TRON (The Real-time Operating system Nucleus)というOSが、1984年から開始された日本発のOSでその仕様、目差すものは世界の最先端であった。
しかし、一部を除いて世界標準とならなかった。
都市伝説ですが、スーパー301条(英語: Section 301 of the Trade Act of 1974)の影響で潰されたと言われています。
実は、国内企業(NEC+ソフトバンク)がその原因の一つということですが、現在は、米国のMicrosoft、Appleが事実上世界標準として巨大なシェアを獲得しています。
サーバーでは、UNIXからのLinuxの派生OSがほとんどのシェアを獲得、データベースは、Oracle、SQLServer、MySQL(派生)が主流でいずれも日本発のプラットフォームではありません。
※細かいところではさておいて
現在、世界中のプラットフォームは、日本以外で誕生したものです。
今回、日本発のプラットフォームが世界に向けて動き出しているというニュースが出てきました。
Space Station OS
宇宙のOSを日本から 宇宙ステーション向け「Space Station OS」
宇宙のOSを日本から 宇宙ステーション向け「Space Station OS」
宇宙ステーションの開発は、いくつもの国や企業が協力しなければならない大事業だが、そこで重要になるのが情報やシステムの共通化だ。各メーカーが独自システムで競っていた黎明期のパソコンが、WindowsというOSの登場で一気に普及し、同時にインターネットの爆発的な発展を招いたように、国際宇宙ステーション引退後の民間宇宙ステーション開発の動きに向けて、OSで共通の開発基盤を整備しようと「Space Station OS」がオープンソースでリリースされた。OSが世の中を一変させた例はパソコンにとどまらない。携帯電話もかつてはキャリアごとの独自仕様で互換性が乏しかったが、スマホの時代となりAndroidやiOSなどのOSが世界共通のプラットフォームを構築し、全人類がひとつの情報網でつながった。昨今、ロボットがめざましい発達を見せているのも、2010年にアメリカのウィローガレージがリリースしたROS(ロボットOS)のおかげだ。それによりロボット制御のためのプログラムの標準化が進み、開発の手間が大幅に削減された。現在、ROSは産業用ロボット、自動搬送ロボット、お掃除ロボット、ドローンなど幅広く活用されている。
JAXAで国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の開発責任者だった長谷川義幸氏は、JAXAと日本の企業8社との共同開発でデータ共有に大変に苦労した。さらにNASAとのインターフェイス試験でも障害が多く、本来の技術開発とは別の労力とコストが大量に費やされたとのこと。「宇宙ステーションの基本的な機能を組み込んだSpace Station OSは、そのような余計な業務を効率化でき開発を加速できる可能性があります」と話している。
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宇宙のOSを日本から 宇宙ステーション向け「Space Station OS」
https://forbesjapan.com/articles/detail/74985
「Space Station OS」がオープンソースでリリース という試みは、今後 宇宙開発をするためにコストを抑える可能性があります。
宇宙空間という特殊な環境にロケットを打ち上げ 宇宙ステーションを運営している国は少ない。
日本の日本実験棟「きぼう」は、優秀だったと言われています。
日本発のOS
ノウハウを生かした宇宙ステーションのOSをまとめて日本発のOSとして公開するって 簡単なことではないはずです。
Space Station OSは、ソフトウェア開発者のための世界最大規模のソースコード共有サービスGitHubで公開されている。現在は第一歩となる「Phase 1」だが、2027年には実際の宇宙ステーション運用に対応した「Phase4」にまで発展させる予定だ。
動画も公開されているのでぜひみてください。