世の中には、不条理なことが、まかり通っています。
愚かな政治家は、国民より利権を重用したために政権を渡してしまい、政権を担ったさらに愚かな政党のために国益がさらに損失を被るという。
どこかの国でもありましたね。
歴史は繰り返されるのか?
今回のIT小僧のブラック時事放談は、
有能な社員より 愚かな管理職を優遇した会社の末路 IT企業は、人材が生命線
と題して、これまで見聞き、体験してきた会社の不条理で自滅の道をたどった話をします。
最後まで読んでいただければ幸いです。
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目次
仕事ができるフリをしている部長さん
ある企業で、ほぼ全員から敬遠されている人が、部長職になった。
パワハラ全開でいまだったら、即刻 切られるような人物でした。
自席に呼び出し、数時間立たせた挙げ句、なにも指示しない(できないと言ったほうが正しい)
くだらないことでネチネチとしつこく言い続けているだけで部下には、何一つアドバイスしない。
他部署の悪口を言い続ける。
その割に経営者には、できるふうな姿勢を見せるのが上手い。
昭和の時代の会社ならば、確実に出世するタイプである。
しかし、彼が、エンジニアとして優秀かといえば 必ずしもそうではなかった。
自己中のコーディングで自己陶酔していて、メンテナンスをする部下としては、大迷惑なコード
客先で「俺様全開モード」で出禁をくらったり
まともな検証をしないで最新技術を取り入れて これまた部下が大迷惑
しかし、老齢な経営者にとっては、昭和的な管理職である彼が、有能に見えたのであろう。
部下から見放されたパワハラ部長さん
リーマンショックで大打撃を受けたIT業界は多かった。
特に金融系システムを専門にしていたところは、外資企業が次々と日本から離れるにつれて顧客を失い続けました。
その企業、2000年ごろからのITバブルに乗っかり、急激に事業を拡大していった。
数人でマンションの一室で始まった会社は、数年後に新規のビジネスビルの1フロアーを借りるぐらいに拡大していった。
しかし、少々無理をしてきたことと、先に上げたリーマンショックに打撃で、経営が一気に悪化、事業縮小どころか、会社の存続の危機にまで追い込まれた。
せっかく引っ越したオフィスの家賃が重荷になり、100人近い社員を抱えることは事実上不可能になってゆく。
そんななか、早期退職社を募集
募集当日に社員の半数近い人が、早期退職に応募した。
そして、その応募した多くの社員は、パワハラ全開の部長の配下で仕事をしていた社員であった。
早期退職者の多くは有能な人材
IT業界だけではなく、早期退職社に応募した人の多くは、有能な人材です。
今回の早期退職をした人と飲み会をしたことがあるのですが、その多くの人は
「会社は、好きだった」
「だけど あいつは許せない」
「やつさえいなかったらやめなかった」
結局、この会社は
「たったひとりの男のために優秀な人材を10人以上失った」
その後は、どうなるでしょうか?
有能な人材こそが企業の財産
特に中小企業の経営者は、誰を徴用するかで企業の成長が決定されると言っていいだろう。
仕事ができなくても人望があり、人心掌握に優れ、優秀な人材を活用できる人を企業の核に据えるべきであろう。
管理職は、管理が仕事で 人を動かすことができる人ではない。
そういう管理職がいる企業の多くは、マニュアルが充実しています。
マニュアルというのは、誰でもできる仕事なので 数年後には、人でない人がやっているでしょう。
そこを気が付かないで マニュアルを使い続けるのは、毎年同じことしか教えられない学校の先生ぐらいになるでしょう。
そのマニュアル以外の仕事ができる人こそ優秀な人材であり、企業は重要視しなければならない。
その優秀な人材が次々と去ってゆく企業は、いくら人材を確保してっも逃げられるだけだろう。
もし、あなたが努めている会社でこれまで書いてきた上司がいる場合、逃げることをオススメします。
貴重な時間を無駄にするだけで、企業もろとも巻き込まれてしまうかもしれません。
まとめ
IT小僧は、これまで多くの企業で仕事をしてきました。
無能な管理職や経営者、くだらない会社の決め事や、くだらない慣習、近いうちにネタにしますが、若い人ばかりで中間層がいない企業、異常に退職者が多い企業だったら、そこの色に染まる前に逃げてください。
ヤバそうな企業がゴロゴロしています。
自分の尾ャリアを阻害する と思ったら、可能性を試せるところを探しましょう。
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