IT小僧の時事放談

インターネットが静止した日 CDNってなんだろう

2021年6月15日

地球の静止する日 (創元SF文庫)

2021年6月8日(米国時間)世界中のインターネットサービスでトラブルが発声した。

原因は、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)プロバイダー Fastly(ファストリー)に障害が発生したためである。

え? amazon、Microsoft、GoogleのCloudの問題じゃないの?

あなたがいつも使っているインターネットサービスは、じつは、本物ではなくコピーされてものかもしれません。

今回のIT小僧の時事放談は、
インターネットが静止した日 CDNってなんだろう
と題して、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)プロバイダーについて考えてみよう。

今回も小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

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インターネットが静止した日

2021年6月8日(米国時間)
AmazonやSpotifyをはじめとする世界中のインターネットサーヴィスが一時的に停止するシステム障害が、2021年6月8日に発生
原因は、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)プロヴァイダーのFastlyで発生したシステム障害によるものだった。
障害は、1時間後には、回復、ネットサービスは徐々にもとに戻っていった。

ところでFastlyという企業のシステムにトラブルがあっただけで なぜ世界的に問題が発生すたのだろうか?

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)プロバイダー

CDN(Content Delivery Network) て あまり聞き慣れないですよね。

しかし、このCDNの存在こそ 世界中にコンテンツ(情報、動画、音楽その他)を配信できる要の仕組みである。

いつもIT小僧の駄文を読んでいただき深く感謝しております。

このIT小僧の時事放談を言うブログサイドは、国内のあるサーバーに実態があります。
しかし、そのサーバーに世界中(ありえないけど 数億人)が記事を見に殺到したら どうなるでしょうか?

実態のあるサーバーの回線はともかく、サーバー機器にも負担が増大し、それこそ ネットが停止する可能性もあります。

そこで、考え出されたのが、CDNという仕組みです。

仕組みをザックリと説明すると

「地域に分散配置されたリバースプロキシサーバー」

と言えよう。

? まだよくわからない?

では、CDNは、中継基地と考えてください。

例えば、南米のアルゼンチンのブエノスアイレスの人が、東京のどこかにあるデータセンターで構築されている「IT小僧の時事放談」の記事を読もうとした場合を考えてみてください。
通常ならば、アルゼンチンから地球を半周して東京にアクセスすることになります。

でも それって いくら光回線とか衛星回線と言ってもそれなりの時間がかかりますよね。

  1. ブエノスアイレスにCDNの中継基地(サーバー)を設置します。
  2. ブエノスアイレスのだれかが「IT小僧の時事放談」を呼び出します。
  3. ブエノスアイレスにCDNの中継基地(サーバー)を通じて東京のどこかにあるデータセンターにある「IT小僧の時事放談」を表示しました。
  4. ブエノスアイレスにCDNの中継基地(サーバー)に「IT小僧の時事放談」のページが、キャッシュとしてが残ります。
  5. 別のブエノスアイレスに住んでいる人が、「IT小僧の時事放談」を呼び出した場合、わざわざ、地球の反対側の東京にアクセスするのではなく、ブエノスアイレスに設置してあるCDNの中継基地(サーバー)に残っているキャッシュ(いわば、コピーですね)を読み込めば、中級の反対側まで取りに行かなくてよくなります。

それって、近いのでかなり速いと思いませんか?
※一応 言っておきますが、「IT小僧の時事放談」は、アクセス数が多くないのでCDNとは無縁です。

PC Watchより引用

こうして、世界中のあちこちにあるCDNが保有しているサーバーにアクセスすることで、(キャッシュがあれば)わざわざ、本家の場所までデータを取りに行かなくても、近くにあるCDNのサーバーにアクセスすることになるのでレスポンスが早くなり、回線の混雑も解消されます。
※本当は、もっと高度な仕組みで動いているのですが、おおよそこんな感じと思ってください。

図表を見たほうが理解しやすいですね。
PC Watchより引用

世界的にネットサービスを展開しているSpotifyなどの配信サービスは、CDN(Content Delivery Network)がなければ実用的なサービスとならないのです。
このように、CDNは、ネットサービスを利用者に素早く効率的に配信するために重要な役目を担っているのです。

CDNの主な事業者

CDNの主な事業者は、Akamai、Amazon CloudFront、Cloudflare、CDNetworksそして、Fastlyといったところが大手と呼ばれています。

Fastlyは、
世界の58都市以上にPoPを設置しており、そのうちロサンジェルスやロンドン、シンガポールといった人口密度の高い地域には複数が設置されています。

世界中のPoPの処理能力を合わせると、1秒間に130テラビットという驚異的なデータ量が飛び交っているのです。
※PoPとは、「ポイント・オブ・プレゼンス(PoP)」と呼んでいます。

参考までに CDNの大手 CDNetworksでは、WebサイトやWebアプリケーションを、世界の99%以上の地域へわずか数ミリ秒で配信しています。
https://www.cdnetworks.com/ja/about/global-network-map/

「世界の99%以上の地域へわずか数ミリ秒で配信」ってすごいことだと思いませんが?

まとめ

インターネットは、すでに 人の頭脳を遥かに凌駕するスピードと規模に発展しています。
今回、CDNのトラブルで世界的なネットサービスにトラブルが生じたように、ネットワークのスピードを保つためにいろいろな仕組みが構築されることでしょう。
その一方、要の部分でトラブルが発生した場合、世界中の情報が停止するということも十分考えられます。

インターネットが誕生してわずか30年足らずですごい世界になっていると実感するIT小僧でした。

CDNの役目について ざっくりと説明してきましたが、本当のザックリなので詳しく知りになりたい方は、書籍なり 以下のリンク先を読んでみてください。
https://www.akamai.com/jp/ja/cdn/what-is-a-cdn.jsp
https://www.idcf.jp/words/cdn.html

この「IT小僧の時事放談」は、もしかしたら、本物?ではなく キャッシュかも知れませんよ!

では、また ブログを投稿するね!

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