華人民共和国の企業で
拼多多(拼音: Pinduoduo、ピンドゥオドゥオ、ピンドウドウ)というのが中国名です。

PDD Holdings Inc pdd.中華人民共和国o 2024/01/29

Temu(ティームー)とは?

Temuが略号だってご存じでしたか?

「Team Up, Price Down!(協力して価格を下げよう!)」

という言葉の略号と言われています。

事業開始は、2022年9月1日 アメリカで事業を開始しました、
豊富な資金力で2023年2月14日のスーパーボウルで広告を打ち一気に有名になりました。

驚異的な価格とCM、ネット広告、アフィリエイトなどで一気に有名になりました。

驚異的な価格の理由

とにかく圧倒的に価格が安い

そして きちんと届く

なぜ そんなに安いのか?

加盟店は、ほぼ中国内の企業で驚異的な低コストを製造エコシステムと物流インフラで実現している。

ラストワンマイル配送においては、FedEx、DHL、USPSと提携していて注文から製品を受け取るまでの配送期間は、通常7~15日となっている

この仕組みを構築しているため 圧倒的な価格破壊に成功している。

もちろん、価格なりの商品もあるわけですが、価格を考えたら

「まぁ 安いしね」

ということで高評価を得るという 不思議なブランドをつくりあげることに成功している。

また、期間限定の割引やギフトカード、クレジットなどの特典を多く発行して購買意欲を刺激している。

急成長

Forbesで特集されていた

米国消費者の間でのTemuのブランド認知度は、過去6カ月で大幅に上昇しました。8月の調査では、回答者の68.5%がTemuのアプリまたはウェブサイトをよく知っていると回答し、2月の48.3%から20.2ポイント上昇しました。これは、PDD HoldingsがTemuの露出を高めるために、継続的なセールやソーシャルメディアを通じたお得な情報の提供など、多額のマーケティング投資を行った結果だと思われます。

年齢層別では、高齢層よりも若年層の方がTemuを知っていると回答した割合が高いことが分かりました。しかし、興味深いことに、Temuのブランド認知度は30~44歳の層でピークに達しており、最新の調査では、この年齢層の77.0%がTemuを知っていると回答しています。なお、18~29歳の若年層では、ほぼ4分の3がTemuを知っていると回答しています

米国のEコマース市場は競争が激しいため、Temuは顧客獲得、キャンペーンクーポンの提供、広告によるブランド認知度向上に多額の費用を費やしています。これはPDD Holdingsの販売・マーケティング支出に反映されており、2022年第4四半期には前年同期比55.9%増と急増し、2023年第1四半期と第2四半期も高水準で推移しています。

また、2023年5月に米誌『WIRED』が報じたところによると、Temuは知名度を高めるため、さらに多額の投資をマーケティングに行う予定で、2023年には米国での広告キャンペーンに14億ドル、2024年には43億ドルを投じる計画です。

続きはこちらから👇

Forbes
5年で総売上高300億ドルのTemu 不安を感じる消費者も増加
https://forbesjapan.com/articles/detail/67299/page2

たった 数年で知名度急上昇 売上急上昇となっている。

 

安全なのかどうか?

中国企業ということでいろいろな問題が出始めている。
「Temuでの買い物に不安を感じている」「Temuの商品は買わない」と回答した消費者も増えている。

主な理由として

・最も回答の多かった懸念は透明性に関するもので、半数近くが商品の原産地に関する情報不足を懸念していると回答しています。また、3分の1以上が製造方法に関する情報不足を理由に挙げています。

・データプライバシーは消費者の間で関心が高まっており、最新の調査では、このことを理由として挙げる回答者の割合が2倍増の42.4%に達しました。

・回答者の約5人に2人が、Temuが中国企業であることや、中国製品であることに懸念を抱いていると回答しています。

Forbes
5年で総売上高300億ドルのTemu 不安を感じる消費者も増加
https://forbesjapan.com/articles/detail/67299/page2

ウィキペディアにも苦情や疑問点が掲載されています。

苦情
タイム誌の記者によると、Temuは荷物の未配達やカスタマーサービスで悪評を立て始めている[10]。注文の不着や商品の間違いに加えて、身に覚えのない請求が届くことがあるとされる[10]

TechCrunchの記者はTemuの広告キャンペーンに関して「これらの広告はTemuのインストール数を増やす効果があるようだ。しかし、アプリのレビューを調べてみると、Wishのような詐欺的な商品リスト、破損・遅延配送、誤注文、カスタマーサービスの欠如など、似たような苦情が見つかる」と論じている[11]

知的財産権
Temuは製品の品質の低さを指摘されており、これはセラーが期限切れまたは古くなった商品を配送していることに起因する[12]。ほかにも虚偽の製品広告が指摘されている[10]

米国政府の対応
2023年5月、Temuの中国国内版であるPinduoduoがGoogle Playから一時停止されたことを受け、米中経済安全保障調査委員会はTemuでの個人データの安全リスクについて懸念を表明した。これはGoogle Play Store以外のバージョンにマルウェアが含まれていたことが判明したためである[15][16][17]。Pinduoduoはマルウェア削除のためのアップデートをリリースして2日後に、マルウェア開発に携わったエンジニアとプロダクトマネージャーのチームを解散した。CNNの情報筋によると、チームの大部分はTemuに異動し、各部門で働いているが、一部のエンジニアはPinduoduoに残留しているとされる[18]

2023年5月17日、モンタナ州知事グレッグ・ジャンフォートは、TikTokWeChatTelegramを含むByteDance関連アプリとともに、州政府機関内でのTemuの使用を禁止した[19][20]

2023年6月、連邦議会の「米国と中国共産党との間の戦略的競争特別委員会」は、Temuがウイグル強制労働防止法を遵守するための「有意義なコンプライアンスプログラムの建前すら」維持していないとの声明を発表した。同法は、強制労働で作られた商品をプラットフォームから排除することを目的としている[21][22][23][24]。 委員会の報告書はTemuへの厳しい評価を下し、Temuのサプライチェーン内には「強制労働による汚染のリスクが非常に高い」としている[24]

ウィキペディア

アプリも子おじん情報を抜き取りとかクレジットカードで支払うな
とかいろいろな話が出ていますが、今のところ確証はありません。

心配だったらコンビニで支払うことをオススメします。

まとめ

ここまでTemuについて記事にしましたが、中国企業だから・・・ というひとくくりにするのも どうなのかな?
家電の多くが中国で生産されているし、iPhoneだって中国(最近はインドも)で製造されている。
いまさら 中国製品を除くというのも難しい状況です。

Amazonでも怪しい業者が出店しているのもあるし、Temuだけが悪いというのも極論だと思います。

ネタで購入するのも面白いし、実用的なモノもあるだろう

今のところは、まだ ネタ扱いの色が強いTemuですが、今後の展開によってディスカウントショップとの戦いになる可能性もあります。

しばらくは、状況を見守って 試しに購入するの主面白いと思います。

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