AIの登場で多くのことが便利になった。
会議の議事録を録音することで 文字起こし、議事録をまとめる
なんてことは当たり前のようにできるようになった。
英語だけではなく多くの言語を「より自然に日本語に瞬時に翻訳してくれる」ことも可能となった。
SNSには、AIが作成した写真、動画が溢れかえり、どれが本物かどうかわからない
あなたがメッセージをやりとりしている人は、「人じゃなくAIだった」なんてこともあるだろう。
サービスの質問、クレーム処理の多くはAIに置き換えられていて そこに人の姿はいないことも多くなった。
今回取りあげるのは、「GmailがAIで進化、「便利さと引き換え」に個人情報の分析をどこまで許すか線引きが必要だ」という記事がForbesに掲載されたいた。
内容をみてみよう
目次
今回の記事の主な内容
- AIを巡る競争の激化
テクノロジー業界ではAIを活用したサービスの競争が進行中。アップルは遅れを取る一方で、グーグルとマイクロソフトは急速にAIを統合している。 - AIによるデータ活用のリスク
ユーザーの検索履歴やクラウド上のファイルがAIによって分析され、利便性向上につながるが、プライバシー面でのリスクも存在する。 - Gmailの新AI機能の導入
GmailはAIを活用した検索機能を強化し、より関連性の高い結果を迅速に表示。ユーザーの過去のメール履歴を分析することで検索の精度を向上させる。 - プライバシーへの懸念
Googleはデータ管理の選択肢を提供するとしているが、個人情報がどのように分析・活用されるかはユーザー自身の判断が求められる。 - 新機能の展開と今後の展望
「最も関連性が高い検索」機能が個人向けGoogleアカウントで順次導入中。今後、ビジネスユーザーにも提供予定で、さらなる発展が予想される。
GmailがAIで進化、「便利さと引き換え」に個人情報の分析をどこまで許すか線引きが必要だ
Forbes 2025/03/24
GmailがAIで進化、「便利さと引き換え」に個人情報の分析をどこまで許すか線引きが必要だ
グーグルは米国時間3月20日に「Gmailは、AIを活用したよりスマートな検索機能を導入し、最も関連性の高い結果をこれまでより速く表示します」と発表した。これは確かに便利だろう。過去のメールや送信者とのやり取りを考慮し、メール検索の苦労を軽減するというわけだ。グーグルは「もし溢れかえる受信トレイの中から必要な情報を見つけるのに苦労したことがあるとしたら、それはあなただけではありません」と述べている。
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GmailがAIで進化、「便利さと引き換え」に個人情報の分析をどこまで許すか線引きが必要だ
https://forbesjapan.com/articles/detail/77999
「AIを活用したよりスマートな検索機能を導入」することで 大量のメールの中から あなたに重要な事項をAIが検索してくれる。
一日に数百通以上やってくる自分のGmailなんですが、苦労して振り分けをしたり、迷惑メールに誤動作で振り分けられた重要なメールをあさる必要がなくあれば
こんなに便利なことはない
もちろん、AIがメールの内容を検索するわけですから、「きわめてプライバシーの高い情報」までAIがアクセスするわけで、そのアクセスされた情報の行方がどうなるか ユーザーはわかりません。
もっとも メールなどという「はがき」のような 個人情報にユルユルな情報伝達なのだから 仕方がないと言えば仕方がない。
「はい」をクリックする前に慎重に考えるべき重大な決断
「30億人ものGmailユーザーには、安易に「はい」をクリックする前に慎重に考えるべき重大な決断が迫られている。」
と記事の冒頭に書かれています。
長々と書かれてある「責任はあんたにあるんだよ」という誓約書というか免責事項 をよく読むと「個人情報などないに等しい」「情報漏洩しても責任はもたない」のような記載がある場合があっります。
大阪万博のチケット購入時に記載されていた
「あなたの情報(指紋、顔データ、パスポート、健康情報 その他多く)は、こちらで 企業だけではなくどこかの国でも開会することがあるかもね」
という 世にも恐ろしい条文が問題になったけど ネットサービスの免責事項を読むと もっと怖いことが書いてあることがよくあります。
でも 読めないよね 面倒だから
そう なんな長文を読んで「はい」「いいえ」を判断する人 そんなに多くないですよ。
誰がやっているかわからない Googleならいいか?
自分はネットサービスの仕事をしていたこともありますが、「個人情報の免責をこれでもか」と記載してあります。
もちろん 会社の弁護士で確認して公開しますが、「個人情報なんか 観ようと思ったら 見放題」という会社もあります。
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よりによって、中国に決済情報を見せている企業も「予想より多く」あると思います。
だから いまさら 個人情報など必死になっても無駄です。
ならば 便利になるなら 「ま いいか Googleだから」と自分は、「はい」を押します。
もし、個人情報を守りたければ 今すぐに パソコン、スマホを捨てて インターネットに接続しない生活しかないでしょう。
もう 手遅れですが・・・