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IT小僧の時事放談

今後は、TP-Link 排除へ 米国が中国発の企業の追い出しを強化

安価で高性能で扱いやすいWi-FiルーターのTP-Link ですが、米国で「排除する動き」が出ています。

トランプ大統領となる、2025年 リベラル、ポリコレそして 中国製品の排除という動きが強くなってきました。

ニューヨークタイムズ紙のによると

U.S. Weighs Ban on Chinese-Made Router in Millions of American Homes
TP-Link is the bestselling router on Amazon—and has been linked to Chinese cyberattacks
https://www.wsj.com/politics/national-security/us-ban-china-router-tp-link-systems-7d7507e6

「米国、数百万の米国家庭で中国製ルーターの使用禁止を検討
TP-LinkはAmazonで最も売れているルーターだが、中国のサイバー攻撃と関連している」

米当局は、人気の家庭用インターネットルーターがサイバー攻撃に関係しているとして中国企業が国家安全保障上のリスクを及ぼすかどうか調査しており、その機器の禁止を検討している。

中国で設立されたルーター製造会社TP-Linkは、米国の家庭および中小企業向けルーター市場の約65%を占めている。同社はAmazon.comでもトップの選択肢であり、国防総省やその他の連邦政府機関のインターネット通信を支えている。

と掲載されていました。

Gigazinの記事を見てみよう

アメリカの規制当局がWi-Fi機器メーカー大手のTP-Linkを調査、大規模な販売禁止措置の可能性も

Gigazin 2024年12月19日

Wi-Fi機器メーカーとして世界1位のシェアを誇るTP-Link製品にセキュリティ上の懸念があるとして、アメリカの国防総省や司法省、商務省などが調査を行っていることがわかりました。結果次第では、2025年にアメリカでTP-Linkのルーターの販売禁止措置が執られる可能性があります。

Exclusive | U.S. Weighs Ban on Chinese-Made TP-Link Router in Millions of American Homes - WSJ
https://www.wsj.com/politics/national-security/us-ban-china-router-tp-link-systems-7d7507e6

US considers banning TP-Link routers over cybersecurity risks
https://www.bleepingcomputer.com/news/security/us-considers-banning-tp-link-routers-over-cybersecurity-risks/

US Government Probes TP-Link for Potential Ties to China-Originated Cyberattacks
https://www.guru3d.com/story/us-government-probes-tplink-for-potential-ties-to-chinaoriginated-cyberattacks/

TP-Linkは世界最大のWi-Fi機器メーカーで、アメリカでは家庭向け・中小企業向けで65%のシェアを占めていて、300以上のインターネットサービスプロバイダー(ISP)が基本ルーターとしてTP-Link端末を利用しています。

しかし、セキュリティ面では難ありのメーカーだと、ニュースサイトのWall Street Journalは指摘しています。ルーターにはバグはつきものなのですが、TP-Linkの場合、セキュリティ上に欠陥がある状態のまま製品を出荷していることが多いにもかかわらず、セキュリティ研究者と連携した動きは特に取っていないとのこと。ただ、TP-Linkは潜在的なセキュリティリスクの評価を行い、既知の脆弱性に対応する措置を講じていると説明しています。

アメリカでは2024年9月から「ソルト・タイフーン」と呼ばれる中国政府系ハッカーによる不正アクセスが報告されていて、国家安全保障担当副補佐官を務めるアン・ノイバーガー氏は「通信セクターのサプライチェーンに対するリスク軽減策を検討する」とブリーフィングで述べ、対策を講じる方針を明言しました。不正アクセスのすべてがTP-Link製ルーターの脆弱性を突いたものだったというわけではありませんが、中国系脅威アクターが構築したボットネット「Quad7」のうち、「xlogin」と呼ばれるネットワークはTP-Link製ルーターのTCPのポート番号7777に接続した機器で構築されていたことがわかっています。

Microsoft: Chinese hackers use Quad7 botnet to steal credentials
https://www.bleepingcomputer.com/news/security/microsoft-chinese-hackers-use-quad7-botnet-to-steal-credentials/

すでに商務省はTP-Linkの担当者を呼び出して話を聞いているとのこと。

詳細はこちら👇

アメリカの規制当局がWi-Fi機器メーカー大手のTP-Linkを調査、大規模な販売禁止措置の可能性も - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20241219-us-weighs-ban-tp-link-router/

アメリカでは家庭向け・中小企業向けで65%のシェアのTP-Link

これは、凄い数字ですね スマホで言うと「iPhoneに匹敵するほどのシェア」という状況

これが、禁止となると大きなダメージになることは必須でしょう。

TP-Linkのコメント

これに対してTP-Link側の対応は、コメントだけに留まっている。

  米商務省の調査担当者は今月、TPリンクに対し企業構造などに関する詳細な情報の提出を求めた。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。この調査は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が18日に報じていた。

  関係者によると、米下院の中国共産党に関する特別委員会の共同委員長が8月に送付した書簡を受け、今回の調査が着手された。

  超党派の同委員会は、中国の法律では企業は国家の軍事・情報収集に協力することが義務付けられていると指摘。ルーターを悪用した中国による国家支援のサイバー攻撃が頻繁に行われていることにも触れた。

という米国側の情報に対してTP-Link側では

  TPリンク・システムズの広報担当者は、「自社のセキュリティー対策が業界のセキュリティー基準に完全に準拠していることと、米市場と米消費者に対する継続的なコミットメントを示すため、米政府と協力する機会を歓迎する」と表明した。

詳細はこちら👇

米政府、中国で創業したルーター大手TPリンクを調査-安全保障巡り Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-19/SOQ99TDWRGG000?srnd=cojp-v2

と声明をだしている。

本当の安全とは・・・

TP-LinkのWi-Fiルーターは安価で高性能、日本のメーカーのように
「わけわからない専門用語を並べた設置方法ではなくスマホでリンクすれば簡単設定」
できます。

自分も使っていますが、実に簡単でわかりやすい説明 多少のリスクはあるけど 「安価で高性能で簡単」というキーワードは魅力的です。

これが、国家機密に関する施設とか、政治、金融、法律。医療、大学などの研究所など国家的に情報漏洩に神経質なところなら禁止するのも納得です。

まさか、重要なデータを取り扱う施設でWi-Fiなど使っていませんよね 日本のお役所のみなさん

電力、水道、ガス、公共交通手段で中国製の電気自動車やインフラやシステムを中国製にしていませんよね

年金、税金などのシステムで中国や韓国な、北朝鮮とかのシステム屋人材を使っていませんよね

民間企業でも「クレジットや決済システムを中国企業に任せて」いませんよね

クレジットカードを取り扱う決済システムを中国企業に丸投げ 危険な会社の話 甘すぎる日本のセキュリティ

もっとも銀行の貸金庫が盗まれるとか保険会社や証券などの金融企業で情報漏洩や個人情報をカネで売っていたり、インサイダー取引とかしている状況ですから

たかが、Wi-Fiルーターの情報漏洩などたいしたことはないのかも知れないけれど・・・

あっ テレビの方が情報漏洩や偏向報道が多いのでもっとヤバいかも・・・

結論として

Wi-Fiルーター側で問題があっても スマホを所有している限り 個人情報など とっくに企業やキャリア、団体等に情報が漏れてしまっているので

いまさら どうしようもない

と個人的には考えています。

 

 

 

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