大手デジタル関連企業は、自社で発表会を開催します。
Microsoft、Apple、Samsung、Amazon、華為(ファーウェイ)、Oracleなど
どの発表会も興味深く飽きさせないように工夫をしながら最新の製品を発表しています。
その中で一番楽しいのが、
5月に開催される Google I/O そして 10月に開催される Made by Google である。
今回のIT小僧の時事放談は、
Made by Google '19 で発表された 物欲を刺激する5つのガジェット Pixel 4 発表
についてブログにまとめました。
最後まで読んでいただけると幸いです。
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目次
Made by Google '19
Google者が、ハードウェアの新製品発表会を10月15日(米国時間)に開催
発表会の名前は、Made by Google '19と言います。
毎年、Pixelシリーズの発表が注目されますが、それ以上のテクノロジーが満載された製品が登場します。
まだ整理が終わっていないため、全部を詳細にご紹介するのは、あとにして注目すべき5つの製品について
ひとつづつ見てゆきましょう
Pixel Buds
ついに登場というか、Googleのワイヤレスイヤフォン Pixel Budsが発表されました。
ワイヤレスイヤフォンならば、Apple社のAirPodsが有名ですが、スマートフォンと連携重視でイイ音を追求したものでありません。
今回、Googleから発表された ワイヤレスイヤフォン「Pixel Buds」 も音質追求というよりスマートフォンとの連携重視である。
なんだ、それなら、他社のものと変わらない
というのは、総計で Pixel Buds 最大のアピールポイントは
リアルタイム翻訳
Google 翻訳をリアルタイムに利用できると発表されました。
Googleは、またしても スター・トレックの世界に一歩近づきました。
※日本語は、まだみたいですが・・・
つまりこのイヤフォンは、 Google アシスタント機能 を効率よく使うためにつくられたもので音を追求したものではありません。
肝心の音に関しては、試していないので不明
※音楽性能を重視したいならSONYのWF-1000シリーズをオススメします。
またBluetooth接続が強化されて「屋内では3部屋先」、「屋外でならフットボール場くらいの広さ」で無線接続可能と発表されましたが、
日本では、なかなか許可が出なさそうな規格のような気もします。
バッテリーの持続時間は、イヤフォン単体では約5時間、ケース内蔵のバッテリーで最大24時間と発表されている。
発売は、来年
値段は、いくらになるんだろうか?
Pixelbook Go
日本では、あまり馴染みのない Pixelbook
ブラウザ専用のノートブックのようなもので、ブラウザ(Chrome)でなんでもやってしまおうというものです。
ですから、ノートブックパソコンとは違い、ネットが繋がっていないとなにもできません。
そのかわり、構造が簡単、比較的安価で丈夫なこともあって、米国の学校などの教育機関で使われています。
今回の Pixelbook Go は、ハイスペック版も用意されていて ビジネスマシンとしてもアピールしているようです。
ハイスペック版の仕様はノートパソコンに近づいていて
CPU:Core i7
4Kディスプレイ
メモリー:最大16GB
ストレージ容量:最大 256GB
バッテリー持続時間:12時間
2つのUSB-Cポート、ヘッドフォン端子
という豪華なものとなっています。
近い将来、ビジネスもすべてクラウド上ですべてが完結するようになったら、Pixelbookが標準端末になるとIT小僧は思っています。
そのとき、現在のノートパソコンはどうなるのか? 注目です。
※ノートパソコンなくなるとはおもわないけど・・・(IT小僧的見解)
問題は、日本で販売されるかどうかです。
これまでも日本には販売してこなかったので今回もないと思っています。
Nest Mini Speaker
スマートスピーカーである「Google Home」シリーズは、将来、「Home」と「Nest」が統合され、「Nest」というブランドになりそうです。
Google Home Miniからの改良点は、音量が大きくなり、音も良くなっているそうです。
インターフォン機能が搭載され、複数台のNest Mini Speakerと会話ができるようになり、外出先からも内線のように呼び出せる。
この機能が実現できたら使い方はいろいろできるはず。
値段は、Nest Miniは米国では50ドル(約5,400円)
Google Store
https://store.google.com/jp/product/google_nest_mini
Nest Wi-Fi
メッシュWi-Fiルーターと呼ばれるもので、1台のWi-Fiルーターで届かないところを子機を置いて接続範囲を広げることができるという仕組みです。
別段新しいテクノロジーでもないので他社からも同じような製品が販売されています。
唯一違うところは、「スマートスピーカーの機能搭載」なのでNest Wi-Fiがあれば、家中どこでも内線ができるはずです。
Google Store
https://store.google.com/jp/product/nest_wifi
Pixel 4
お待たせいたしました。
最後に紹介するのが、Pixel 4/XLです。
顔認証
5.7インチの「Pixel 4」と、6.3インチの「Pixel 4 XL」で指紋センサーがなくなり、アンロックには顔認証のみとなるが、この顔認証は、iPhoneのものより進化していると思われます。
IT小僧的には、指紋センサーは残してほしかった。
リフレッシュレート
画面のリフレッシュレートが90Hzになる「Smooth Display」を搭載、通常のスマートフォンは、90Hzぐらいなので ゲームや動画などがかなりスムーズになります。
カメラ
Pixel 4は、背面に広角と望遠レンズ搭載で今年のトレンド「超広角レンズ」は、搭載されませんでした。
このあたりが、Googleの「我道を行く精神」で流行を追わないところが良い。
すでに搭載されている機能をアップデート
Night Sight
星空まで撮影できる「天体撮影モード」と超進化
Super Res Zoom
望遠レンズを利用してハイブリッドズームが可能
Portrait Mode
他のポートレートモードは、人物もしくは、動物だけが対象ですが、Pixelの場合、「もの」でもポートレートができます。
Motion Mode
動く被写体をよりよく捉えるためのモードが追加、激しい動きのあるシーンに対応
Live HDR+
動画撮影のアップグレードがされ、明るくカラフルな映像がリアルタイムに撮影可能
ホワイトバランスと露出を簡単に調節できる機能も搭載
今回は、前面カメラは、1つになってしまいました。
圧倒的なカメラ性能は、凄い。
AI恐るべしである。
Motion Sense
今回、最大の注目は、ジェスチャー認識機能であるMotion Senseを搭載しています。
つまり、スマートフォンに触れなくても再生中の早送り巻き戻し、アラームや着信音を止めたりできる機能です。
他社でも似たような機能を発表していましたが、Pixel 4は、これまでのカメラによる検知ではなく、レーダーで検知するという新しい手法が搭載されている。
残念ながら、現時点では、日本では、使用不可能(電波法の問題)か?
日本でも間もなく使えるという情報があります。
eSIM
Pixel 3では、搭載さえませんでしたが、今回は、eSIM搭載です。
これは、非常に嬉しい。
おサイフケータイ
日本版では、おサイフケータイ搭載です。
引き続きありがたい。
発売日と値段
米国では、すでに発売予約可能、24日には出荷開始となっている。
Pixel 4が799ドル(約87,000円)
Pixel 4 XLは899ドル(約98,000円)
日本では、Google Storeで発売開始、SoftBankで発売予定となっています。
Google Storeでは、すでに予約開始
https://store.google.com/jp/product/pixel_4
どちらにしろ、楽しみなスマートフォンです。
まとめ
今回は、駆け足でGoogle新製品をレポートしてきました。
Pixel 4
Nest Mini Speaker
Nest Wi-Fi
これらは、Google Storeですでに予約受付中となっています。
こちらのリンクから製品を見ることができるので見てみてください。
Made by Google '19 は、興味深いものが多く、5月に開催された Google I/O とセットで楽しむと Google が何をやりたいのかがわかってくるような気がします。
Google Assistantに代表されるGoogleのAIは、より生活の中に入ってくるだろう。
今回、発表されたデバイスは、そのAIへの入り口はいるための手段に過ぎない。
すべてがクラウド化された社会になれば
残念ながら日本では、発売されそうにない Pixelbook Go などは、今後数年先にこのデバイスを普通に使っている世界がやってくる可能性もあります。
10年以内には、パソコンというツールが消えるかも知れない気がする。
圧倒的なテクノロジー Google恐るべし
Made by Google '19 フル動画です。
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