Amazon　LINEのスマートスピーカー「Clova WAVE」は、販売しない

LINEが発売しているスマートスピーカー「Clova WAVE」をAmazonは、販売していません。
Google Homeもどうように出店していません。

そりゃそうだろう　ライバルの製品を取り扱うわけがない。

今回の「IT小僧の時事放談」は、「Amazon　LINEのスマートスピーカー「Clova WAVE」は、販売しない」と題して、ライバル製品は売らないのが鉄則、でもキラーコンテンツを持っているところは、妥協しよう　という話をします。
最後までお付き合いいただけたら幸いです。

スマートスピーカー戦争

今年の秋からスマートスピーカーが日本に上陸してきました。
Amazon Echo vs Google Home が、真っ向から対決しています。
対して、LINEも「Clova」を発売しました。

このあたりは、このブログで何回か取り扱ってきたのでそちらを読んでいただけたら嬉しいのですが、正直
Amazon Echo vs Google Home の２強で決まりでしょう。
あとは、その他大勢です。

LINEも頑張っていると思いますが、知名度などで勝負ありです。
こうして、またしても米国産のプラットフォームに侵略されてしまったわけです。
研究にかける予算、ビッグデータ、人材からして、最初から勝負にならなかったわけです。

LINE

LINEは、個人情報の規制に対してゴタゴタしている間に個人の電話番号を吸い上げ、個人が登録した住所録から電話番号の収集に成功
あっという間に広がっていきました。
スマートフォンに登録している電話番号をもとに友人と称してフォロワーを広げ、強力な広告展開、スタンプ販売、音楽配信、MVNOまで手を広げました。
最近は、少し飽きられたという話を聞きますが、高年齢層もガッチリ掴んでいます。
そこが、出してきたスマートスピーカーです。

個人的には、この会社の背景を考えると電話番号と会話、さらには、音声まで集められるのは気持ちがよくないのでこのスピーカーは遠慮します。（これぐれも個人的な感想です）
個人情報と引き換えでサービスを受けることができているのであまり文句は言えないし、すでに個人情報などあってもないような時代ですからお互い様とでも言うことでしょうか？

嫌だったらすぐに「スマートフォン」や「インターネット」から離れましょう

というような時代です。

Amazon vs Google

Amazonが、Google Homeの取扱を辞めたことからGoogleが
「Amazon Fire TV」、「Amazon Echo Show」からYouTubeの配信停止するぞ！
Amazonが「Prime Video」をChromecastやGoogle Homeに提供しないぞ！

最終的には、AmazonがGoogle製品を取り扱うとかなんとか？
という話が出てきたようです。
これが、解決されれば、Amazonのデバイスで引き続きYouTubeの配信が続くでことでしょう。

[amazonjs asin="B01J4IY8WE" locale="JP" tmpl="Small" title="Amazon Echo Plus (Newモデル)、スマートホームハブ内蔵、ブラック"]

LINE vs Amazon

Amazonが、LINE 「Clova WAVE」を販売しない方針です。
そりゃそうだ、ライバル製品は販売しないですよ。
LINEのサービスと言ってもLINEぐらいしかないのでAmazonは、別にこのサービスがなくても困らない。
YouTubeを持っているGoogleとの違いです。

まとめ

スマートスピーカー上陸で盛り上がったこの秋でしたが、Googleは、Google Home Miniの半額セールとかはじめたりして競争が激化しそうです。

今は、物珍しさから注目されていますが、来年の今頃は、どうなっているのでしょうか？
飽きやすい日本人ですから、見向きもされている可能性もあります。

自分は、ラジオとして考えると安いかな？（一番下の製品）とも思っていて、買おうかどうか悩み中です。