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IT小僧の時事放談

EU対応版? iOS 17.4をリリース EU内のサードパーティーウェブブラウザエンジンをサポート

iOS 17.4がリリースされました。

アップデート内容を見ると EUの独占禁止法規制に対応するためのものであると確認することができます。

では、アップデートの内容を見てみましょう。

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iOS 17.4 リリース

ニュース元はいつものように Gagazineです。

AppleがiOSの最新バージョンとなる「iOS 17.4」をリリースしました。新しい絵文字が利用可能になったり、ポッドキャストアプリであるApple Podcastでの文字起こしが可能になったりしている他、欧州連合(EU)のデジタル市場法(DMA)に従うため、複数の変更が行われています。

Apple introduces transcripts for Apple Podcasts - Apple
https://www.apple.com/newsroom/2024/03/apple-introduces-transcripts-for-apple-podcasts/

Apple releases iOS 17.4 with new emoji, CarPlay update, more
https://9to5mac.com/2024/03/05/ios-17-4-now-available/

Apple Releases iOS and iPadOS 17.4 with Major Safari and App Store Changes in the EU, Transcripts for Podcasts, New Emoji, and More - MacStories
https://www.macstories.net/stories/apple-releases-ios-and-ipados-17-4-with-major-safari-and-app-store-changes-in-the-eu-transcripts-for-podcasts-new-emoji-and-more/

AppleによるiOS 17.4におけるアップデートの詳細は以下の通り。

◆絵文字
・絵文字キーボードで、キノコ、不死鳥、ライム、切れた鎖、首を振っている顔の新しい絵文字が使用可能
・18個の人と身体の絵文字に左右のどちら側も向いているオプションを追加

◆Apple Podcast
・文字起こし機能により、英語、スペイン語、フランス語、およびドイツ語でオーディオと同時にテキストがハイライト表示されエピソードを追うことが可能
・エピソードをテキストですべて読んだり、単語や語句で検索したり、タップしたところから再生したり、テキストサイズ、コントラストを上げる、VoiceOverなどのアクセシビリティ機能を使用したりすることが可能

続きはこちらから👇

AppleがiOS 17.4をリリース、新しい絵文字・ポッドキャストの文字起こし対応・デフォルトブラウザの選択・サードパーティーブラウザエンジンのサポートなど - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240306-ios-17-4-releases/
2024年03月06日

機能強化とバグ修正

これ以外の機能追加です。

この他、iOS 17.4には以下の機能強化とバグ修正が含まれます。

・ミュージック認識で、見つけた曲をApple Musicのプレイリストやライブラリ、Apple Music Classicalに追加することが可能
・Siriに、対応している言語で受信したメッセージを読み上げる新しいオプションを追加
・“盗難デバイスの保護”がすべての場所でセキュリティを強化するオプションに対応
・iPhone 15とiPhone 15 Proの機種で、“設定”の“バッテリーの状態”にバッテリーの充放電回数、製造日、および最初の仕様を表示
・“探す”で連絡先の写真が空白になる問題を修正
・デュアルSIMを使用している場合に電話番号が主回線から副回線に変更されてメッセージの送信先グループに表示される問題を修正

AppleがiOS 17.4をリリース、新しい絵文字・ポッドキャストの文字起こし対応・デフォルトブラウザの選択・サードパーティーブラウザエンジンのサポートなど - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240306-ios-17-4-releases/
2024年03月06日

今回の目的は、EU仕様

今回の目的の多くは、EUの「法による恐喝?」失礼 法律による市民を守るためにあります。

以下 Gigineより

AppleがiOS 17.4をリリース、新しい絵文字・ポッドキャストの文字起こし対応・デフォルトブラウザの選択・サードパーティーブラウザエンジンのサポートなど - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240306-ios-17-4-releases/
2024年03月06日

 

EU内のユーザーは新しいデフォルトのウェブブラウザを選択するよう求められる

デフォルトのウェブブラウザを選択するよう求める画面は、iOS 17.4にアップデートしてから初めてSafariを開いた際に表示されます。表示されるウェブブラウザはApp Store上で人気の高い12個のブラウザアプリで、これらがランダムな順序でユーザーに表示されることとなる模様。なお、表示される12個のアプリは国ごとに異なってくるようです。

なにが何でもSafariという縛りはなくなり、Androidと同じ仕様になります。

EU内のサードパーティーウェブブラウザエンジンをサポート

AppleはこれまでWebKit以外のブラウザエンジンをサポートしていませんでしたが、iOS 17.4からはその他のブラウザエンジンも利用可能となります。ただし、サードパーティーブラウザエンジンをサポートするのはiOSのみで、iPadOSは含まれていません。

AppleがついにChromeとFirefoxのフルバージョンをiPhone上で動かすことを許可 - GIGAZINE

また、サードパーティーブラウザエンジンをサポートするのはEU圏内のみであるため、ウェブブラウザのFirefoxを開発するMozillaは「iOS向けにWebKit版FirefoxとGecko版Firefoxの2種類を同時に維持しなければならない」「新規則の影響で、Firefoxのような独立したブラウザが異なる2つのブラウザ実装を構築して維持することを強いられます。この負担は、Apple自身は負わなくていいものです」と批判しています。

Firefox開発のMozillaが「Appleの代替ブラウザを認める新規則は可能な限りの苦痛を強いるもの」と批判 - GIGAZINE

そのため、海外メディアのMacStoriesは「独立系開発者がサードパーティーのブラウザエンジンを使用して構築された独自のブラウザをEU内でリリースすることは確実ですが、MozillaやGoogleなどの大手ブラウザメーカーがEUでiOSユーザー向けに別バージョンのブラウザをリリースするかどうかは、現時点では不明です」と記しています。

ブラウザのエンジンまで縛ってきましたから そこからの解放です。

と言っても 開発には時間がかかるし、エンジンを変えるというリスクとコストはかけられない。

ただし、悪意あるアブラウザは登場してきそうな気もします。

EUのサードパーティーアプリストアをサポート

サードパーティーのブラウザエンジンがサポートされたのと同様に、EUではiOSアプリ向けのサードパーティーアプリストアを開設することも可能となりました。ただし、記事作成時点ではサードパーティーアプリストアが開設されたことは確認されていません。

サードパーティーアプリストアからアプリをインストールする場合は、以下の確認画面が表示されるそうです。

これが、最大のポイントでしょう。
これまでセキュリティについて「Appleが守ってくれているから」というのは、通用しなくなります。

いやだったら これまで通り、AppStoreを使うだけなので問題はなさそうです。

多くの人は、従来通りAppStoreのアプリを使うことになるでしょう。

EU以外に移動したら

EU所在地でインストールしたAppStore以外のアプリは、EU圏外に出た倍使えなくなるというルールらしい。

もしiPhoneの所在地が変更された場合、ユーザーに与えられた資格は失われる可能性があるとのこと。Appleは「短期間の旅行である場合は猶予があるが、EU圏外に長期間滞在する場合は代替アプリストアへのアクセス資格が取り消されます」と述べています。この「長期間」がどれぐらいの期間なのかは明記されていません。

資格を失うと、代替アプリストアをインストールできなくなり、代替アプリストアからダウンロードしたアプリは自動的に更新できなくなります。そのため、EU圏内に戻るか、アプリを削除してApp Storeから同じアプリをインストールする必要があります。

続きはこちらから👇

ついにiOS 17.4からEUの規制対応で代替アプリストアが解放されるもAppleが警告 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240306-apple-ios-eu-alternative-app-store/

あくまでもEU圏内に住んでいる人 tぽいう限定になるわけです。

面倒な仕様ですね ここまで縛るというのもAppleらしい。

結局 AppStore使え という無言の圧力っぽいですね

アップデートはしましょう

バグ修正もあるのでアップデートはお早めに

EUに関してのアップデート部分は、日本では関係ないのでこれまで通りとなります。
ブラウザ、アプリは、AppStore以外からできません。



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