YouTubeもIT関連ニュースもその多くが
「今年買ったものベスト10」のようなものばかり
IT小僧は、人と違うことが大好き野郎なので「今年買ったものベスト10」などという陳腐な企画はやりません。
そのかわり
今年の漢字ではなく、今年のガジェットを象徴するものを記録するためにブログに残します。
今回のIT小僧の時事放談は、
2019年は、USB Type-Cの一年だった。 パワーデリバリーの急速充電は驚異的だ。
と題してUSB Type-C機器が増えたことをネタにします。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
USB
USBのおさらいから
ユニバーサル・シリアル・バス(英語: Universal Serial Bus、略称:USB、ユーエスビー)は、コンピュータ等の情報機器に周辺機器を接続するためのシリアルバス規格の1つである。
ウィキペディア
その歴史は意外と古く
最初の規格となるUSB 1.0は1996年に登場した。現在のパーソナルコンピュータ周辺機器において、最も普及した汎用インターフェース規格である。(後々、レガシーポートとも呼ばれるようになる)従来からのRS-232CシリアルポートやIEEE 1284パラレルポート、PS/2コネクタの置き換えを狙ってコンパック、ディジタル・イクイップメント・コーポレーション (DEC)、IBM、インテル、マイクロソフト、NEC、ノーテルネットワークスの7社が合同で1994年に開発を行い、Windows 98において正式にサポートされたことで普及した。
ウィキペディア
USBの開発にNECが加わっていたとは、日本のコンピュータもこの当時は、頑張っていたのです。
USB Type-Cの普及
USBは、iPhone以外のスマートフォンで普及しています。
そのなかでUSB Type-Cと言われる規格は、昨年までは、ミドルレンジ以上のスマートフォンしか対応していませんでしたが、最近は、数万円のスマートフォンもUSB Type-Cが搭載され、さらに急速充電までできるようになりました。
USB Type-Cは、パソコンでは、Macintoshに早くから採用されていました。
USB Type-だけを採用したMacBookが2015年3月10日に発表
しかも給電もUSB Type-Cで行うなど画期的なノートパソコンでした。
なんだかんだ言ってもAppleは、時代の先を読むのが上手い
といってもiPhoneには、搭載されませんでした。
Lightning(ライトニング)は、アップルが開発した独自コンピュータバスおよび電源コネクタを使用したデータ伝送技術
というように未だに独自路線を走っています。
それももっともでケーブルだけの商売でどれだけ儲けたか・・・
とこの話は、何度か出てきたので先に進めます。
今では、USB Type-Cが、多くのデバイスに搭載されています。
USB PD(Power delivery-パワーデリバリー)
USBの主な役割は、デバイス同士の通信で利用するものでしたが、今やスマートフォンの充電ケーブルとして多く使われています。
USB PDとは、USB Power delivery(パワーデリバリー)の略で、一つのケーブルでデータ転送と共に、よりフレキシブルな電源供給を可能にし、USBの性能を最大限に引き出す物の事です。 従来のUSBから進化し、電力とデータが同時に機器に供給できる機能を備えた、新しいUSBタイプのACアダプターです。そのなかでもUSB Power delivery(パワーデリバリー)という規格は、より多くの電源供給ができるようになり急速充電が可能になりました。
このUSB Power deliveryに対応したモバイルバッテリーや充電器が2019年大きな進歩を遂げたのです。
Anker PowerPort
Anker PowerPortという充電器は、ゴルフボールぐらいの大きさしかありません。
人工衛星等の産業用機械に用いられていた次世代パワー半導体素材「GaN」を、Ankerが約2年の歳月をかけて充電器に応用
Anker PowerPort Atom PD 1の登場は画期的でした。
何しろ小さい
そして 一般的な5W出力のACアダプターに比べて2.5倍の速さで充電が可能です。iPhone 11であればわずか30分の充電時間で最大50%まで充電
という 超急速充電スピード
早速購入して Power deliveryに対応しているPixel 3で実験
お昼休みの1時間でほぼフル充電に近い状態
これはいい買い物をしました。
今は、Anker PowerPort III mini という折りたたみ式のものが登場しています。
[amazonjs asin="B07RN3R7B1" locale="JP" title="Anker PowerPort III mini (PD対応 30W USB-C 急速充電器)【PSE認証済/PowerIQ 3.0 / Power Delivery 対応/折りたたみ式プラグ】 iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max/XR、Galaxy S10 / S10+、MacBook Air、 iPad Pro、その他USB-C機器対応"]
そしてこれに飽き足らず
Anker PowerPort Atom III Slim も購入
こちらは、薄型となり
サイズ:約76 × 45 × 16 mm
重量:約57g
というコンパクトサイズ
大きさは、単3乾電池程度
Anker PowerPort Atom PD 1と並べてみた。
かばんの片隅に入れておいてもじゃまにならならない
[amazonjs asin="B07SQPZG81" locale="JP" title="Anker PowerPort Atom III Slim (PD対応 30W USB-C 急速充電器)【世界最薄デザイン/PSE認証済/PowerIQ 3.0搭載 / Power Delivery 対応/折りたたみ式プラグ】 iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max/XR、MacBook Air、その他USB-C機器対応 (ブラック)"]
ケーブルが大事
USB Power deliveryという規格は、充電相手も対応していなければなりません。
Androidのスマートフォンは、この規格に対応するものが多くなってきました。
最近のiPhoneもPower deliveryに準拠しているので高速充電が可能です。
しかし、ここで大事なことが、ケーブルです。
ケーブルは何でも良いというわけではありません。
Power deliveryに対応しているケーブルを使ってください。
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もちろんiPhone用のものも販売されています。
[amazonjs asin="B07H284NKP" locale="JP" title="Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル【Apple MFi認証取得/Power Delivery 対応/急速充電&データ同期/超高耐久】 iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max/XR / 8 (1.8m ブラック)"]
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーもPower deliveryに対応しているものが増えてきました。
というわけで、早速購入して試したところ、これまた急速充電が可能です。
IT小僧は、普段
Anker PowerPort Atom III Slim
という充電器と
Anker PowerCore Slim 10000 PD
というモバイルバッテリーを持ち歩いています。
Anker PowerCore Slim 10000 PDは、USB PD対応のUSB-Cポート (最⼤18W⼊出⼒) とAnker独⾃技術PowerIQ搭載のUSB-Aポート (最⼤12W出⼒) を備え、ほとんど全てのUSB機器を最適な速度でフルスピード充電できるというスグレモノ
Power deliveryに対応したケーブルも不足しています。
このPower delivery兄弟さえあれば、出先で電源に困ることはほぼありません。
電源コンセントがあれば、Anker PowerPort Atom III Slimで直接充電できるし、モバイルバッテリーのAnker PowerCore Slim 10000 PDにも充電することができます。
しかもモバイルバッテリーには、USB Type-C <ー> USB Type-CのケーブルがあるのでこれだけですべてOK
これまでで最強のモバイル電源を確保したと言っていいでしょう。
持ち運ぶ重量は、コンセントの
Anker PowerPort Atom III Slim
約57g
モバイルバッテリーの
Anker PowerCore Slim 10000 PD
重量:約212g
両方合わせても300g以下になっています。
そしてどちらもスリムなのでかばんの中で邪魔になりません。
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気がついたらAnker
ここまで書いてきたのですが、
気がつけばAnker製品ばかりになってしましました。
別にAnker提供のブログではないのですが、Power deliveryというキーワードで製品を選んでいたらAnker製品という結果になっています。
全部 Type-C
スマートフォン、モバイルバッテリー、ポケットWi-Fi 多くの接続にType-Cが搭載されました。
自分が使っているデバイスで、INFOBAR xvとSHURE ワイヤレスイヤホン BT2シリーズ SE215SPEだけが、micro-USBです。
もっともこの2つの機器は、バッテリー持ちがよいので外出先で充電することは、ほとんどないので良しとしよう。
念の為、短いケーブルを入れています。
まとめ
スマートフォンは、総務省の端末代分離、楽天の参加などがあり、通信料金の値下げが期待されたが、さほど大きな値下げにはならなかった。
総務省が、アシストした楽天は、未だにまともにキャリアとしてオープンしていないし、端末分離販売を行ったことと端末代金の値下げを禁止したために、高価なスマートフォンを安価で使うことができなくなりました。
そのため、数万円程度で質の良いアンドロイド端末に人気が集まり、OPPO Reno A などの超コスパ端末も登場
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バッテリー劣化のため数年で買い替え需要のあるスマートフォンって、そもそも10万円を超える値段のものが必要なのかどうか?
と問われる時代になりつつあります。
そのなかで 充電の規格が統一されることは、歓迎されるべきです。
来年は、iPhoneにType-Cが搭載されればと思っています。
これで2019年のIT小僧は、店じまい(の予定)
来年もよろしくお願いいたします。
では、よいお年を・・・
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