「またWi-Fiが切れた」「ルーターの設定画面がさっぱりわからん」――そんな悩みと、私はもうサヨナラしました。今回はAmazon傘下のWi-Fiルーター「eero(イーロ)」を全力で推す記事です。20年以上この業界で機器をいじり倒してきたシステムエンジニアの正直な感想として、これは「ルーターで悩む時間そのものを消してくれる製品」でした。
この記事でわかること
eeroがどんな会社か/設定が「一撃」で終わる理由/SSIDとパスワードを自分で決められる気持ちよさ/メッシュWi-Fiの手軽さ/eero+(イーロプラス)のお得さ/現行ラインナップの選び方
eeroってどんな会社? Amazon傘下のメッシュWi-Fiの草分け
eeroは2014年に米サンフランシスコで生まれたスタートアップです。創業者のNick Weaver氏らが掲げたのは「家の中の技術は、ちゃんと動いて当たり前であるべきだ」というシンプルな思想。家庭向けのメッシュWi-Fi(網の目状に複数台で電波を張る方式)というカテゴリーを、ほぼ切り拓いた存在です。
そして2019年、Amazonがeeroを買収(報道では約9,700万ドル)。いまはAmazonファミリーの一員で、Alexa や Echo といったスマートホーム製品との相性の良さも特長です。買収時に懸念された「閲覧データを抜かれるのでは?」という点についても、eero側は「ユーザーの閲覧データを収集する仕組みは、もともと持っていない」と明言しています。
日本には2024年に正式上陸。国内のカスタマーサポート(フリーダイヤル 0120-984-213)も用意されているので、英語マニュアルと格闘する不安もありません。海外発ながら「日本でも普通に安心して使える」状態が整っているわけです。
推しポイント① 設定が「一撃」で終わる衝撃
ここが一番伝えたいところです。国産メーカーのルーターにありがちな、あの「設定の面倒くささ」が一切ありません。
やることは、スマホに専用アプリを入れて、画面の案内どおりにタップしていくだけ。ケーブルを挿す→アプリが本体を見つける→画面に従う、という流れで、文字どおり一撃でつながります。設定画面のIPアドレスを直打ちしたり、わかりにくい管理メニューを掘り進んだり、という作業はまったく不要でした。
機械が苦手な家族に「とりあえず置いといて」と渡しても成立するレベルの簡単さ。これは正直、感動モノです。
推しポイント② SSIDとパスワードを自分で決められる自由
地味ですが、これが本当にありがたい。eeroは設定時に SSID(Wi-Fiの名前)とパスワードを自分で決められます。
国産ルーターでありがちなのが、本体の底面をのぞき込んで、記号だらけの呪文のような初期SSID・初期パスワードを老眼と戦いながら入力する、あの儀式。eeroにはそれがありません。自分が覚えやすい名前とパスワードを最初に決めておけば、あとは各デバイスでその同じ文字を入れるだけ。我が家では、スマホ・PC・テレビ・スマートスピーカーまで含めて10分もかからず全部つながりました。
推しポイント③ メッシュWi-Fiの拡張も超絶カンタン
電波が届きにくい部屋がある家でも、eeroなら本体を増やすだけで家中をカバーできます。追加ユニットも、アプリが自動で見つけて案内してくれるので、難しいメッシュ(網の目状の中継)設定を手作業でやる必要はありません。
独自技術の「TrueMesh」が最適な接続経路を自動で選んでくれるため、家の中を移動してもユーザーが何も意識せずに快適なWi-Fiが続くのが快感です。2階に行ったら電波が弱くなる、といったストレスから解放されます。
推しポイント④ eero+なら1PasswordもVPNも料金込みでお得
eeroには有料サブスクリプションの「eero+(イーロプラス)」があります。これがなかなか侮れません。月額のサブスク料金のなかに、本来は個別契約すると地味にお金がかかるサービスがまとめて含まれているのです。
| 含まれるサービス | ざっくり内容 |
| 1Password | 人気のパスワード管理ソフト。単体だと年4千円〜の有料サービス |
| VPN(Powered by Guardian) | 外出先でも通信を保護する仮想プライベート接続。5台まで |
| Malwarebytes | アンチウィルス(ウイルス対策)ソフト |
| 広告ブロック/コンテンツフィルター | 広告の抑制や、お子さま向けの閲覧制限(ペアレンタルコントロール) |
| インターネットバックアップ | 回線が落ちても、テザリングなどで通信を維持する保険的な機能 |
価格は公式サイト記載で月額1,500円前後/年額13,600円前後(税込)。1Passwordだけでも年間数千円かかることを考えると、これらを別々に課金するより明らかにお得です。なお価格は改定される場合があるので、契約前に最新の金額をご確認ください。

ラインナップ早見表(日本価格・税込)
eeroは使い方や家の広さに合わせて、エントリーモデルから最上位まで選べます。代表的な現行モデルを並べてみました。
| モデル | 規格 | 価格(1台〜) | 向いている人 |
| eero 6+ | Wi-Fi 6 | エントリー | まずは手頃に始めたい人 回線契約が1G以下の人 |
| eero Pro 6E | Wi-Fi 6E | 中位 | トライバンドで安定重視の人 |
| eero 7 ★推し | Wi-Fi 7 | 19,800円〜 | 最新規格を手頃に。最初の一台に最適 |
| eero Pro 7 | Wi-Fi 7 | 44,800円〜 | 接続機器が多い家庭・速度重視 |
| eero Max 7 | Wi-Fi 7 | 95,980円 | 10ギガ回線を使い倒すヘビーユーザー |
※「eero 7」はデュアルバンド(2つの周波数帯)、無線最大1.8Gbps・有線最大2.3Gbps、2.5GbEポート×2、1台で最大約190㎡をカバー。価格はセール時にさらに下がることもあります。最新の在庫・価格は販売ページでご確認ください。
どのeeroを選ぶ? 用途別おすすめ
迷ったら、まずは「eero 7」です。最新のWi-Fi 7に対応しながら価格は手頃で、一般的な戸建てやマンションなら必要十分。接続するスマート家電が多い、または家が広めなら「eero Pro 7」。10ギガ回線を契約していて速度を限界まで引き出したいなら「eero Max 7」、という選び方がわかりやすいです。
IT小僧の本音コラム
正直に言うと、私は長年「ルーターなんてどれも同じ、安定すればいい」と思っていました。仕事柄、ネットワーク機器の設定なんて手慣れたもので、面倒だと感じたこともなかった。でもeeroを触って気づいたのは、「設定がプロでも面倒なものを、誰でも一撃で終わらせる」ことの価値です。家族に頼まれて実家のWi-Fiを直しに行く、あの定例イベントが消えるだけでも価値がある。技術者ほど「自分で全部いじりたい」と思いがちですが、悩まなくていい時間を買うという発想に、私は素直に降参しました。
まとめ:もうWi-Fiルーターで悩まなくていい
eeroの魅力を改めて整理すると――アプリで一撃接続、SSIDとパスワードを自分で決められる、メッシュ拡張も超簡単、そしてeero+なら1PasswordやVPNもまとめてお得。Amazon傘下の安心感と国内サポートも揃っています。「ルーター選びと設定で消耗する時間」から解放されたい人に、私は全力でおすすめします。
個人や家庭内で使う機器の場合に限ってなのですが、いつまでたっても国産メーカーって「余計なスイッチとかランプとか面倒なな設定」をしなければならないのだろうか?
もう少し 海外メーカーのアプリを見習ってほしいと思います。
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