キャッシュレス 最近は、銀行やゆうちょ銀行に硬貨を預けると迷惑! 手数料取るぞ
なんてことが発生しています。
硬貨だっておカネなんですが、特に銀行は、枚数によってカネ(手数料)がかかります。
1円玉500枚を入金しようとすると手数料で550円取られるところもあります。
そうです。世の中 キャッシュレス スーパーでもクリーニング屋さんでもキャッシュレスが当たり前になってきました。
しかし、キャッスレスって電気が必要です。
今回のIT小僧の時事放談は、
なんでもキャッシュレスにすれば良いというわけでもなさそうだ 中国 河南省省都で何がおきていたのか?
と題して なんでもかんでもキャッシュレスにすればよいというわけではない
というお話です。
今回も小難しい話をわかりやすく解説しながら記事にまとめました。
最後まで読んでいただければ幸いです。
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目次
キャッシュレス
Suica、Edy、PayPay、d払い 他なんちゃらPayとか 電子決済と呼ばれるものが数多く存在しています。
IT小僧も便利に使っていて クレジットカードもあまり使わなくなりました。
財布すら出さないことも多く 日常生活の多くがキャッスレスとなっています。
昨年、新型コロナの正体がよくわからなかったこと「お札から感染した」というニュースが流れました。
そのあたりから、スーパーマーケットも電子化やレジがセルフ化していきました。
お金のやり取りを機械やスマホをつかって人を介さない世界となっています。
日本政府は、スマホで電子決済の枠を超えてワクチンパスポートも計画しているといいます。
キャッシュレスと言えば中国が最先端、小さな屋台でもキャッシュレス化が進み2次元コードにスマホをかざして決済するというのがあたりませの世界となっています。
なんでもかんでもスマートフォン
中国では、今や何でもかんでもスマートフォンがあれば可能な社会になっています。
公共交通、屋台、スーパーなどの支払い、公共料金、シェアサイクル、配車サービスそして重要なのは、新型コロナ禍の中でスマートフォンが移動記録が健康証明となっていて これがなければ移動も制限されます。
スマートフォンがあれば、生活に困らない
そう、たしかに困りません。
ただし、ネットが繋がれば という条件
■ 河南省省都・鄭州市
河南省省都・鄭州市(ていしゅうし、中文表記: 郑州市)は、中国の中原地区第一大都市です。
30~40階建てかそれ以上の高層ビルが立ち並び 未来都市のような都市です。
サイバーシティと読んでもいいかもしれません。
この都市が記録的豪雨により大きな被害が出ました。
中国・河南省で17日以降、記録的な大雨が続き、省都の鄭州市で地下鉄が浸水するなどして21日までに少なくとも計16人が死亡、10万人が避難
この洪水でインフラがダウン、ネットも使えない状態になりました。
「水道もない、電気もない、ネットもない」と住民は声を上げていますが、ここで一番、問題になっているのは
「ネットがない」です。
ネットがなければ、電子決済もできないということでキャッシュレス社会は崩壊
電気もきていないため、スマートフォンもバッテリー切れとなります。
ネットと電気 この2つでスマートシティは、崩壊です。
シェアサイクル、配車サービス、地図も使えない。電気自動車も動きません。
そして最も問題になるのが、「スマホアプリの移動記録が健康証明」つまり ワクチンパスポートとおなじようなものです。「健康証明書」がなければ 移動の制限の可能性も出てきます。
こうしてスマートシティは立ち往生になったのです。
スマートシティがなくても
と言っても こういう緊急事態のとき 人間は助け合いでなんとかなります。
キャッシュレスがなくても 物々交換や
「ネットが繋がってから連絡するから後で払って貰えればいいよ。とりあえず名前と電話番号をメモして商品を持っていきな」
地元民同士が、後で払ってくれるという信用のもとに取引を続けています。
便利なものがなくても人間は知恵でなんとかなるものです。
まとめ
日本でも実験を予定しているスマートシティですが、災害時はどうなるのか?
電波、電気がなければ、通信も切断、センサー類もアウトとなります。
もちろん、このあたりは十分対応していると思いますが。便利なものは一瞬でなくなる可能性があります。
河南省省都・鄭州市では、ネットから遮断された生活は、地域により2週間以上続いた地域もあります。
そして、ネットが復旧後、アリペイやウィーチャットペイで寄付を受けた人も多いと聞きます。
最後は、人間同士の信頼しかなさそうです。