世界中を賑わせている ChatGPT これで論文を作成してAIが書いたかどうか試験をしてみたり、英語の教材をつくらせたり、小説を書かせたり いろいろな試みが世界中で行われています。
そのChatGPTを構築したOpenAIという企業は、Microsoftの資金援助を受けて世界に衝撃を与えることに成功したスタートアップ企業です。
今回のIT小僧の時事放談は
スクープ! ChatGPTは、元Googleのエンジニアが立ち上げたスタートアップ企業だ
と題して ChatGPTは、Googleの研究機関だった・・・
というお話です。
最後まで読んでいただけたら幸いです
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Microsoft vs Googleの代理対決
ChatGPTの開発元であるOpenAIは、Microsoftから資金援助を受け ChatGPTを世に出すことに成功しました。
ChatGPTの登場とMicrosoftのブラウザEdgeと検索BingにOpenAIの技術が搭載されることが発表
Googleの支配してきた 検索とネット広告に挑戦してきたMicrosoftに対してGoogleは、Bard というチャットサービスを発表
ここに ChatGPT vs BardというMicrosoft vs Googleの代理対決が実現することになった。
## ChatGPTは、GoogleのGPTという技術(基礎)だった
さて ここで6年ほど前に遡ります。
Googleは、AIの活用のため英国の
「わたしたちは6年前、AI重視へと戦略転換しました」
「それ以降、全面的にAIへの投資を続けてきたのです」
GoogleのCEO サンダー・ピチャイ(英語: Sundar Pichai)氏は、ブログで発言している。
2014年にGoogleのAI研究部門と2014年に買収した英国を拠点とするAIスタートアップのDeepMindは、Googleの資金力と協力の下で強力なAIエンジンを研究 開発 一部は、スマートフォンなどにも提供されていて日常的に意識せずに使われています。
そのAIモデルは、GPTという名称で構築され、テキストの文字列からその次に来るものを予測
GPT? あれ? ChatGPTのGPT
そうです。Googleで開発研究されたものが、基礎となってOpenAIからChatGPTが誕生したのである。
慎重になったGoogleと退職者
Googleで開発研究されてきた「GPT」モデルは、LaMDAと呼ばれている。
このLaMDAですが、Googleは、
Webからスクレイピング(自動抽出)されたテキストでトレーニングされたAIモデルは、誤った情報をあたかも真実のように思わせるだけでなく、人種や性に関する偏見を示したり、憎悪に満ちた言葉を繰り返したりする傾向がある。
として上層部から実用化することに製薬がかけられブレーキがかかってしましました。
この制約は2020年に「テキスト生成テクノロジーに関する警告を強く訴えた研究論文」としてGoogleの研究者が暴露
この件に関して一部のGoogle幹部が、ティムニット・ゲブルとマーガレット・ミッチェルという著名なAI倫理研究者を解雇
Googleのほかの研究者は、会社が二の足を踏んだことに不満を抱き、退職
退職したメンバーが中心になって テクノロジーを活用するスタートアップ企業を立ち上げた
その企業がOpenAIということです。
まとめ
Googleにしてみれば 自社で研究してきた成果をよそで発表されたようなChatGPTですから対抗心はかなりあると思われます。
ChatGPT vs Bard
OpenAI vs LaMDA
Microsoft vs Google
この戦いによって AIがさらに進歩することは違いありません。
人智を超える日も近い
そうなったとき人類はAIによって支配されてしまうのか?
それとも よりよい世界が待っているのか_
すくなくても 今後のトレンドは、Metaでないということは、間違いないような気がします。