今回のお話は、テック企業ではなく、社内SEとして一般企業で仕事をすることについて長年の社内SE経験を話します。
社内SEという、非常にストレスの貯まる職場ですが、興味深い仕事でもあります。
今回のIT小僧の部屋では
社内SE編 会社で生き残る処世術教えます
と題して 社内SEとして生き残るのはどうすればよいか?
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
社内SEってどんな仕事
SIer、開発ベンダーなどコンピュータ専門でソフトウェアの開発をしている部門でしたら社内SEなんて中途半端な職種はないでしょう。
しかし、コンピュータ業界以外の企業では、社内SEなる職種がある場合があります。
特に中小企業では、1人か2人ほどのスタッフがいる場合があって、正社員だったり契約社員だったり身分は、いろいろですが、「コンピュータならなんでも知っている人」という立場で仕事をしています。
仕事内容は、一言で言えば
「コンピュータ関連 よろず請負人」
と言っていいでしょう。
パソコンありきの企業
現在の企業は、ほぼ全員がパソコンを使っていると思います。
メール、Excel、PowerPoint、Word、Termsなど多くのソフトウェアを使うようになってきました。
最近では、ZoomなどのWeb会議と呼ばれることにも多く使われ、メールに変わってチャットも使われるようになりました。
出退勤、残業、交通費、休暇申請、交通費精算などなど 社内での手続きもパソコン(スマホ)で行っている会社さんも多くなってきました。
また、契約書も電子化される時代となり
※手書きでハンコを押してなんて時代から一気に変わってきました。
そして重要なのは、社内のネットワークとかルーターとかWi-Fiとか 様々なデジタル機器が円滑に動作していないと業務どころか会社の機能停止となってしまいます。
つまり、多くのデジタル機器を誰かが管理、運営しなければならなくなっています。
そこで 社内SEという曖昧な名目で仕事をしている人が必要になってくるのです。
デジタル関連 よろず請負人
社内SEの仕事は、多岐にわたっています。
一番多いのは、「パソコン関連なんでも屋」です。
水道のクラシアン?ではないですが、内線一本で現場に走って行って パソコンのトラブル対応です。
デジタル関連 よろず請負人
と言っていいでしょう。
デジタル機器と言ったのは、コンピュータだけではなく、ネット回線、ルーター、サーバー、クラウドなど多くのデジタル機器(インフラ)が存在しているからです。
これらデジタル機器(インフラ)は、複雑に連携して動作しているため、問題が発生した場合、解決には「ある程度の専門知識」が必要となってきます。
ですから
社内SE = デジタル関連 よろず請負人
と言っていいでしょう。
主な儀毎
社内SEの仕事は、多岐にわたり、
パソコン
クラウドやネットワークなどのインフラ監視
セキュリティ監視
などの監視業務
パソコン初期設定
アプリ初期設定
などのソフトウェア、ハードウェア設定など
パソコン、デジタル機器他
などのトラブルと故障対応
開発会社、ベンダーとの交渉
と言った、幅広い知識と対応力が必要です。
また、デジタル音痴の経営陣にどうやって 「まともなパソコンを購入」するかなどの説明などが重要な仕事です。
あほな経営者は、業者の言うがままの 数世代遅れのパソコン、メモリーが4Gしかないパソコン、くそみたいなアプリがインストールされまくっているパソコンなどを推し進めてきますが、それを拒否する強い心が必要です。
なんでも安ければいいという コスパと安売りの区別が付かない IT音痴の経営者が多いこと多いこと
ときには、社長のiPhoneを設定するなど ヤバい仕事も頼まれます。
社内SE編が会社で生き残る処世術とは
社内SEもカネがかかるとして 最近では、全部外注で済まそうとしています。
安くしろしか言わない デジタル音痴の経営者は、
「脚がないビグ・ザム」を未完成と言ってしまうぐらいのレベルなのです。
そういうところで生き残るには
経理業務をしている部署の(特に女性陣)に信頼されることにつきます。
会社の経営状況を直に触っている彼女達の信頼を得るというのは、直接経営陣と直結している場合が多いので ここで絶対的な信頼を得ることに成功すれば
あなたの社内SEの地位は安泰です。
そのためには、普段から 経理業務の仕事をきっちりこなし、時には付け届けなど 仕事だけではなく人間として信頼を得られるような努力が必要です。
まとめます
社内SEとしいて生き残るには、人間関係が重要
コンピュータの知識だけでは対応できません。
広い知識も必要なので つねに勉強が必要となるでしょう。
会社の生命線であるコンピュータとネットワークを守るという重要な仕事です。
やりがいのある仕事には間違いありません。