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2025年最新:PDFにも埋め込まれるマルウェアの脅威と知られざる日常リスク

2025年現在、私たちが普段何気なく扱う.pdf や HTML、ZIPファイルにまでマルウェアが潜んでいます。

信じられないかもしれませんが、知らずに開いてしまえばスマホやPCが感染の入り口になるかも知れません。

この記事では最新の国内検出データ、感染経路、代表的な手口、そして日常でできる対策をわかりやすく紹介します。

📌 日本国内でも急増:2025年 マルウェア検出傾向

ESET社の2025年5月レポートによると、日本国内で検出されたマルウェアで最も多かったのは「DOC/Fraud」(DOCファイルに埋め込まれた詐欺リンク)で全体の約19.5%

続いてHTML形式の<Phishing.Agent>が18.5%、そのほかJS/アドウェア系や偽CAPTCHAなどが報告されています
特にHTMLファイル内の偽リンククリックで感染するケースが後を絶ちません。

📂 PDFが狙われる理由と最新の攻撃手口

PDFは今や標準フォーマットですが、その寛容性ゆえに悪用されやすく、PDF内のJavaScriptや構造を悪用する攻撃が確認されています :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
2025年6月に発表された研究では、言語モデルと中間表現を用いた新手法で、既存スキャナの回避も困難な高度マルウェアを検出できるようになっています :contentReference[oaicite:3]{index=3}。

🚪 感染ルートは意外なところから:VPN・RDP経由の攻撃も多数

警察庁の令和7年(2025年)統計によると、マルウェアの感染経路で最も多いのはなんとVPN機器を狙った侵入で全体の55%

テレワークや法人利用で広く使われるものの、更新を怠ると脆弱性から侵入されるリスクがあります
次いで、リモートデスクトップ(RDP)経由の総当たり攻撃も多く、テレワーク利用者への警戒が必要です

📋 IPAが警鐘:個人や中小企業も対象になる「10大脅威」

IPA(情報処理推進機構)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2025」では、ランサムウェア、脆弱性攻撃、リモートワーク環境の悪用などが強調されています。
これは企業だけでなく個人の利用環境においても関係する内容であり、ファイル経由だけでなく、環境ベースの予防策が求められています

🔐 日常でできるマルウェア対策リスト

  • 怪しい添付ファイルは開かない(特にDOC・PDF・HTML)
  • 送信元が不明なリンク・メールは慎重に:送信者の正当性を確認し、本文ではなくブラウザに直接URL入力
  • VPN/RDP環境は常に最新バージョンに更新:定期的なパッチ適用を怠らない
  • セキュリティソフトやメールスキャナを導入:特に添付ファイルのプレビュー機能付きが有効
  • 二要素認証(2FA)を全アカウントに設定:認証情報窃取にも備える
  • OS・ソフトは自動更新をONに



✅ 総まとめ:意識+行動で“見えない脅威”を防ぐ

ファイルを開く前に一呼吸置くクセをつけるだけで、感染リスクは大きく減らせます。
ExcelやWordに加え、今やPDFやHTMLファイルも狙われる対象です。さらに、VPN・RDPなど環境そのものからの侵入リスクにも意識を広げましょう。
目に見えない脅威だからこそ、日常の「習慣」があなたを守る最大の盾になります。

参考:
– ESET 2025年5月マルウェアレポート
– IPA 情報セキュリティ10大脅威 2025
– 警察庁サイバー注意喚起データ
– PDF攻撃手口と検知技術に関する最新研究

出典:NordVPN「脅威対策Proの集計データを分析した結果」より
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000072662.html



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