米国 ドラマ
『THE BLACKLIST/ブラックリスト』
ご存知ですか?
2013年9月23日から米国NBCで放送が開始され、現在、第9シーズンまで放映されている人気ドラマです。
ドラマの主人公 犯罪者 レイモンド・レディントンは、組織(帝国と呼ばれている)や外部の人と連絡する時にスマートフォンではなく、プリペイド携帯電話を使う場合が多い。
それは、なぜか?
今回のIT小僧の時事放談は、
ドラマ ブラック・リストに学ぶ 電話と人のつながりについて
と題して、電話に対しての見直しについて考えてみよう
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
THE BLACKLIST/ブラックリスト
ドラマを知らない人に ざっくりと あらすじ
ジェームズ・スペイダー演じる、元海軍軍人で国際的な犯罪者のレイモンド・レディントン(通称レッド)が自らFBIに出頭し、免責と引き換えに情報提供を申し出る。自分の知る凶悪犯罪者の「ブラックリスト」に基づき、FBIに協力し様々な事件解決をしていく。当初からレッドはエリザベス・キーン(通称リズ)捜査官に特別な好意を寄せ、やがてリズとレッドの関係や国際的な陰謀が明らかになっていく。
レイモンドは、実に多くの人と繋がりを持っている。
例えば
掃除人と呼ばれる人たちは、犯行現場から死体を持ち出し、現場を完璧に掃除、科学捜査でも証拠が出ないようにするという
まさに 犯罪掃除人
また、組織専門の医療チームを持っていて、通常の病院で治療できない状況でも秘密裏に治療を行う。
救急車よりも速く、最新医療を持っている。
その他にも、凄腕のスナイパー、爆発物処理、武器商人、多くのブラックマーケットやシンジケートなど実に多くの人々とビジネス(犯罪)を重ねてゆく
そのなかで重要なのは、レイモンドが使っている プリペードの携帯電話である。
レイモンドは、スマートフォンを持っていない
レイモンド・レディントンは、誰かと連絡するときは、必ず携帯電話を使っています。
メールとかメッセージアプリは、使用していない
使っている電話の多くは、プリペイド携帯で
ヤバい取引などでは、一回使っただけでゴミ箱にポイ!
犯罪者ですから自分の居場所を知らせるスマートフォンでは都合が悪いということもあるし、FBIやCIAなどにもマークされているわけですから、自分の痕跡を消したいわけです。
抜群の記憶力と人脈、人を誑し込む話術、用心深さと相反する大胆な戦略が、レディントンの武器である。
電話や直接会って話すというのが、重要なところで 仲間とのつながりを重要視しながら、裏切りのリスクも考慮しつつ ブラックなビジネスを推し進めている。
電話の重要性
メール、メッセージは、ハッキング、偽造もできます。
特にメールなどは、いくらでも偽造ができるので「なりすまし」など簡単です。
メッセージも種類によっては、サーバーですべて管理されているのでダダ漏れとはいわないけれど 乗っ取られる可能性は、0ではない。
しかし電話の場合、相手の声と直接やり取りをするので「なりすまし」はできなくないけど 難しい。
一方、スマートフォンは、便利なデバイスですが、常に通信を行い、位置情報なども監視され個人情報もどこなのサーバーに蓄積されている。
FBIでは、スマートフォンから位置情報の割り出し、監視カメラハッキングをすることで個人の特定、今どこにいるのかを探し出すことができる。
※実際には、認めていないだろうけど やっているだろう(IT小僧の個人的見解)
これらのことを熟知しているレディントンは、スマートフォンよりも足跡を残さない携帯電話を使用しているわけである。
話すという重要性
レイモンドが、大切にしているのは、信頼と相手の様子を探ることである。
彼は、話の最初に 昔一緒に食べた食事のこととか、あの女性は綺麗だったとか、一見、ビジネスに関係ない話からはじめる。
そこで交わされる「何気ない会話」こそ レイモンドが相手の様子を観察する上で重要なことになる。
言葉、表情、態度 人間において メッセージやSNSでは、得られない多くの情報が、会話、つまり話すという行為で得ることができることをこのドラマは教えてくれる。
まとめ
au(KDDI)の障害でニュースになっていることの多くが 電話が通じない であった。
スマートフォンの時代になっても 電話=相手と話す ということが重要だと知った人は多いと思う。
IT小僧も同じだった。
LINEやSNSではない 電話や直接話すということの重要性が、この障害の問題で見直されてくるような気がします。
あなたは、最近 人と話をしていますか?
IT小僧も人との話を大切にしようと思っています。
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