台風のシーズンです。
Twitter、Instagramだけではなく YouTubeでも個人のアップした写真や動画が大量にアップロードされています。
でもその写真や動画 個人情報が特定されてしまうかも知れません。
今回のIT小僧の時事放談は
SNSで「台風の被害をツイートする前に」気をつけること SNS投稿の罠
と題して、写真や動画を公開するときに「ちょっと考えよう」というお話です。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
災害時に増えるSNS投稿
昨年(2019年)10月の台風19号は、IT小僧自身も体験したかなり大規模な洪水だった。
全国71の河川を氾濫させ 近くの荒川も危険水位に達し、NHKの報道では、
「台風による雨で荒川流域の平均雨量が500ミリを超えると想定されることから、浸水のおそれのある地域の21万4000世帯、43万2000人に避難勧告を出しました」
全国でも死者・行方不明者89人という大きな被害が出ました。
今でもTwitter、Instagram、YouTube、TikTokなどには、その時の写真や動画が多数掲載されています。
#台風 #台風19号 今年で言えば #台風10号 などでハッシュタグを検索するとかなりの数がひっかかります。
でもその映像 ちょっと危なくないですか?
個人情報など簡単に特定される
災害などの映像で窓から撮影したものは、その景色から自宅を特定されることがあります。
また、映像に写り込んでいる看板なども気が付かないうちに自分の情報を公開してしまっています。
クルマのナンバーなどは、確実に持ち主がわかってしまいます。
もっと恐ろしいのは、何気ない風景の写真をGoogleのストリートビューなどを使えば、
一度も行ったことがない場所だったとしても その場所が特定されてしまうのです。
複数映像から特定
単体の映像では、特定が難しいけれど、複数の映像から個人を特定されることがあります。
SNSが匿名性があると言ってもそこに掲載されている情報で個人情報を特定されてしまったら、匿名性も何もありません。
被害
SNSなどネットで個人情報が特定されてしまうとストーカー空き巣などの犯罪を誘発してしまう可能性が高くなります。
例えば、台風などで避難所に避難しているなどをSNSにアップしてしまうと空き巣にとっては、確実に人がいないことを自ら証明してしまうようなものです。
まとめ
SNSに写真をアップする場合、撮影した後、一度確認してください。
公共な場所なら問題はありませんが、それ以外の写真は、一度、じっくり確認してからアップしましょう。
匿名性がウリのSNSで個人情報を簡単にさらけ出してしまう危険が隣り合わせです。
特にSNSの中心がスマートフォンになってから簡単にアップロードできます。
くれぐれもアップするその前に「もう一度確認」してみてください。
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